森のかけら | 大五木材


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20120325 1久し振りの『今日のかけら』です。本日俎上に上がるのは、『楡(ニレ)』。英語で言うと『エルム(Elm)』ですが、私が木の仕事をする前にこの名を意識するようになったのは、アメリカ史における汚点『ケネディ暗殺事件』が実行されてしまった場所「エルム・ストリート」が初めて。もともとこの種のミステリーは大好物で、中・高校生の頃から盛んにその手の雑誌を読み漁りました。UFO、アトランティス大陸、古代の巨大生物、UMA、陰謀、謀略・・・田舎住まいの少年の心は世界の謎でときめいておりました。

 

20120325 2なかでもアメリカ合衆国の恥部であり最大の謎『ケネディ大統領暗殺事件』に関しては、映画『JFK』や『ザプルーター・フィルム』の最新解析などでさまざまな説が展開されていますが、個人的には後任の大統領リンドン・ジョンソン真犯人説を支持派です。中・高校生の頃(昨今のようにTVで堂々と検証されることなどあり得ませんでしたので後ろめたいような雰囲気の中、国家の陰謀を知っているのは自分だけだ的なドキドキ感で)読んだ落合信彦氏の『二〇三九年の真実―ケネディを殺った男たち』にハートを鷲掴みされました!当時はまだ米ソが冷戦状態で、謀略やスパイなどの「ハードボイルドモノ」が充分に成立する時代でした。

 

20120325 3今となってはその立場は危ういものとなっているようですが・・・。話がどんどん「ニレの木」から遠ざかってきているように思われますがもう少々お付き合い下さい。それで当時漠然と記憶にあった『エルムストリート』の名前が次に鐘を鳴らすのは、大学生の時に観た映画『エルム街の悪夢』です。この悲惨な惨劇の夢舞台(?)となる『エルムストリート』はダラスのそこではなく、あくまで架空の街という設定ですが、誰もがあの事件をイメージするのは必然。そして三度目の覚醒が、職業としての木材としてです。

 

20120325 4ここまで書くと「エルム」にネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、ミステリー好きで、映画好きの私としては、木を語るうえでの「たまらないサイドストーリー」でもあります。もうそれだけでエルムが好きになってしまうじゃないですか!木を知り、木を語る楽しみはこんなところにもあります。産地や学名、特徴や気乾比重を知るという直球勝負もいいですが、時にはこういうパスボール必至の変化球も楽しいのでは!しかしそれだけでは納得のいかない方向けに明日は真面目に木の話!




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