森のかけら | 大五木材


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20120330 1年度末となって、それぞれの現場が追い込みで弊社も加工がかなり混雑しております。小型の帯鋸と加工機が2台あるだけのちっぽけな加工場ですが、朝から夕方まで間断なくフル操業状態です。「出来ることは何でもする」が零細小売店のスタンスです。今日もさまざまな樹種が加工場に集合しております。手前が『ダグラスファー』、その隣が『SPF』、左奥が『イエローポプラ』と『ヒノキ』と『ウエスタン・ヘムロック』、更に右奥が『ウエスタン・レッドシーダー』。弊社にとってごく当たり前の光景です。

 

20120330 2小さな工場なので効率重視が命題です。割りや手押し加工、サンダー仕上げ、長さのカット、梱包など、開いたスペースで手の空いた人が出来ることを黙々とやっていくのみです。いろいろな樹種が順番待ちで居並ぶ様は、もはや恒例行事。特殊な加工は外注しますが、単純な加工については可能な限り自社でやっています。弊社のお得意様だけというわけではないと思いますが、最終加工まで仕上げてして現場に納める頻度がますます高まってきてます。

 

20120330 3以前は、荒材を大工さんや工務店さんの作業場に納品させていただき、大工さんが仕上げして現場に持ち込まれるという流れでしたが、今はほとんど現場納品。それに伴い納期もかなりタイトになってきています。弊社で製材・生産しているわけではありませんので、別注材については製材所に挽いてもらって弊社まで持ち帰って、それからの加工スタートとなります。現場もだんだん工期が短縮され、入荷と納品までの時間もどんどん追い詰められて、中間流通業者は板挟み状態。

20120330 4昔は品質のクレームでしたが、今は納期のクレーム。いずれも対応次第では毒にも薬にもなります!工期がタイトな分、いちどきに多樹種を加工しますから、いろいろな色の削り粉が発生します。いちいち片付けてもいられませんので、プレーナーの削り屑の上に違う色の削り屑が重なり合ってなんだかいい雰囲気。『ダグラスファー』の淡紅色のうえに『ヒノキ』の淡黄白色、更にその上に『イエローポプラ』の淡緑色が重なり、不思議なグラデーション。これも何かに使いたいのですが、未だ『出口見えず』・・・




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