森のかけら | 大五木材


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20120804 18月24日の全国一斉公開に先駆けて、国内最速の先行上映で映画『プロメテウス』を観て来ました~!一番大好きな現役の映画監督リドリー・スコット、20本目の新作にして、『ブレードランナー』以来のSF映画、そしてかの『エイリアン』の前日譚と言われる本作ですが、やたらTVCMで煽りまくっているのに公開は月末だなんてあまりにも酷な話!それまでとても待ちきれず、キツイ日程の中相当無理をして観てしまいました。映画の内容がよければ3D眼鏡も気にならず。マナーとして当然核心に触れるような事はアップ致しませんのでご安心を。

 

20120804 2『プロメテウス』に対する期待感は以前にもブログで熱く語りましたが、300数本はある書斎所蔵のDVDの中で群を抜いて多いのは、SF、アクション系なのですが、意識して集めたわけではありませんが、気がつけばリドリー・スコットの作品はほぼ網羅。監督でDVDを買う事は少ないのですが、それだけ集まるというのは、演出の作風の波長が合うという事か。リドリー・スコット監督、決してストーリー・テラーでもないし、話が破綻する事も多いのですが、私は筋を追う観方をしないので全然平気です。

 

20120804 3私自身が場面場面での情緒や叙情を楽しむ性格なので、少々話がつながるまいが、不自然さがあろうがOK。よく、細部の描写が史実と違うとか、話の展開に無理があるとか批判する人もいますが、歴史ドキュメントじゃあるまいし、製作者が訴えたいテーマを語るために映画という媒体を利用しているのですから、訴えたい場面で常軌を逸したり、誇張や偏り、バランスを失っても無理かなぬ話。無理矢理辻褄合わせに時間を割くような説明シーンは、映画そのものの勢いを殺すだけ。

 

20120804 4ああ、そう考えれば自分の『ものづくりの発想』も勢いのみ。私は建築関係の学校で学んだわけでもありませんし、大手の材木問屋で修行を積んだわけでもありません。まして父親が何代も続く材木屋の親父というわけでもありません(父の本業は土木業)ので、本当の材木屋の王道の仕事というものを肌で経験したという事も無くすべてが自己流。そのお陰と言ってはなんですが、既成の材木屋の概念に囚われる事のない型破りで好き勝手な事が出来、【森のかけら】も誕生しました。

 

20120804 5ですので、私の場合ものづくりの起源は崇高な理念や伝統などとは無縁の、『自分の楽しめるモノを追っかけて・・・』ということにでもなるのでしょうか。道徳や哲学、教育とは無縁の、本能のみの生き物・人類の起源にどれだけ崇高な意思が働いたのか?たまたま偶然の産物が、親たる地球星を滅ぼしてしまうような〔文明〕を身に付けてしまったがゆえに、起源に高邁な意味を求めているのではないだろうか・・・果たしてすべての事に本当に〔意味〕はあるのだろうか・・・

 

20120804 6家に帰ってから、『エイリアン』を観直して気がついたのですが、自分がリドリー・スコットを好きなのは、演出に「余計な説明が無いから」だと思います。話の腰を折るようなサイドストーリーのデザートには一切見向きもせずに、物語の本筋をひたすらに猛進。前編必要不可欠は場面のみで構成されているので、ゆとりも余裕もなく一気にカタストロフィまで突っ走る潔さがたまらないのです。そこが、説明不足のそしりを受けるのでしょうが、そこがカルトキング!だからリドリー!では、プロメテウス号乗船!




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