森のかけら | 大五木材


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20121227 1更にしつこく昨日に続いて『間伐材』の話です。(俗に未利用材と呼ばれる)『間伐材』が森から出て来ないと書きましたが、ものの値段は供給と需要のバランスで決まるもの。本当に『間伐材』を利用しようと思う高いココロザシがあるのであれば、木材市場や製材所を介さずに直接林業家と交渉して、それなりの対価を払って山に放置された『切捨て間伐材』を、山から下ろしてもらうという事は出来るはずです。ただし、それには相応の覚悟と努力が必要になってきます。

 

20121227 2間伐材』が山から降りて来たとして、そこかの製材所で製材してもらわねばなりません。その際、時間対応で製材してもらう(賃挽き)わけですが、通常よりも小さくて曲がりねじれているような未成熟材ですから、効率はよろしくありません。曲がりやねじれを考えながら結構な時間をかけて製材してもらったとて、おのずと使える量は通常よりも随分少なくなります。結果、歩留まりとしては通常製品の数倍もするようなモノになることも充分考えられます。そこまでして使っていただければ『間伐材』も本望!

 

20121227 3世に『間伐材を使った商品』という触れ込みは多いのですが、どこまでが信頼性のある『間伐材』なのかはなはだ疑問です。まあ、かなりの量がまとまれば通常の主材並みの流通も可能になるのかもしれませんし、全てを伐採してしまう『皆伐』に対する反語的な意味合いとしての『間伐(材)』というスタンスもあるのかもしれません。折角、木に関心を持って『間伐材』でも使ってやろうと言ってくれているのに、そこまで神経質になる必要もないじゃないかと言う方もいらっしゃいます。

 

20121227 4でも、だから『間伐材』という言葉だけが独り歩きをして、その看板だけ掲げていれば「環境に配慮した、健全な森の循環に貢献している商品です」という気分がまかり通ってしまうのです。『間伐材』というキーワードが商品価値を持っているのに、木材関係者はうまく使えていないと諌めるコンサルタントがいます。でもそれは、なにかぼんやりして向こうの透けた錦の御旗に頼ることなく、胸を張って堂々と『利用するだけの価値と意味があるからこの木を伐って商売しています』と言いたいプロの矜持でもあるのです。




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