森のかけら | 大五木材


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20130119 1森のたまご』について先日ブログで触れましたが、この商品を作った背景にはふたつの事情があります。【森のかけら】にするにはモッタイサイズのちょっと大き目の端材の出口を作りたいという事と、もうひとつは『プレミア36』の木の(森のかけら以外の)別の出口を作る事です。一般的には珍しく入手も難しいような樹種については、『プレミア』という冠を与えて区別したのですが、それが逆にそれらの樹種の取り扱いを縛ることとなってしまったのは諸刃の剣。それら希少種の新たな出口が『森のたまご』。

 

20130119 2森のたまご』という名前からも分かるとおり、たまご形の造詣は掌で触感の滑らかさ楽しめる事が最大の持ち味です。その滑らかさを生み出すのは、広葉樹の繊細で緻密な年輪です。びっしりと中身の詰まった『森のたまご』は、それだけでペーパーウェイトになるぐらいしっかりした重みがあります。そういうわけで『森のたまご』は、滑らかで重みがあり、杢目に特徴のある『プレミア36』の広葉樹を中心に製作する予定なので、240種はおろか50種も出来るかどうか。

 

20130119 3『プレミア36』の木については、在庫サイズの問題と価格の事から【森のかけら】以外の活用実例がほとんどなくて、『今日のかけら』で取り上げるのも躊躇していましたが、自ら意識的にその機会を作っていかねば何年経っても変わりそうにないので、実用事例が無くとも木の解説をさせていただく事としました。そうでなければいつまで経っても『プレミア36』は遠い存在のまま。正直なところ、私自身も『プレミア』な木についての経験も知識も浅いのですが、分かる事から少しずつご紹介します。

 

20130119 4大変前口上が長くなりましたが、この『森のたまご』のコンセプトを実現させるためには、それに適した材料が不可欠。そもそもは、【森のかけら】用に製材したものですので、その差わずか数センチといえども、素材を揃えるのは決して容易な事ではないのです。なので、現在完成している『森のたまご』は全部で30種足らず。その中で『プレミア36』の木としては、キングウッド、チューリップウッド、リグナムバイタ、ゼブラウッド、ウェンジの5種。個別の樹種については追ってご紹介させていただきます。




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