森のかけら | 大五木材


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20130207 1本日もまたまた映画『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』』の話。映画の中で漂流を続ける少年とトラは、ある日無人島に辿り着きます。その無人島というのが・・・いつもはマナーを遵守して、公開中の映画のネタバレになるような核心には触れないのですが、今回はここに触れないと木との結びつきが話せないので、これから映画を観ようという方は読まないで下さい。さて、漂流生活の末に少年とトラが辿り着いたのは、食料と水に恵まれ、数万ものミーアキャットの大群が棲む無人島でした。

 

20130207 2ところがその楽園のような無人島は、夜になると一変、恐怖の食肉植物の島に変身するのです。つまり食料や水で人や動物達をおびき寄せて、夜になって寝入ったところを食べてしまう人食い島だったのです!何という設定でしょう!『ドクター・モローの島』、『SF巨大物の島』など孤独で逃げ場の無い島ハプニングSF大好き人間として、その設定だけでおかわり3杯はいけるぐらいの美味しいシュチエーションなのですが、その無茶設定すらもそれなりに納得させてしまうのは映像の力でしょう。

 

20130207 3ダブルメガネで、3Dメガネのずり落ち感(鼻が低いので)は煩わしかったものの、緻密で美しい映像は、この御伽噺に真実味すら与えてしまうほど。っしかも今回はただの3Dではなくて、愛媛で初めて取り入れられた『IMAXデジタルシアター』という画期的な次世代のプレミアムシアターという事だったので、余計に臨場感を楽しめたのだと思います。メカ音痴には詳しい事は分かりませんが、スクリーンが広角になって自分と一体感が出るような不思議な感覚で迫力満点でした。

 

20130207 4さて、食肉生物の島の話に戻りますが、島が人を食べるといっても、漫画みたいに島が暴れだすのではなくて、植物の蔓が巻き付いたり毒性のある棘が刺さったり、水が化学変化を起こして死に至らしめるというリアル(?)な感じなのです。それでも島が人や生き物を襲うという設定は素晴らしい~!それを映像として見せる(決定的瞬間は出ませんが)意欲は、3Dという技術があってこその英断。こういう島が実在するか否かは知りませんが、世界には恐ろしくも不思議な木もあります。その話は明日・・・




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