森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20130429 1

弊社の感謝祭では木工クラフトをはじめいろいろな職種の方が出展していただき無事盛況のうちに幕を閉じることが出来ました。なにぶんスタッフの数も少なく充分な対応も出来ませんでしたが、その分参加された皆さんが自主的に楽しんでいただいたようです。土場の一角では、完全セルフサービスのミニミニ木工コーナーに人が群がっていました。木材関係のイベント=木工教室という図式は全国共通ですが、そろそろ定型からの脱却も考える時期なのではないかとも思うのです。

 

20130429 2自社内部で木製品を生産するノウハウがある企業ならまだしも、流通メインの木材店の場合は、ひと様に技術指導できる技量はありません。私も得意なのは「作る」よりも「語る」ことなので、木工の指導をしてくれと言われても困惑してしまいます。材木屋だから大工道具ぐらい使いこなせるでしょうというイメージは正直辛いところです・・・。「木」に対するアプローチはいろいろあっていいと思うのです、さて、当日は「」に関する出展も多数あったのですが、早々に食材売り切れの店が相次ぎました。

 

20130429 3こういうイベントでは「食」の強みを実感させられますが、食にまつわる木工品も沢山あります。例えばこちらは、当日出展していただいていた樹のぬくもり工房』さんの楡(ニレ)のフライ返し。我が家でも愛用させていただいていますが、使い心地は最高!イベントで小腹が好いたからちょっと買っとこうかという食べ物に比べると、手が出にくいというのは正直な感想だと思いますが、完成までに費やされた技術と時間を考えれば決して高いものではないです。

 

20130429 4スプーンやバターナイフ、杓文字、箸、椀などの『木製の食器』を目指した時期もありましたが、直接口に含むもの、触れるものについては慎重にならなければなりませんし、それなりの見識も必要です。水に対する対抗性や塗料、メンテナンスなどを考えると私の手におえそうにもないので、オリジナル木製食器の製作は諦めました。しかしこういうものを見ると木食器との競演妄想がつい膨らみます。左は、イベント後の夕食の定番・みなと食堂松岡恭子さんの手によるニューサマーオレンジのスマイルカット。

 

※ 『樹のぬくもり工房』さんの商品は弊社でも扱わせていただいています。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Scroll Up