森のかけら | 大五木材


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偶然にも、先日の拙ブログで『河童・天狗・鬼』と日本を代表する三大妖怪が登場しました。私のさじ加減ひとつだとも言われますが・・・。それは気にせずに、かつて多くの日本の文学をはじめ雑誌などにも彼らは登場して人気を博してきました。設定もほぼ共通していて、それぞれから連想できる木もあります。河童とクルミとか、鬼とオニグルミとか、天狗の団扇でヤツデやトチとか、天狗の棲む松林とか、関連付けはかなり強引でも木から妖怪を語ることだって可能なのです。

そういう観点から生まれたのが、『森のしるし・第三惑星JUON』!最初の『メタリック・ベリー(エノキの守護キャラ)』を紹介した後、すっかりご無沙汰となってしまい、あのシリーズはどうなったのですか?というマニアな方のお声に押される形で、ようやく第二弾をご紹介。最初から設定をあまりに深く掘り下げてしまったので(汗)、後が続きにくくなったといういつもの「勢いだけの無謀なスタートダッシュ」。反省しながら粛々と後続の製作に取り組んでおります。

という事で口上が長くなりましたが、本日ご紹介するの『森の惑星JUON』の星人(ほしびと)は、『ツルバミ・ビートル』!ちょっと分かりにくいかもしれませんので解説。まずツルバミというのは、『クヌギ』の古名です。広義において同じドングリの仲間であるクリの名前の由来は、朝鮮語のKulから来ているという説がありますが、クヌギも同じようにKulと称し、ドングリの事をKul-bam(bamは堅果の意味)と呼んでいたそうです。そのクルバミが転じてツルバミになったのだとか。

それでドングリの沢山採れる木がツルバミと呼ばれるようになり、やがてKulがクリとなり、Kul+木」がクヌギに変化していったという説があります。その説を支持して、クヌギの守護キャラにツルバミの名を拝借。そのクヌギに樹液が大好物なものといえば、そうカブトムシ(ビートル)です。それで、『ツルバミ・ビートル』!得意技は、クヌギの実を模した堅くて大きなドングリ弾!多くのドングリ弾の使い手の中でも最大で、その弾は鋼鉄さえも突き抜ける強さを誇ります。明日に続く・・・




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