森のかけら | 大五木材


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がっつり月遅れで恐縮なのですが・・・ようやく11月の誕生木『イチョウ』の出口商品が完成しました。以前にその断片だけもったいぶった書き方でご紹介させていただきましたが、本日はその材料の事も含めて2回に分けて詳しくご説明させていただきます。まずはその材料の木取りから。今回使用するのはこちらの愛媛県産のイチョウ。大きな節が出来る事は前回ご紹介しましたが、さすがにこれだけ大きな節があると、切り分けて使うしかありません。そこで、節を避けて短めにカットしていきます。

大きな節のところでカットして切り分けするとこんな形になります。今回は『誕生木の出口商品』を作るという大前提がありますので、どのサイズもすべて1つの商品のために使いますが、通常はこの段階で森のかけら用、森のりんご用、森のたまご用、モザイクボード用にと、そのサイズに合わせて細かく用途毎に分類します。これだけ大きな節があっても、節を避けて細かく分割することで、用途は広がります。

こちらはカット中に発生したイチョウの木粉。強烈な匂いがするのは材だけではなく、木粉とて十分に刺激的。まだその木粉の使い道は定まっていないもののそのまま捨ててしまうのはあまりにもったいないので、とりあえずビニール袋に集めていますが、その袋も実はかなり溜まっているのです。そうやってどんどん素材が溜まってきて、そのまま置いとけばゴミとして処分されかねないなどという瀬戸際にならないと、アイデアが降りてこない性分で・・・。

まあ今回の狙いは、その木粉ではなくブロック状に切り分けられた切り身の方ですので、木粉にはもう少しの間眠っていてもらうことに。しかしこうやって並べてみると、本当に大魚や肉を切り分けたようにも見えて、さてどの肉をどう料理しようかとイマジネーションが刺激されるのです。節の少ないイチョウもあるにはあるのですが、オリジナル商品開発という事であえて、普通では使いにくい部位を使ってみることにしました。さて、これがどう料理されたかというと?

 




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