森のかけら | 大五木材


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20160702-1本日から再び『能登ヒバ』の話に戻ります。石川県の県木である『能登ヒバ』は県下で多くの物件で利用されています。ということで、実際に利用されているところを拝見させていただくことになりました。輪島市三井町にある『石川健康の森 総合交流センター』。実はここ、四住さんの『鳳至木材』さんが指定管理者になられて、管理・運営を行われているそうです。さすがはレッドキング、守備範囲も広うございます!この施設の中にはキャンプが出来る様々は施設があります。

 

20160702-2テントサイト、ログハウス、バンガローなどのオートキャンプ場がそれですが、その中のログハウスにご案内いただきました。ログハウスなんで当然すべて木造りなんですが、その素材が『能登ヒバ』。今からおよそ20年ほど前に施工された建物ということでしたが、内装はもとより外部もそれだけの年月が経過したとはとても見えないほどにしっかりしていて、能登ヒバの耐朽性を体現していました。言葉やデータで説明するよりも一目瞭然で能登ヒバの実力を知ることが出来ます。

 


20160702-5先に訪れた原木市場に置いてあった能登ヒバもそのほとんどの原木に『鳳至木材』の札が付いていましたが(鳳至木材さんが買ったという意)、四住さんは輪島における能登ヒバの第一人者で、能登ヒバの取り扱い量についても他社を圧倒されています。ここのログハウスの能登ヒバを収められたのも勿論鳳至木材さん。全国各地から能登ヒバを見学しにやって来られる方(設計士や工務店、施主、材木関係者等々)は後を絶たないようで、すっかり観光コースが出来上がっているようです。

 

20160702-3能登ヒバには『蚊帳(かや)いらず』の別名もありますが、中に入ると静謐な空気が漂っている感じがします。職業病というか、毎日木の中で仕事をしているせいもあって、木の匂いに鈍感になってしまっているようで、しかも弊社は狭い倉庫にギュウギュウ詰めにいろいろな木が入っているので、その匂いも混じり合ってかなり濃厚なのですが、私には微香。それでも会社に来られる一般の方は、倉庫に入るなり「木の匂い、凄~い!」て仰るのでかなり匂いがあるのだと思います。


20160702-4なので、このログハウスも私にはあまり匂いが感じられなかったものの、一般の方には刺激的な匂いがするのだと思います。ウッドデッキもありましたが、とてもこれが20年経過したものとは思えないほどのコンディションを維持していて驚き!適者生存で、自身にとって最良の環境を得た能登ヒバだからこそ、ここまでの品質を保てているのだと思います。これがそのまま温暖な愛媛でも通じるかどうかは疑問ですが、それを考えると木にとって生誕地に勝る環境はないのかも・・・




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