森のかけら | 大五木材


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福井県あわら市の『金津創作の森』に来たもうひとつの目的は、『21世紀近代美術館』の時にも書きましたが、ミュージアムショップに商品を売り込むための市場調査の一環でもあります。こちらにも小規模ながらミュージアムショップがありました。販売されているものが陶器などが中心だったので購入することはなかったのですが、どういうタイプの美術館にはどういう形態のショップがあって、どういう商品を販売されているか、自分なりに調査中ですが、木の商品って相性は抜群なので、可能性はかなりありそうです。

この後は、福井市に移動してようやく、この旅の本来の目的である日本木青連の全国大会に参加することになるのですが、折角ここまで来たのだから、あわら市と何かご縁はないか、移動中の電車の中で考えていました。すると福井県出身の有名人の中に、プロレスラーの天竜源一郎(ここでは割愛)と元阪神タイガースの川藤幸三の名前が!お二人ともあわら市ではないものの、スポーツ新聞を読んでいたら「あわら市」と「川藤幸三」という名前が並んでいたことを思い出しました。それらを結びつけるのは、1979年に起きたあの『空白の一日事件』!

今更説明するまでもないでしょうが、若い人のために簡単に説明しておくと、巨人入りを熱望していた時の怪物・江川卓(高校時代に阪急、大学時代にクラウンのドラフト指名を蹴っている)が、巨人と「ドラフト会議の前日は自由の身分で、ドラフト外の選手として入団契約可能」と解釈し、ドラフト外入団という形で契約締結を決行したが、これは無効とされ、それに反発した巨人はドラフトをボイコット。ドラフトで競合の末、阪神が正式に江川の交渉権を獲得した。その後、一旦阪神と契約を交わし、その日のうちにトレードを発表。

そのトレード相手となったのが、当時巨人投手陣の主軸のひとりであった細身のサイドスロー・小林繁。キャンプのために宮崎行きの飛行機に乗ろうとしていた小林は、そこで球団関係者からトレードを聞かされる。そして世紀のトレードが行われ、江川は巨人、小林は阪神のユニフォームを着ることになる。「請われて阪神に行くのだから、同情はされたくない」と言った小林は一躍「悲劇のヒーロー」となり、その年の対巨人戦8勝負けなし、22勝で最多勝、沢村賞獲得と結果を出して男の矜持を見せたのである。それから年月は流れ・・・。




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