森のかけら | 大五木材


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米ヒバ(イエローシーダー)といえば、先日ちょっぴりだけメンテナンスに関わらせていただいた市内の某居酒屋のテーブルが米ヒバでした。ある樹種の事を取り上げたりすると、それが久しぶりに取り扱う樹種であるにも関わらず、数日間のうちに私の周辺でその木に関する話題が出たり、その木ご指名の仕事が舞い込んだり、突然その木に関する見積依頼や相談がきたりと、不思議なことがよく起こります。たまたまそういうこともあると冷淡に判断する人もいますが、私としては『引き寄せの法則』だと思っています。

ブログや『適材適所』などで特定の樹種を取り上げたりする際に、いろいろ調べ物をすると、あれとこれが関連していたのかと気づくことがあったり、複数の案件でその材が図面指定となっていたり、その仕事が舞い込んで来たりして、不思議なご縁を感じます。しかしこれって実際は、以前にこういう樹種があるから使ってみませんかと提案していた種まきがたまたま同時期に発芽したのであったり、メディアなどでその樹種が取り上げられたりして、世間で注目されたりしたいたことが遠因だったりするもの。

その樹種を特に注意して意識するようになったので、潜在的にあった需要や周辺での関わりに改めて気づいただけという事だったりするという逆説的なことなのかもしれませんが、私はそれも含めて『引き寄せ』だと思っています。引き寄せられている、引き寄せている時って、その木にとっていい波動が出ている時だと思うので、何かご縁が多くなると思います。例えば雨の多いこの時期に、水に強い米ヒバを取り上げたというのは意識したつもりはないものの、私の中に米ヒバに対する潜在的イメージがあったからだと思います。

そう考えれば、それぞれの木には個別に『語られるべき物語』があって、しかるべき時期にはこういう木が語られるタイミングがあると思うのです。夏に怪談を語ると、途端にそれに関する話があちこちから噴き出すように、眠れる木の物語についても語られるべきタイミングでその扉を開けることで、その季節感や背景が見えてくるのかもなんて思うのです。そういえば季節的な面から木が語られることが少なくなったように感じます。自戒の念を込めて、今後は『木の季節感』も強く意識していこうと思います。




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