森のかけら | 大五木材


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昨日、アメリカで発生しているホワイトアッシュの虫害の話に触れましたが、リアル生物の苦手な私としては、成虫ならまだしも芋虫の幼虫はお目にかかるのも避けたいところ。弊社でも最近は丸太を扱う機会が増えて、土場には招かざる訪問者がウヨウヨといらっしゃっておりますが、アメリカのそれとなると体形もかなりビッグだと思われ、私の恐怖度も増幅されると思われます。蛇やトカゲなどのヌメヌメ系に比べると、まだどうにか成虫のメタリックなボディは触れるのですが・・・

まあ、それも慣れというもので、さすがに日々カミキリムシの幼虫に出会っていると恐怖感も薄らいできました。しかしこれが大群で発生となると・・・そういうニュースを聞いて私の脳裏に浮かぶのは、映画『神と王』の空をも覆いつくさんばかりのイナゴの大群が町を襲うシーン。勢いよく口にも飛び込み、あらゆるものを食い尽くす!ホワイトアッシュの虫害は、幼虫によるものなので状況は違いますが、ひとたび虫に狙われてしまうともうそれが収まるまでひたすら耐えるしかないのでしょう。

恐らく現地ではそんな呑気な事を言っている状況ではないと思われますが、アメリカなどの大規模な森林火災などの報道を見ていると、人間の力で抑え込むことには限りがあって、自然に鎮静するまで見守るしかない、手のつけようがないというのが現実だと感じます。2017年にカリフォルニアで起きた森林火災の焼失面積は約9万ヘクタール(ちなみに東京都はおよそ 21万9千ヘクタールなので、東京都のおよそ半分近くが焼失した計算)ということなので、火災にしても虫害にしても日本とは桁違い。

日本の零細弱小材木屋に出来ることは何もなくて、ただその現実を受け入れるしかないのですが、今まで北米産広葉樹の中では価格もリーズナブルで人気のあったホワイトアッシュが、今後手に入りにくくなる可能性があると思うと、倉庫に立てかけるため担ぐ板も何だか重く感じられます。『木は決して人間のためにだけ生まれてきたわけではない』というのは私の信条ですが、それは綺麗ごとではありません。ホワイトアッシュに限らずこの問題は、すべての木が避けては通れない宿命。




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