森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

消防出初式2020*

気がついたら毎年この時期に世界各地で起きた大規模な森林火災について思う事をブログに書いていました。それに関連付けて書いているのが、消防の出初式の話。今年も松山市消防出初式が堀の内の城山公園で開催され参加してきました。何年か前にはこの時期に日本列島を大寒波が襲って、あまりの寒さに出初式そのものが中止になったこともありましたが、今年は雨の心配こそあったものの暖冬で寒さ対策もそこそこに参加できました。しかし会場の城山公園は昨晩の雨の影響でかなりぬかるんでいました。

数年前から式典は別会場で開催され、梯子や訓練披露がその後で城山公園で行われるようになったので、早速入場行進が始まり、そのあとすぐに団員による古典竹梯子の演技披露に移りました。私が所属しているのは第1方面隊で、毎年順番に各方面隊が演技を披露していくのですが、来年にはまた第1方面隊に順番が巡ってきます。前回の時には私も下で竹梯子を支える役で参加して、その様子はこのブログでも書きましたが、それが2011年でしたからもう9年も前の話。気がつけば第1方面隊の潮見分団の中でも上から2番目の高齢になっています。

そろそろ若い世代と交替する時期ですが、燃えやすい木を扱う仕事をしている者の責任と、以前に火事を起こした際にお世話になった恩返しのつもりでもう少しだけ務めさせていただくつもりです。幸いにもこの周辺では大きな火災は少ないのですが、空気が乾燥するこの時期はいざ火が出ると一気に延焼することもあるので、消防車のサイレン音を聞くと緊張します。火事だけでなく全国各地で、何十年ぶりとか過去の記録を更新するような規模の台風や水害が発生して、消防団員が出動する機会が急増しています。

松山市ではそこまで大規模な災害はないものの、豪雨で水が溢れて土嚢を積みに出動したことは数回。会社の周辺は急峻な傾斜を利用したみかん山が広がっていますが、豪雨で山の貯水能力が限界を超えると、水が溢れだしてみかん山が崩壊してしまうす。見た目にはそれほどの被害ではないように見えても、その爪痕が次の豪雨で大きな被害を引き起こす可能性もあって油断できませんが、今年も消防団の出動が少ない一年であって欲しいと思います。火事や火の話ってあまり書いていると引き寄せそうなので、今回でひとまず終了。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
Scroll Up