森のかけら | 大五木材


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昨日の続きです・・・東南アジア産のマメ科の広葉樹、『メルバオ(Merbau』が含まれるIntsaia属という種類には、12種類の木が含まれているそうで、私が認識しているメルバオがその中のどれに当たるのかは分りません。製材されて板になったり床柱やフローリングなどの商品になったものしか見たことがないので、大きな板材の状態で見たことはないのに、見たり触った経験は多いという木の1つです。材木屋仲間では、昔からメルバオといえばこれが見極めるポイントというのが伝えられていて、その特徴が分りやすいので、その特徴のある木はメルバオだと認識してきました。

木の材面を見て、黄色いチョークみたいなのがあったらメルバオや、というもの。左の写真は材面をアップで撮ったものですがところどころに黄色い筋状のものが見えると思いますが、これの事です。専門的に言うと、道管の中に黄色のシュウ酸石灰を含んでいる状態なのだそうですが、私には詳しい事は分りませんが、とにかくこれがメルバオを見極めるポイント。とはいえ、35㎜角の【森のかけら】にしてしまったら、そのサイズの中に都合よく「見極めポイント」が入っているものだろうかと、改めてメルバオのかけらを引っ張り出して観察してみると、

わずか35㎜角の立方体の中すべてにちゃんと「見極めポイント」が入っていました。シュウ酸石灰 やシリカなどの鉱物質が含まれている木は結構多くて、南洋材においては大きな特徴の1つにもなっているほどです。代表的な例で言えば、アピトンレンガス、ホワイトメランチ、チーク、タンギールなどなど。チークなどは、シリカの影響ですぐに刃物が切れなくなるので、なるべく刃物を替えたばかりの時には加工しないようにしています。メルバオについてはそういう話を聞いたことがないのは、板として加工する頻度が圧倒的に少ないためか、含まれる好物質の違いか?

科学的な話は分かりませんが、前述したように荒板などの素材で流通しているケースが少ない(特に愛媛ではほぼ皆無)ため、メルバウを鉋で削った経験値が少ないので、話題にならないだけかもしれません。最初に床柱で加工ミスがあった(それをかけらに転用している)と書きましたが、もしかしたら塗装の問題だけでなく、シュウ酸石灰の影響もあったりしたのかも?ルーペで小口から導管を覗いてみると、黄色いシュウ酸石灰がしっかりと詰まっているのがよく分ります。明日は久しぶりに『かけら』以外のメルバオに会った話。続く・・・




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