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| さて今日は本題である小豆島産のオリーブの話に戻します。今では島全体で5万本ものオリーブが栽培されているほど、生育に適した環境だった小豆島ですが、材木屋である私にとって気になるのは、オイルの品質や実の味よりも材質のこと。今回いただいたのは、小豆島で育てられた正真正銘の国産オリーブの小枝と割とやや広めの板。オリーブは年輪が非常に分かりづらいので識別しにくいのですが、小枝でも20年、板は50年を越えているのではなかろうかとの見立て。 | ![]() |
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弊社で【森のかけら・プレミア36】に使っているオリーブはスペインから輸入されたもの。また最近、ピザのお店などでトレイや食器などに使われているのは、主にアフリカのチュニジア産のもの。それらの海外産のオリーブには、特徴的な不規則な縞柄が現われ、オリーブの特徴を形成しています。弊社でも依然に購入したチュニジア産のオリーブのスプーンにも魅力的な縞柄が入っていました。実はチュニジアは、世界第5位のオリーブオイルの生産国なのです。 |
★今日のかけら プレミアム004【オリーブ】 Olive モクセイ科・広葉樹・スペイン産
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| さて本日は昨日に続いてオリーブの話ですが、ちなみに【森のかけらプレミアム36】に入っているオリーブはスペイン産のものですが、ここでお話しするのは小豆島で育った国産オリーブの話です。まずは小豆島とオリーブの歴史について。四国に来られたことのない方には小豆島がどこにあるのか分かりづらいかもしれませんが、瀬戸内海・播磨灘にある島で、香川県小豆郡に属し、小豆島町、土庄町の2町からなり、人口は3万弱。淡路島に次いで2番目に大きな島です。 | ![]() |
秋になって、赤く色づく(紅葉)のがカエデで、黄色く色づくのが(黄葉)モミジという人もいるようですが、メカニズムとしては春夏に作られた葉緑素が、黄色のカロチノイドの色で黄色く染まり黄葉になるイタヤカエデや、アントシアンが作られて赤くなるウリハダカエデなどがあるので、必ずしも色分けではないようです。もともと、山の木の葉が紅葉(黄葉)することを指した「紅出(もみいづ)」という動詞があって、それが名詞化して「もみじ」になったとされています。
なので本来は特定の樹種を表す言葉ではなかったものが、紅葉(黄葉)する木々の中でとりわけ鮮やかに色を変えるカエデ類のことをモミジと呼ぶようになったとされています。モミジにはイロハモミジやオオモミジなどがありますが、葉が掌状に5~7片に深く裂けて、7裂した葉の裂片をイロハニホヘトと数えたことから、イロハモミジの名前がつけられたとされています。植物学的な分類はそういうことですが、用材としてはカエデとモミジ、キッチリ区別されることはありません。
一般的にはモミジは観賞用として多くの園芸品種が作られたりと、小さいものが多く、用材としてはあまり利用されていないのではないかと思います。稀にモミジ表記されたと材を見ることがありますが、実際に材質にどれだけ差があるのかは分かりません。実はこちらの瘤が特徴的な板は、昔「モミジ」と表示されて購入したのですが、果たしてこれが本当にカエデでなくてモミジなのか?恥ずかしながら浅才で、正直分からないのですが、商業用材ってそんな風にかなりアバウト。
今でこそ何かあると「材のトレーサビリティを示せ」なんて言われたりしますが、銘木的な材になればなるほど、次から次へと業者の手を渡って流通するものだし、その出どころなどのソースはある意味で業者にとっての生命線でもあるため秘匿にすることが多く、知る人ぞ知るところから探してきた、なんてことがある意味で価値だったりした時代ですから。ということで、出自不明(非公開/だからといって何か怪しいという意味ではありません)の『自称モミジ』の変木の出口待ち。
本日は、『イタヤカエデ』の後半『カエデ』の名前の由来などについて。かの万葉集には『蝦手(かへるで)』、あるいは『鶏冠木、加敞流氏(かへるで)』として登場しています。また和名抄には、『加比流提(かへるで)、加倍天乃岐(かへでのき)』として書かれているように、古くは「かへるで」と言っていたそうですが、それはカエデの葉の形が蝦(蛙/かへる)の手(前肢)に似ていることに由来しています。その「かへるで」がつまって「カエデ」になったという事です。
イタヤカエデの学名Acer mono(アーケル・モノ)の属名Acerは、欧州が原産である『コブカエデ』学名:Acer campestre(アーケル・カムペストル)のラテン語で、葉に切れ込みがあることに由来しているそうなので、世界各地でその特徴的な葉の形が名前の由来となっているようです。ちなみに一般的にカエデを漢字で書くと「楓」と書いていますが、本来これは『フウ』というマンサク科の木を表していて(楓香樹)、中国ではカエデには『槭 』の字が使われています。
稀に中国からの伝票を目にすることがありますが、やはりそこにも楓ではなく槭 、あるいは槭 木と書かれています。現在では、楓と書いても通用するそうですが、最初は何のことやら分からず混乱したものです。これは漢字が日本に伝えられた当時、まだフウの木が日本には無かった(一説では、フウは享保年間に日本に渡来したという)ために、葉の色や形がよく似ていたカエデの木に楓の漢字があてられたために起こった混乱で、それが今までずっと続いているということのようです。
とにかくこの仲間は種類が多いのでややこしいのです。実は植物の分類上は同じカエデ科カエデ属であるにも関わらず、まったく違う名前で呼ばれるため、一層ややこしくなっているのがモミジ。私も愛媛大学の樹木博士の講座に参加させていただき、農学部の先生方に教えていただくまでよく分かっていませんでした。その見分け方は葉が大きく、葉のふちに鋸歯が無くて、葉の切れ込みの深いものをカエデと呼び、葉が小さく切れ込みのふちに鋸歯があるものをモミジと呼ぶのが定説。
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