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映画『モスキート・コースト』を観たのは学生時代でしたが、当時はアマゾンの奥地に理想郷を求めて、無計画に家族を引き連れて旅立つ、自由すぎる親父ハリソン・フォードの姿に、嗚呼自分にもこんな父親がいたらなとい羨望の思いと、そんな父親像に憧れを抱くような自分もいずれこんな無謀な父親になってしまうのだろうかという不安が交錯した複雑な気持ちで映画を観ていたものですが、いまこのブログを書くにあたって30年ぶりにDVDで見直してみるとまた違った感情が・・・。
ハリソン・フォードの息子(長男)役はブレイク前のリヴァー・フェニックスが演じていたのですが、その後夭折した事を思うと、その後の彼の人生を暗示していたようで複雑な心境。また、ハリソン・フォード演じるアリー・フォックス一家は6人家族なのですが、アリーと妻と長男、次男と双子の姉妹という家族構成。我が家は、家内と長女と二卵性の男女の双子の5人家族で、一人少ないものの、父親の判断ひとつで家族を危険な状況に追い込む無謀な行為に怒りがこみ上げてきます。
学生の頃には、その無謀な挑戦が格好良くすら思えたものの、家族を持つ親となった今、計画性も展望もないお粗末すぎる野心が滑稽を超えて、なぜもっと家族の事を振り返れないのかと呆れるばかり。こんな父親と巡り合った家族が気の毒で気の毒で・・・。アメリカ映画にはあるあるネタですが、絶対ここを動くな言っていても目を離すと簡単に目を離すし、行ってはいけないという所には必ず行くし、なんでこんなに自由奔放なんだろう(そうしなけりゃドラマも何も起こりませんが)。
それはそうと、アリーは発明家で生活に必要なものはガンガン作っていって、遂には巨大製氷機まで作り上げてしまうわけです。なにしろ周囲のジャングルには「使い放題の無料資材」がそこかしこにあるわけですから、腕に覚えのある人だったらそりゅあたまらん状況でしょう。まあ望まない限りこういう状況に陥ることはないでしょうが、男たるものチェンソーぐらいは扱えないと製氷機も作れない、いや作る必要はないですが、ジャングルでは生きていけないと強く実感し久し振りに手入れをしたところ。
中南米ホンジュラスを舞台にした映画『モスキートコースト』の続きです。最強布陣で臨み、大ヒットが約束されていたはずが、制作費の回収にすら至らなかったのは、ひとえにテーマが重くて、キャストの顔ぶれの割に内容が深刻で暗すぎたため。といって同じハリソン・フォード主演でアーミッシュというアメリカの少数民族にスポットを当てた『刑事ジョン・ブック/目撃者』もド派手なアクションがあるでもない静謐で真面目に地味な内容であったので、これがそもそものスタイル。
ベトナム戦争のさ中にアマゾンの奥地に王国を築こうとした『地獄の黙示録』の原作『闇の奥』の家族版であるかのように語られることの多い本作だけに、コッポラほどに哲学的でも難解でもないものの、深刻なテーマが敬遠されたのでしょう。興業的は結果はどうあれ、私にとっては忘れがたい作品で、大学生の頃に観たのですが今でも脳裏に深く刻み込まれている場面がいくつもあります。卒業後の進路に漠然としていた当時、ひたすらに自分を信じ突き進む父親の姿は刺激的でした。
ここで簡単にあらすじを紹介・・・アメリカの管理された文明社会を嫌悪する発明家のアリー・フォックス(ハリソン・フォード)は、家族六人で中南米のホンジュラスに移住した。そこは、”モスキート・コースト”と呼ばれる未開の密林で、アマゾンの奥地にイノセントな理想郷を築こうとする。栽培用の種を保存するために氷が必要になり、発明家の才能を発揮して巨大製氷器を作り上げたが、ある日から居座りを続けた武装集団を殺害する際に製氷器が爆発、多量のアンモニアが流出しジャングルを汚染してしまう。ジャングルを出て不安定な生活を続ける一家は、信念を貫こうとする父親に振り回されるようになり、家族の信頼関係は次第に崩壊していくのだった・・・という内容。無謀な父親と家族との対立と、話は決してハッピーエンドではありません。
この中で衝撃的だったのは、熱帯アマゾンの奥地に違和感あり過ぎの巨大製氷機の姿!あまりにも無謀で馬鹿々々しく、あまりにも少年のように純真で、あまりにも情熱的でタフな父の姿に感動すら覚えたのです。きっとそこに、強靭な意思は山すらも船で越えるという、男の狂気がオーバーラップして見えていたのかもしれません(フィツカラルド)。こんな馬鹿な事をやる男達の事が羨ましいと・・・思えば私の中に潜んでいた「狂気のかけら」は覚醒を始めていたのかもしれません。続く・・・
前置きはいいから、ホンジュラスといったらあれだろ、あれ!という声が聞こえないでもないですが、サラッとスルーして本日は私の心の中のホンジュラスについて。毎度毎度映画の話で恐縮ですが、このブログを書くにあたって改めてホンジュラスの事を調べていて気が付いた事がありました。1982年にポール・セローが発表した小説を元に、ポール〔タクシードライバー〕シュレイダーが脚本を書いた1986年公開(日本公開は1987年)の映画『モスキートコースト』。
英語に弱い私は、このタイトルが「モスキート=蚊、コースト=海岸」、つまり蠅の群生するような地名の場所だとばかり思っていました。その頃日本映画でも内田裕也主演の「十階のモスキート」という映画があったりしたもので、てっきりそうだと思い込んでいました。そしたらモスキートというのは蠅のことではなくて、「ホンジュラス・ニカラグアに住むミスキート族が使うミスキート語の”Mískitu”に由来し、昆虫の蚊(mosquitos)から出たのではなくその逆でもない」との事。
ミスキート族はモスキート族とも呼ばれることがあるそうで、つまりはミスキート(モスキート)族の人たちの暮らす海岸という意味だったのでした。蚊の海岸って随分思い切った名前だとは思っていたのですが・・・今まで知らずに使ってきてました。別にそんな事たいしたことじゃないと思われるかもしれませんが、大好きな映画だからこそショック!ちなみに監督は前年に魂の小作「刑事ジョン・ブック/目撃者」を発表したピーター・ウィアー。いい仕事を連発してました。
ちなみに『モスキートコースト』の音楽を手掛けているのは巨匠モーリス・ジャールですし、撮影は後にハリーポッターやマッドマックス 怒りのデス・ロード を手掛けることになる若かりし頃のジョン・シールという錚々たる顔ぶれだったのです。更に主人公は、当時向かうところ敵なしのハリソン・フォード。その妻にヘレン・ミレン、長男にリバー・フェニックスという大ヒット間違いなしの最強布陣であったにも関わらず、現地でもまさかの大コケで製作費すら回収できずという惨憺たる結果。続く・・・
あんなに好きな真田幸村なのに、あんなに好きな三谷幸喜なのに、そんな最強の組み合わせなのになぜだかどうしてか食指が動かないNHKの大河ドラマ『真田丸』。自分でも不思議でしょうがないのですが、何故なんだろう・・・。やはりそこは、大きなモノには常に反発する天邪鬼的性格の真骨頂なのか・・・。時間が合わないとかではなくて、すっかりはまっている家内は、食事の時間に隣で熱心に見入っているのですが、それでもなぜか私の中の興味が沸き上がってこないのです。
本当ならば、待ってましたとばかりに真田繋がりで、『森のしるし』の戦国大名シリーズ「真田家の家紋・六文銭」を押し出す格好のタイミングなのですが、『坂の上の雲』や『坂本龍馬』の時にはこれでもかと散々乗らせていただいておきながら言うのもなんですが、なぜか迎合するのが気恥ずかしいような、まるで思春期の若者のような青臭い感情が湧き起っているのは、あまりにも「真田ブランド」がメジャー過ぎる割に、愛媛との関連性がまったくないという後ろめたさのせいかも。
イベント等で販売させていただくと、必ず数人は「戦国大名家紋マニア」が寄ってきて、この家紋が家康で、これが信玄、これが三成と、己の知識を披露してくれるのですが、だからといって買ってくれるわけではありません(キッパリ!)。まあ、同じマニアとしては、そんなことぐらいでいちいち買っていたら、このシリーズも全部買わないと(揃えないと)いけない羽目になってしまうので、知識披露にとどめておく気持ちが分からないでもありません。コレクターは大変なんです!
しかも小学生にとっては1個¥200は大きな決断。200円出せばガチャポンでワンピースのキャラクターなど魅力的な商品をゲットできるわけですから、戦うべき相手が巨大なのです。それでもやはり圧倒的人気を誇るのが真田の六文銭。それに次ぐのがメジャー御三家、信長、秀吉、家康。そして地域性もあって伊達の「竹に雀(仙台笹)」(政宗の長子秀宗が宇和島の初代藩主)とか信玄、上杉などの有名武将。なので六文銭は、今回の大河ドラマ云々に限らず売れ筋商品なのです。
さて、本日も宇宙空間で植物を育てる映画『サイレントランニング』の話ですが、テレビ公開後幸いにもビデオ化され、遅まきながら日本のSFファンにも認知されるようになり、口コミでこの映画の素晴らしさが伝えられるようになりました。もともとが低予算で作られたこともあり、舞台は限られた宇宙船のみ。地上では植物が絶滅した近未来の話という設定で、わずかに残った植物の標本を宇宙船に持ち込み、その中の温室で栽培しているという、恐ろしいほどに地味な内容となっております。
低予算を逆手にとって、UFOとの戦いも巨大隕石も現れないのですが、この映画が作られたのは今から45年以上も前のことなのです。当時としてはあまりにも暗すぎる内容から、ヒットしなかったことも理解できるものの、食糧問題や環境問題が深刻化する現代においては決して絵空事のような話ではありません。ダグラス・トラブルの慧眼には恐れ入るばかり。そういう意味でも「早すぎた映画」としてSF映画ファンの間では今でもこの映画が大好きという人に結構出会います。
主人公もブルース・ダーンというかなり渋い配役でしたが、実はこの映画には若かりし頃のマイケル・チミノ(あの『ディアハンター』や『天国の門』の監督)も絡んでいたり、登場する3体の愛嬌あるロボット(ヒューイ、デューイ、ルーイ)をベトナム戦争で足を失った人が演じていたりと(ちなみにロボの名前は、ドナルドダックの3匹の甥の名であることもよく知られています)、ストーリ以外にも語り代がある映画です。実際に映画を観たもらいたいものの結末はかなりシニカル。
そのように異星や宇宙空間で植物を栽培するという事が映画でも取り上げられてきましたが、時代ともにその描き方も変わってきました。『オデッセイ』では、火星の土と排泄物で植物を育てるなど、かつての緑や自然を想起させるシンボライズ的な意味合いから、生きる糧としての食料としてリアリティが増しています。いずれは宇宙空間でスギやヒノキを育てる、異星で植林をするなんてことをテーマにした映画が作らないものか。木の仕事も宇宙へと羽ばたく超大作スペースツリーの封切を待つ・・・
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