森のかけら | 大五木材


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★今日のかけら プレミアム033ホンジュラスローズHonduras rosewood マメ科・広葉樹・中南米産

弊社の近所で竣工したワンズ㈱さんの新居は、ふんだんに無垢材を取り入れていただきました。しかもレアな素材が多いので現場で撮らせていただく写真にもつい力が入ります。まずは玄関扉脇の飾り棚には、『ホンジュラス・ローズ』の耳付き板!【森のかけら】の中においては、『プレミア36』に分類している貴重で高価な木材。ギターなど楽器にも使われる装飾性の高い木ですが、実は原木の挽き材を持っていて、その端材を小出しにしているのですが、今回お眼鏡に止まりました。


ワンズさんでは、いろいろな樹種の端材を荒加工したものをショールームに置いていただいています。以前にもご紹介しましたが、委託で預けておいて使われた分だけを清算する『置き薬システム』なのですが、実際に削ったものを施主さんにも見ていただく、触れていただくことで、より現実的な提案ツールとして活用してもらっています。この『ホンジュラス・ローズ』も、その中の1枚。こういうレアな木には、虫穴や青染み、小傷、クラックなど天下御免の向こう傷も付き物です。

こればかりは実際に見ていただいて納得してもらわないと、言葉だけでは伝わらないことがありますので、荒材だけでなく「ほぼ完成状態」を見ていただく事が肝心です。特に『ホンジュラス・ローズ』のようなローズウッド系の木は、杢の具合や色合いの濃淡、辺材(白太)と赤身のバランス、節の位置、耳の形、エッジの角度などの微妙なディティール組み合わせが、そのモノの価値を左右する重要なファクターになるので、「大体こんな感じ」というイメージ・メッセージは自分の首を締めかねません

実は『ちょこっと端材』にアップしてもいいような『ホンジュラス・ローズ』の端材も沢山あるのですが、原木挽き材なので、そのほとんどが耳付き材です。その耳周辺には上述したような節や割れ、傷、青染みなどの『向こう傷』も多く、いくら接写で撮影してもなかなか細部の特徴が伝わりにくいのではという危惧もあって、今までネットでの販売どころか、店頭での荒材の販売も消極的でした。しかしこうして世に出た姿を見ると、そろそろその封印を解いてもっと知っていただく頃なのかも。この木の詳しい説明は後日・・・。




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