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本日は「大人の部活動」の課外授業2時限目。場所は山々が錦秋に染まり、美しい海と向き合う風光明媚な明浜の地。その地で地域に根ざした新しい農業システムに取り組んでいる『無茶々園』さんが今回の部活の会場です。無茶々園さんでは、農薬や化学肥料には出来るだけ頼らずに、環境の事も考えながら有機栽培を実践している農業集団で、無農薬、無化学肥料栽培なんて無茶なことを無欲になって、無茶苦茶に頑張ってみようという思いが込められています。
その無茶茶園さんの柑橘類ベースのコスメブランドを手がけているのが、yaetoco(ヤエトコ)さん。無茶茶園さんで育てられた甘夏や伊予柑などの柑橘の果汁を絞った後の残渣から果皮を切り分け、抽出したエッセンシャルオイルや、その柑橘からとれた蒸留水と精油を、精製水で薄めることなく、たっぷりと使用した化粧水と乳液などを作られています。柑橘を食べるだけでなく、余すことなくまるまる使おうという試みで、既に全国のショップで販売され売れゆき好調との事。
手に入れた素材を無駄なく骨までしゃぶって使おうという考え方は、【森のかけら】のコンセプトに相通じるもので大いに共感するものです。yaetokで商品開発はじめマーケティングから営業まですべて手がける高瀬英明君㊨が、大好物というガンダムを使ってそのコンセプトから次に向うべき道をマニアックにプレゼン。私たち昭和41年生まれの男子は、ガンダムの洗礼を中学や高校で受け世代なのですが、なぜだが不思議と私はガンダムに興味が湧きませんでした。
当時、私の周りの男子は皆ガンダムに夢中でしたが、その頃から人気のあるもの、№1のものに対して迎合するのを嫌う偏屈な感性が形成されていたようで、私のロボットへの興味・関心は「鉄腕アトム」、「鉄人28号」、「マグマ大使」に始まり「マジンガーZ」で頂点を極めたまま永久凍結されてしまいました。『パシフィックリム』で怪獣とロボットへの愛を高らかに謳い上げたギレルモ・デル・トロ監督のように。空にそびえるくろがねの城 スーパーロボットマジンガーZ~♪
高瀬君は遅れてきたガンダム世代ですが、その偏執的な知識はリアル世代すらも凌駕し、溢れんばかりの愛のこもったガンダム・ベースのプレゼン(決してガンダムそのもののプレゼンではなく、yaetokの商品開発のコンセプトをガンダムのモデルチェンジの進化に合わせたもの)は、マジンガーZ世代の心にもがっつり響いてきたのです。その情熱に負けず嫌いのマジンガー世代藤田氏の心にも火をつけたようで、更にこの後・・・この続きは明日!
本日は、定例のオレンジ会8月例会でした。会場は、オレンジ会の牙城・みなと食堂。今宵は堀江港を臨みながら屋外でのバーベキュー。まだ太陽が水平線に沈む前から始まったイベントですが、海からの風を受けて実に清々しい中での開催となりました。弊社がある所から車で5分も走れば海なのですが、実感としては地図で見る以上に海との距離を感じながら日々生活をしています。堀江まで来て、潮の香りがすると、海の近くに住んでる事を実感。
自分の住む町が、山での生産物・ミカンなどの柑橘を売りにしている地区だから余計に海とのkっ距離を感じるのかもしれません。地元の人にしてみれば見慣れた光景かもしれませんが、愛媛に住んでいて太陽が海に沈んでいく光景を日々見ることが出来る人って案外多くないと思います。田舎に住んでいた頃は、太陽は山に沈んでいくものと思っていましたし、今でも太陽は山に沈んでいくので、海に沈む光景はそれだけで何だかとても神々しく感じられるのです。
ここ堀江ではフェリーが廃止され、地域産業の再発見が叫ばれて久しいのですが、私から見ればこの光景だって充分な地域資源だと思います。見慣れすぎてそのありがたみが薄れていると思いますが、沈みゆく夕日を借景にカフェやバーベキューなんて、そのシチェーションだけで相当贅沢な事です。みなと食堂の松岡君と企画を考えているところですが、是非『太陽にさよならの海カフェ』を実現したいと考えています。地域資源って難しい言い回しをするから難しく考えてしまうだけで身近な宝はどこにもあります。
今回は、オレンジ会の後ろ盾としていつもお世話になっている伊予銀行の支店長も異動があり、その新任ご挨拶も兼ねてのバーベキューでしたが、太陽がすっかり沈んでも男たちの語りは熱く続くのでありました。もう今更『異業種』なんて言葉も憚れるほどの一体感が生まれたメンバーに、また新たな仲間も加わり、今ではすっかり地元で認知される団体となりつつあります。私は堀江町民でも、堀江に籍を置く企業でもないもののこの団体に身を置く事に喜びを感じています。
そしてすっかり夜も更けてつわものどもが夢の跡となってからは、みなと食堂に居残りで親父さんと恒例の二人酒。松岡祐樹君がお酒が飲まないのをいい事に、オレンジ会のイベントの後にちょくちょく居残ってふたり飲みさせていただいております。どちらかというと息子よりも親父さんの歳に近いので、それなりに話も合うのです。今宵は高知のダバダ火振りを飲みながらついつい遅くまで杯を重ねてしまいました。近くで飲めるという事、飲める場所があるという事、共に飲める友人・知人がいるという事、どれもがつくづくありがたいと思うのです。
さて、長々と吉本新喜劇の思い出を語ってきましたが、実は吉本興業は笑いの地域活性化という事で、「47都道府県エリアプロジェクト」を進めていて、そのプロジェクトのひとつに、なんばグランド花月の劇場看板を地域の伝統工芸者に作ってもらおうというものがあります。私はたまたまそのコンテストの番組をテレビで観ていたのですが、全国各地の伝統工芸品に混じって突然『菊間瓦』の名前が出たのでビックリ!しかもそれを手がけるのが小泉製瓦の小泉信三さんと聞いて二度ビックリ!
全国から選りすぐられた9つの伝統工芸は、群馬県の沼田指物、鹿児島県の大島紬と屋久杉のコラボ、沖縄の琉球ガラス、和歌山県の紀州漆器、広島の広島仏壇、滋賀県の上丹生彫刻、石川県の山中漆器、北海道・旭川木彫、そして愛媛県の菊間瓦。名だたる全国の伝統工芸に混じって選ばれた菊間瓦、素晴らしいです!しかもそれが行政のコンテストではなく、笑いの一流・吉本セレクトというのが素晴らしい。変な政治力学抜きに、一流が一流を選んだのでしょう。
最終的には、どれもが素晴らしく甲乙つけがたいとの判断から9つすべてが採用され、3、4ヶ月交代でそれぞれの作品が看板として掲げられる事となりました。昨年4月の劇場リニューアルオープン以来、既に第4弾までが完成して、順番にお披露目されてきました。息子が行きたいと言った日は、第5弾の北海道旭川市の『旭川木彫』の看板が掲げられている事も知っていたので、是非それも拝んでおきたいと思っておりましたので、新喜劇と共にそれも目的のひとつでした。
芸人の名前の入った看板の周りを北海道のクマやフクロウ、リスなどさまざまな野生動物たちが周りを囲むデザインで、さすがは木工の町・旭川。噂にたがわぬ素晴らしい出来栄え!これは動物園にも相応しいものだと思いましたが、芸人を各動物の特徴に見立てた「お笑い動物園」の含みもあるのかしら?木彫の動物にはかなり強い思い入れがあるのですが、こういうのを見ると欲しくなってくるので目の毒?!これって使い終わったらどうすっるのか?そちらの方が妙に気になって・・・。
さて、我らが愛媛県代表・菊間瓦の看板を手掛けられるのは、菊間で十代続く老舗の瓦屋『かわらや菊貞』こと小泉製瓦有限会社の小泉信三さん。小泉さんとは、地域のものづくり関連のお知り合いで、この話も以前一緒に飲ませていただいた時に伺いました。菊間瓦の出番は今年の10月から12月の3ヵ月間だそうで、現在製作の追い込み中!その状況は小泉さんのブログで拝見できます、きっと。旭川木彫に負けない素晴らしい菊間瓦の看板の完成を楽しみにしています~!
少し前に阪神タイガースの試合を観に甲子園に行った時に、デーゲームの試合開始までに少しだけ時間があったので、生で新喜劇を見てみたいという息子の要望を取り入れて、笑いの聖地・なんばグランド花月に行って来ました。悲しいかなこれも親のDNAの影響でしょうか、新喜劇が大好きだった私の影響と思われますが、子どもたちも皆TVで放送される新喜劇が大好きで、時間がある時は食い入るように見つめています。1時間少ししか時間はなかったのですが、わずかでも生で新喜劇が観たいと息子。
私は昔からTVの放送で馴染みがあり、一番のご贔屓は「花紀京」さんでした。花 紀京なのか花紀 京(勿論こちらが正しいのですが)なのか、どこで区切って呼んだらいいのかも分からなかった頃から、花紀京さんの大ファンで、この人が出てるかどうかで観る楽しみも倍増したり半減したものです。伝説の漫才コンビ「エンタツ・アチャコ」の横山エンタツの息子である事を知ったのはずっと先の事。ニット帽に腹巻、ニッカーポッカーのスタイルは不動で、安定感抜群でした。
今風のひと言ギャクはあまり印象的なものはないのですが、なんといっても間の取り方が素晴らしくて、きっちりと芝居で笑わせてくれる本物の芸人さんだったと思います。中でも好きだったのが、一杯飲み屋の大将に扮した岡八郎さんとの、酒の燗の味見をする掛け合い。燗酒をひと口飲んで、ちょっとぬるいと酒を注がせ、今度はちょっと熱いとまた酒を注がせ、また今度はぬるいと・・・延々これを繰り返すのですが、お二人の間が絶妙で上手い落語を聴いている感覚でした。
未だに上方演劇界最強タッグとも言われる花紀京・岡八郎のお二人ですが、岡八郎さんは既に鬼籍に入られています。以前病気療養中の岡八郎さんが、久し振りに舞台に立った姿を見た時は、あまりの痩せ様に、そのギャグを笑って良いのか戸惑ったものです。人を笑わせる役者の宿命のようなものを感じ、この仕事の辛さも少しだけ垣間見えたのです。 その花紀京さんも2003年に自宅で低酸素脳症で倒れられ、現在療養中と聞きます。御年76歳、体調が心配です。この話、明日に続く・・・
5月18日から双海町で始まったコラボイベントも、6月4日の宇和町で無事終了。先日、主催者である3人で集まって、ささやかに報告会と慰労会を開催。中学高校の同級生・清家ユカリちゃんとのフェイスブックのやいとりから始まったコラボイベントでしたが、多くの皆様のご協力を得て、無事に終える事が出来ました。会期中には、CATVや新聞社の取材もあったりして、地元で交流の広いオお二人のネットワークのお陰で盛況なものとなりました。ご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。私は実質、商品を展示させていただいたばかりで、両会場にもそれぞれ1日しか足を運べず、おふたりに任せっぱなしになってしまい、コラボというのも恥ずかしいのですが、球乃ちゃん人気におんぶにだっこで予想以上に売上げもあり驚いているところです。このまま大五木材・宇和営業主任になってもらいたいぐらい!
このコラボに際して、デザイナーの上田球乃ちゃんがデザインしたキッチン用品とアニマルたちを使い、『森のしるし』を製作させていただきましたが、それも両会場で沢山の方にご購入いただく事が出来ました。イベントは終わったものの、好評でしたので今後も弊社のレギュラー商品として販売していくことにしました。遠方の傾けにはネット販売も予定しておりますが、先行して『Amzon』でセット販売を始めています。様子を見ながらセットの組み合わせを検討していくつもりです。
こういうイベントが直接的な木材の需要に結びつくのかという言う人もいますが、ユカリちゃんの歌や球乃ちゃんの絵が目的で来られた方から、「木もいいね」なんて言葉を聞くと、「需要はあるのか?」という考え方がいかに上から目線の受け身で横柄な考え方か気づかされます。基本的には木を嫌いな人なんていないのに、木材産業の多くが既存の住宅産業という市場だけを重視してきた怠慢を反省するばかりです。種蒔きもせずに野良生えを待つという相当甘えた構図でした。木材の展示会となると、どうしても当日の売上げを確保しなければなりませんし、百戦錬磨の材木屋・大工さん相手の交渉はどうしても殺伐としたもの(笑)になってしまいがち。それはそうで仕方の無い事なのですが、当然交渉の中心は『価格と量』。木の物語やメッセージ云々の介入する隙間なんてありません。
今回の異業種コラボという舞台で、アウェイのステージにおいて価格や量以前の本質的な木の魅了を伝える大切さを学び、足元を見つめ直す契機となりました。とりあえずイベントは終了したものの、これは『始まりの終わり』に過ぎません。今、私たちの世代が変えていかなければ次の世代に継承できなくなるものは沢山あります。遺していくべきものをそれぞれが自分に出来る立場、範囲で精一杯表現し伝えていく事が大切だというのは共通認識。
球乃ちゃんとユカリちゃんの娘は1歳違いという事だそうですが、不思議に世代間ギャップも感じませんでした(こちらが幼い?)。それにしてもこれがご縁で久し振りの再会でしたが、清家ユカリちゃん、2児の母として妻として塾の先生として多忙な中でこの活躍ぶりにはただただ脱帽。自分が今やりたい事を後悔しないようにやる、というのはお互いのパワーの源のようでしたので、『始まりの終わり』を経て、次はもっと多くの人を巻き込んで、今出来る事を精一杯謳歌しましょう!次は是非松山の地で!
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