森のかけら | 大五木材


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8本日は『久万銘木まつり』の初日です。晴天に恵まれてたくさんの人が集まっていただきました。とりわけ『木とふれあう広場』コーナーはオープンから最後まで常に大繁盛!賑やかな子供の声が絶えることがありませんでした。久万銘木さんの展示会でも、開場から閉会まで日中これほど子供達が集まったのは初めてではないでしょうか。開場早々からずーっと遊び続けていた子供もいたようです。銘木まつりの中でこういうコーナーを設置するようになって数年が経ちますが、「おじさん、今年も来たよ!」という近所の子供が出てきたのは、お世話になった地域にも貢献したいという井部勇治社長の望むところではないでしょうか。『絵本の店コッコ・サン』が手馴れた段取りで子供と親をグイグイ引き込んでいきます。まあその演出たるや、素晴らしい!ザッツ、プロフェッショナルです!

 

1予告しておりましたダンボールのティラノザウルスも登場しました。高さも2mを越え、かなりの迫力。開場の中央に配置され、存在感があります。段ボールも作り方と使い方次第でそれなりの強度が保てます。以前にも段ボールで作られた建具を見たことがありますが、シンプルながら廉価でセンスの良い物も出来ます。また強化段ボールを利用した椅子を購入したこともありますが、私が座っても大丈夫なほど強いものでした。水に弱いという問題はありますが、木材も同様に『すべてに完璧に対応できる素材』などあり得ない7(コストの面も含めて)ので、欠点をあげつらうよりも、長所を活かす用途で利用、楽しめばいいのだと思います。素手で型抜き出来て組み立てるネズミなども大人気!弊社にも作者知らずのたくさんのネズミが集まっておりました。

 

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ティラノの足元に説明のプレートが置いてありましたが、そこには『段ボールは、ゴミにはなりません』の文字が。使い終わった段ボールは回収され、平均で7,8回も再生されているそうです。高い回収率、高い古紙利用率、低い環境負荷が大きな3大特徴のようです。木材そのものよりももっと身近にありながら、容器や養生に使うものという意識が強くて、使用後の段ボールの「その後」を考えたこともありませんでしたが、いろいろ研究・開発されています。思えば、段ボールよりもシンプルな素材・木材は、そのシンプルでピュアさゆえに、精度や品質以外の再生などの説明について「自然素材だから当然分かるでしょう」という甘えがあるかもしれません。段ボール業界に見習って、分かり易い形を示すこともしなければなりません。

 

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強化段ボールの特長には、強さ、軽さ、耐久性が上げられていました。「木」という同じ素材を使いながらも、工業化製品となった段ボールに特別な思い入れはありませんでしたが、今日一日だけでなんだか妙に親近感が湧いてきました。段ボールにも、ワビサビや銘木とか高齢木といった見地が取り入れられたら面白そうです。知人にこのイベントを紹介したら、もう少しで久万高原町に行ってしまうところでしたが、松山市内の三津浜で開催しております。明日はお昼に餅巻きもありますので、お子様連れでたくさんお越し下さい!




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