森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20100902 駒形克己さん・ひとつがふたつ①先日のブログで高知県立牧野植物園の事について触れましたが、この高知行きは2つの目的があり、その1つが私の希望で牧野植物園でした。午後からは、家内の希望の「コッコ・サン」のイベントです。ちょうど牧野植物園とイベント会場が近かったので、時間ギリギリまで植物を観察していて、イベント会場には滑り込みセーフで到着。本日のイベントというのが、造本作家の駒形克己さんをお招きしての「絵本がうまれる」講演会と午後からのアートペーパークラフト・ワークショップで、午後の部から参加させていただきました。

20100902 駒形克己さん・ひとつがふたつ②駒形克己さんは、静岡県生まれの造本作家さんであり、デザイナーさんですが、その活動範囲が膨大過ぎて、何をどう説明してよいか分からないので、ご自身のHPをご覧下さい。日本だけでなく世界でも幅広く活躍されていらっっしゃいます。恥ずかしながら私が駒形さんのお名前を初めて拝見したのは、つい最近の事です。コッコ・サンと白土棟梁からプレゼントしていただいた1冊の素敵な本によってです。本の名前は『Little tree』。ページをめくるたびに成長する木が季節のうつろいに合わせて立体的に浮かび上がってくるのです。

20100902 駒形克己さん・ひとつがふたつ③こんな繊細な物語を紡がれる方はどんな人なんだろうかという興味もあり(失礼!)、参加させていただきましたが、まあ驚くほど物腰も柔らかく控えめでとても気さくな方でした。今日のNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」でも、梶原善(最高!)扮する乾さんが、仕事が激減して落ち込む水木しげるを、「本物は残る」と励ます場面がありましたが、私などが言うのも僭越で失礼な事ですが、やっぱり「本物」は違います!虚勢が一切ありません。そういう方だから、ああいう作品を作れるのでしょう。作品同様にお人柄も素晴らしい!

20100902 駒形克己さん・ひとつがふたつ④そのワークショップも実に楽しいものでした。テーブルを囲んで5,6人が1つのグループになるのですが、好きな色紙を1枚選んで、無作為に適当な形(あまり形を意識しないモノ)を2つ切り出します。それをグループ内で交換します。どんな形が自分に来ようとも文句を言ってはいけません!与えられたその2つの形を見て、それを1部に使って別の色紙とペンで何かを作るというモノでしたが、これが意外に難しい。過去のお手本作品を見させていただくと、いずれも着眼点の面白さに圧倒されます。芸術家は実は市井の中に静かに埋もれているものなのでしょうか。明日に続く




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2010年9月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
Scroll Up