森のかけら | 大五木材


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20101231 雪國は近くにありて思うもの①トンネルを抜ければそこは雪国だった・・・ではありませんが、今年最後の朝、目覚めれば外は一面の雪化粧でした。昨晩帰省する際には、道路にも白いものは見当たりませんでしたが、一晩でこの変わりよう。それまで雪の気配はなくとも、大晦日になると雪が降って、この数年の大晦日は雪に囲まれて過ごすのがお約束のようにです。雪といっても子供が雪遊びできる程度ですが、山々に囲まれた地形なので、積雪は少なくとも道路が凍結し、身動きが取れなくなります。田舎に帰るとそもそも喧騒も少ないのですが、更に輪を掛けて音が雪に吸い込まれていきます。

20101231 雪國は近くにありて思うもの②静謐な空間が年の瀬とあいまって神妙な心持になります。弱った億弱な木々が雪の重みに耐えかねて折れ曲がっています。実家の傍にある銀杏の細い枝にもびっしりと雪が積もっていました。他の木々も、秋には赤や黄色で華やかに色とりどりであった服を脱ぎ去り、すべての木が白い服をまとい、身を清めて新しい年を迎えようとしているかのようです。白銀の世界にすべての穢れも隠されているように見えるものの、雪が解ければそこには森の現実が姿を現わします。今年もいろいろな木に出会い、森を見て、木製品に触れてきました。

20101231 雪國は近くにありて思うもの③我々木材界を取り巻く環境は劇的に変わりつつあります。【森のかけら】のような木製品も、ただの品質や価格だけではなく、その商品が生まれた森林背景やプロセス、その意義までもが購入の判断基準となりはじめたという意味において、大きな変換期であるともいえます。今までは大量消費という雪に隠されていた物が、少しずつその姿を現わしてきました。それは、これからも木製品を作る際の必須条件となり、購入される方の購買基準になるのかもしれません。

 

20101231 雪國は近くにありて思うもの④日中は降り積もるほどの雪は降りませんでしたが、ほぼ家中で過ごしました。兄弟家族が集まり、そのいとこだけで17人もいますのでそれなりに騒々しい大晦日となりました。その中で、子供たちから離れて、ゆっくり更新しようと思った矢先にまさかの展開!無事これ名馬とずっと無事故であったパソコンが最後の最後に来てエンジントラブル!松山に居ればすぐにSOSにも対応してもらえるのですが、ここではどうする事も出来ずに独りでオロオロ・・・!便利であることや快適であることの功罪を頭で考えたり、口にすることは易いですが、実体験してみて自分がその立場にならねば空疎な独りよがりであると実感。何とか早急な復活を望いたいのですが復旧のメドが立たず!平穏な入り江を出でて、嵐の海の飛び出せとの暗示でしょうか?気は持ちようです!さて、今年1年間ご覧いただき本当にありがとうございました。皆さん、よいお年をお迎えください。




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