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この季節に弊社を訪れるのは人間ばかりではありません。春先に賑やかし勝った鶺鴒や野鳩の声が聞こえなくなったかなと思ったら、次に現れるのは蜂たち。小さなミツバチならばこちらも慌てず騒がずスルーしますが、困るのは大きなススメバチ。会社の裏の小屋では日々近所の幼い子供たちが遊びに来ているので、もしもの事があれば大変。気まぐれに飛んできただけならいいのですが、どこかに巣でも作っていたら危険なので、その姿を見たら目を皿のようにしてその行き先を追うのですが巣の発見には至らず。 |
今までの経験の中で、自分史上もっともうまくクヌギの皮を剥がすことができたので、その成果物を並べて写真を撮りまくり悦に入っていました。剥がした鬼皮の内部は、姫路に住む娘たちのところに行った時に見つけてすっかりはまってしまった姫路名物のアーモンドバターのように見えて仕方がないのですが、これはなかなか共感してくれる人がいません。娘に写真を送ると「集合体はNG!送ってこないで!」と怒られ、集合体恐怖症(トライポフォビア/Trypophobia)という言葉を知りました。 |
木が他の素材に比べて圧倒的に優位性を誇っているのは、根本的に木が嫌いな人などいない点だと、今までは信じて疑うこともありませんでしたがその考えも改めねばなりません。例えば精緻なバーズアイメープルの鳥眼杢の集合体ですら、世の中には不安に感じたり不快に感じる人もいるということ。自然が作り上げた造形美は万人の心に響くものと今まで盲目的に信じて提案もしてきました。レスポンスが鈍いと相手の感度を疑ったりしていましたので、にわかには受け入れがたい感覚です。 |
先日の『都市林業』で、松山市内の民間住宅の庭木として植えられたいたクヌギ(櫟)が伐採されたのでその一部を分けていただきました。クヌギの木とは結構ご縁も多くて、今までにも多くのクヌギの丸太が大五木材にやって来ました。その目的はもちろん『森のかけら』に生まれ変わるため。ですから小さなクヌギの丸太が1本もあれば十分に事足りるのです。足りるどころか1本の丸太から何百という「かけら」が取れれば、それだけで何年分もの「かけら」が確保できてそれ以上にクヌギの丸太は必要ないのです。 |
昨日に続いて三津浜商店街でアンテナショップを開店させた『木生活(もくせいかつ)』さんの話。こういう店が各種メディアで取り上げられ話題になるということは、その存在が珍しいということで、それぐらい愛媛においては木に携わる川下の出口が少ないのです。それは愛媛の木材業が原木や製品を県東京や大阪などの大都市圏にに出材して成り立ってきたという歴史的な背景もあって、川下産業が育ちにくいという土壌だったという事情もあります。今、弊社に来られる方々の多くは趣味の延長で木工を楽しまれている方ばかり。 |
| littlebranchの小澤奏さんが作られている、掌に収まる可愛らしい愛玩楽器「キノネ」も展示販売されていましたが、こういうモノって「誰から買うか」ということも重要。商品には知らず知らずのうちに作り手の内面まで投影されますから、偏屈親父が作るものは癖のある商品になってしまいます。キッチン用品などを扱うBRIDGEさんで『丸いまな板』を作らせてもってつくづく感じますが、そこでは店主の大塚加奈子さんという媒介が私の癖を薄めてくれています。川下において「広め手、つなぎ手」として女性の方が適している役割は沢山あります。 |
松山市内で弊社の商品を取り扱ってもらっている貴重な存在の『木生活(もくせいかつ)』さんに先日商品を納品に行かせていただきました。このお店は木材の仕事に携わっている3人の有志(片岡伸介君、宮浦英樹君、平野大輔君)が集まって作った合同会社で、2020年の4月に三津浜商店街の中にオープンしました。彼らが作ったオリジナル商品をはじめ多数の木製の雑貨などを製造・販売を行っています。三津浜地区が取り組んでいる、空き店舗を有効に活用するための「チャレンジショップ」を利用したアンテナショップです。 |
愛媛の森林素材にこだわり、木のアクセサリーや玩具、日用雑貨、県産の原木椎茸商品など作っているlittlebranchの小澤奏さんです。以前は別の会社内で同様の活動をされていましたが、独立されて東温市内に店舗を構えられ活動されています。以前の会社の所属されていた時から商品などを見せてもらっていましたが、女性らしい視点で細やかで繊細な商品を作られています。木生活さんにも商品の一部を卸されていて、毎週月曜日だけ店番に立たれているようです。たまたま偶然の再会でした。 |
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