森のかけら | 大五木材


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20101112 円い木への本能①先日、11月の愛媛木青協の役員会がありました。毎回お馴染みの構図でありますが、会議という物は四角いテーブルを向かい合わせてするよりも、このように区切れの無い円形になってした方が、意見が出やすく話も丸くまとまるというような事を誰かが言っておりました。そういえば国際会議などでも円形で行われているのを見かけます。円いと敵味方が明確にならないから?いえ、いえ、始まりと終わりが繋がる事で、上下関係に縛られる事なく意見が言いやすくなるから・・・う~ん、理由はよく分かりませんが会議は盛り上がっています。

20101112 円い木への本能②丸と四角といえば、ずばり木材と材木の関係。丸い原木を四角い柱に挽いてしまうから売りにくくなるのかも、という訳ではないでしょうが、それをもう一度丸く加工した物が『円き箱』と『円い』です。円くしたから売れるというものでもありませんが、木にとってみれば元の形に戻るという意味ではノスタルジックな形でしょうか。柱にしろ板にしろ角のあるモノばかり扱っていると、妙に丸いものに憧れてしまいます。もともと直角のものなんて自然界にはほとんどないのでしょうから、円に憧れるのは人間の本能なのかもしれません。

20101112 円い木への本能③丸い木のモノに人が惹きつけられたしまうのは本能なのだとすると、子供といわず中学生、高校生そして大人までもが『木の玉プール』に夢中になるのも分かる気がします。1万個の木の玉の光沢も、文字通り更に磨きがかかり、ツルツルピカピカです。木の光沢という言葉はよく使われますが、これだけたくさんの人の手を通して楽しまれて(無意識のうちに)磨かれる事もなかなか無いのではないでしょうか。桜に限らずすべての樹種どれもが眩しいほどの艶と光沢と放っています。

 

20101112 円い木への本能④さて、今月の会議にも多くの会員が集結。10月末に、大洲市で例会が開催されたのですが、残念ながら都合がつかず参加する事が出来ませんでした。その収支報告やら、今月に開催される新居浜での例会の内容の協議とかで、それぞれの担当者が集まっているのですが、総会員数が多くなると、役員会の出席者も比例して多くなります。一時期の例会並みに人の集まる役員会、活気があっていいです!南予、東予の会員も増えて、一気に全県的な拡がりが出来てきたように思います。

 

20101112 円い木への本能⑤来年の会長予定者の井上・代行副会長マルヨシも真剣な眼差しで書類に目を通されています。10月の大洲の例会では、例会担当の下田君(下田製材)が八面六臂の大活躍したようですが、井上さんにもいろいろ相談して、細心のバックアップもあったようです。身近に経験豊かで相談の出来る先輩が居るという事は力強い事ではないでしょうか。その井上さんの作られている積み木にも社名マルヨシの『maru』のロゴが印字されているのも偶然と思えなかったりして・・・いろいろな物が何かのキーワードで次々に繋がってくるのは、無意識の中で起こっているのではないと思います。その何かを探るために(?)、会議後は酒を囲みます。なるべく木や森の関わりのあるお酒を飲むようにしています。その日はこちらの『白神山地の四季』。美味でした。運も縁は自ら切り開いていくものです。




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