森のかけら | 大五木材


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20110130 語って染まれ、若きモミジの葉・・・2①突然話は飛びますが、かつてセ・リーグの覇権争いでで巨人VS中日戦があって、ヒートアップしたゲームの中で、確か中日の立浪選手が頭部あたりの危険な死球を受けてベンチに担ぎ込まれした。すると心配した中日の選手、コーチまで全員がベンチに集まってきて大きな輪が出来ました。その時テレビの解説をしていた元広島の達川さんが、その光景を見て「ああ、中日はいいチームになりましたね~」としみじみ語っていた言葉がなぜか深く心に残っています。まだ落合監督が就任して直後だった(記憶が定かではないのですが・・・)と思うのですが、中日が力をつけ始めてきた頃で、底辺にこういうチームの結束力があるから強くなるなだなと納得しました。ひたすら他チームからスターを集める巨人に対抗して、現有戦力を鍛えて戦うというのが当時の中日との構図でした。なので余計に、1人の選手のために全選手、スタッフが集まってくる姿に、感動と恐怖(熱烈阪神ファンとしては、これではとても戦力以外の部分で敵わないだろうという思い)を覚えたのです。

20110130 語って染まれ、若きモミジの葉・・・2②このもみじ建築の新年会でその時に感じた感覚が蘇りました。会が盛り上がった頃、乗松さんが大工さんたちを従えて壇上に勢揃い。今年入社された方もいらっしゃるので、ひとりひとりマイクを回して自己紹介と挨拶。それぞれに乗松さんが、愛情ある叱咤と補足を付け加えて笑いを誘うのですが、やんちゃな悪ガキを率いる親分の如き貫禄(お腹の出具合も!)。それぞれの個性をよく見ておられる。誰にどういう現場を任せるかも、個人の性格や能力を把握したうえでの差配なので、施主さんからの満足度が高いはず。

20110130 語って染まれ、若きモミジの葉・・・2③ドラゴンハウス越智棟梁、その後の『み継ぐ家窪田棟梁と、仙波棟梁方々の皆さんとお話しするにつけ、その若き心にもしっかりと乗松イズムが深く浸透していることが確信できます。ただひとりの現場で働く職人大工にあらず、責任と権限を任された現場のリーダーとして、「棟梁」を育てていくんだという意欲が現場で程よい緊張感と心地良い空気感を生み出しているように感じます。もみじ建築さんのすべての大工さんと一緒に仕事をさせていただいたわけではありませんが、これから現場でお会いする楽しみが増えました。最後は、もみじ建築のNO.2にしてムードメーカーの松田棟梁と乗松さんの掛け合い漫才のような楽しい出し物(?)もあり、乗松さんのマイクパフォーマンスにも熱が入ります!『若くて飲めて語れる大工集団』は、スタイルは新しく見えても、その中身は伝統的な在来木造を本気で継承しようという職人気質。頼もしい~!

 

20110130 語って染まれ、若きモミジの葉・・・2④この日、さまざまな思いが乗松さんの胸にも去来された事だと思いますが、きっと忘れられないかけがえのない一日になったと思います。その思いは我々も同じです。実は開所された新しい事務所にテーブルのご注文もいただいて、個性的な一品を昨年末に納品させていただいたのですが、それについては後日のかけらでご紹介させていただきます。今年の秋にモミジが紅葉する頃には、もみじ建築さんも今よりもずっとずっと鮮やかに紅葉されていることと思います。この日の思いが胸にある限り!




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