森のかけら | 大五木材


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昨日のブログで【森のかけら240+】の新しい解説書が完成したという事をアップしましたが、早速数件問い合わせをいただきありがたい限りです。大量部数を印刷しましたので、安心してドンドンご注文下さい!昨日の繰り返しになりますが、とりあえず解説書を作成するに当たり240種全ての写真が必要でしたので、今回はかなり無理をして強引に撮影用の【かけら】を作りました。そのため、解説書には掲載されているものの、まだ実際の【かけら】は乾燥中とか準備中、加工中、塗装中という物も数点あります。また、もともと在庫が少なく注文が重なると欠品しやすい物もありますので、最新リストには掲載されていたけど欠品したという事があるかも知れませんのでご了承下さい。何度も言うと言い訳がましいですが、ズバリ言い訳です!

欠品する物と過剰なくらい余る物が極端ですが、フローリングなどのように厳然たる売れ筋商品があるわけではありません。家具としての人気の高いブラックウォールナットなどは誰もが選ぶと思うでしょうが、これが意外にもそうではありません。聞いたこともないような木は選ばれにくいという大きな傾向はありますが、メジャーな木でもセレクトされない物は結構あります。注文書を見ながら箱詰めしていくわけですが、「あれ?」と思うこともしばしばあります。

要は購入される方が何を求めているかということです。国産材を使った家造りをされている工務店さんは、当然国産材のしかも建築に使えそうな木が中心になります。逆に輸入材を扱われる材木屋さんは、屋久杉にも目もくれません。学校の先生は教材として満遍なく、中でも比重の高低差の激しいものなど。100種類をセレクトしてもらうと、その人の性格も見えてきて面白いです。性格判断というよりは、職業判断(?)みたいなものです。240種の解説書完成に合わせて、ドンドン加工も出来上がってきていきます。

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240種の中から、頭を悩まし選ばれた物が欠品することないようにしたいのですが、なにしろ天然物です。アルミやプラスティックや鉄とは訳が違います。また、大量に作りコストを避けて下請けになる道を選んだ訳でもありません。もっと大量に発注し、安く加工出切る工場を探せばコストダウンできるのにと、助言くださる方もいらっしゃいますが、私としては、端材を捨てるのが勿体ないという『ケチ根性』で、仲間達と力を合わせ作り始めたというコンセプトを変えるつもりはありません。そのコンセプトこそが、この商品の全てだと思っています。それを止めてしまっては、志を捨てたも同然です。改めて初心に戻り、何のために作るのか、誰のために作るのかを胸に刻んでおこうと思います。




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