森のかけら | 大五木材


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20121008 1これも少し前の話になるのですが、昨日の『森のかけらギフトカード』と同じく、地域の小さなものづくりに対していつも温かいご理解とご声援をかけていただく地域の皆さんとの話。弊社があるのは、松山市平田町といって、旧松山市で言えば北部の端の方です。このブログでも何度も登場してきた『オレンジ会は、そのふた隣町にある堀江町を基点とした二代目、三代目の異業種交流会です。弊社は堀江町内ではありませんが、いろいろな経緯があり会の創立より名を連ねさせていただいております。

 

20121008 2その『オレンジ会』のメンバーは20~50代前半ですが、その親世代が作られているゴルフコンペが『掘江会』です。2つの会を掛け持ちされている方もいらっしゃいますが、いずれも地元・堀江地区の経営者の方が主なメンバーです。その「掘江会」は歴史も古く、この夏で500回を迎える事になりました。そこで500回を記念して、メンバー全員で何か記念品を作ろうという事になり、なるべくなら身近な人が作っているモノをという事になり弊社にお声をかけていただいた次第。ありがたい事です。こういう地域や地元とのつながりがものづくりに活気を与えてくれます。特に身近な人から、その仕事を認めてもらい注文をいただくという事は殊更嬉しいものです。

 

20121008 3「面白いモノ作っているね」と声をかけていただく事と、実際にご注文をいただく事の間は天地ほどの隔たりがあります。それは商売として成り立つかどうかの分水嶺でもあります。声をかけていただいたい応援していただく事も当然ありがたい事なのですが、実際にお金を払って購入していただく事で初めて商売が成立します。商品を見て感じる「いいね」感が、購買意欲にまで達した時に、モノづくりの思いは結実するのです。「いいもの、面白いモノを作っていたのにね」で語られてしまうものづくりでは、決して存続はありません。ファンを増やす事の目標の先には、「沢山のファンに喜んで楽しんで買っていただくモノを作る」というゴールがあってこそ。なので、今回身近な方から大切な記念の品として弊社にお声をかけていただいた事はとても嬉しく感慨深いものとなったのです。それで選んでいただいたのがこちらのネームプレート

 

20121008 4ブラック・チェリーの『円い森』に穴を開けて、500回記念の日付とメンバーそれぞれの名前をレーザーで彫らせていただきました。ゴルフのキャリーバッグに付けるネームプレートです。文字は深めに三度彫りし、チェリーの赤身にレーザーの焦げ目が一段と映えます。屋外での耐候性を考え前面ウレタン塗装しています。ブラック・チェリーは日本のサクラにあたりますが、サクラの木言葉は『微笑』。生憎私はゴルフはしませんが、この中でどなたが栄冠の微笑を手にされる事でしょうか。

 

20121008 5実は以前からゴルフ関連でも『木のモノ』を取り込めないものかと思慮しておりましが、自身がゴルフをしないのでリアルな発想が湧いてきませんでした。それが今回の件で少し道が見えたような気持ちです。仕上げ磨きはいつもの清風園」さんにしていただいていますが、地域の方のちょっとした心遣いが根っこでいろいろな人の仕事や暮らしに結びついています。。折角買うなら地元で、どうせなら知っている人から、そんな温かい眼差しが我々零細企業に生きる道を開いてくれるのです。

※ 『円い森』のオリジナル仕様は別途加工賃が必要となります。




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