森のかけら | 大五木材


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20140209 1 .bmp佐藤さんのお住まいは都内の高層マンションの20階。商品搬入は専門業者に任せたのですが、大人3人がかりの大仕事だったようです。そのお住まいからは見える夜景は宝石箱のような輝き!それでも毎日見ていればすっかり慣れて飽きてしまうと仰っていましたが、田舎者には刺激的な眺めです。正面の大きな窓からはライトアップされた東京タワーの姿、もうひとつの窓からはスカイツリーの姿が拝めます!都会の喧騒も宝石箱の中に閉じ込められたよう。

 

20140209 2.bmpゼブラに魅せられた佐藤さんのご期待に応えるべく念には念を入れて加工、仕上げに注意を払ったものの、納品後割と早い段階で表面に浅いクラックと小口割れが発生してしまいました。鉄のT型プレートやウレタンの重ね塗りでがっちり固めたものの、ゼブラウッドの癖を完璧に抑えることが出来ずに、比較的軟らかい夏目部分に収縮のひずみが起きてしまったようです。事前にゼブラの特徴などにはご説明させてはいただいていたものの申し訳なさで一杯。

 

 

20140209 3 .bmp今までにもっとひどく反ったり暴れたりしたゼブラもよく見てきたので自分の中に免疫があり、想像していたほどではなかったのでまだ少しホッとしました。いくら事前に説明しておいたからといって、その結果に責任を持たないなんてつもりはありません。この2年の使用感を拝見しただけでもどれほど佐藤さんが大事にされたかが分かりますし、その夜も佐藤さんの口から「このゼブラとは一生付き合っていきたい」という言葉が!嗚呼、なんで我々はこんなにゼブラに恋してしまったのか~!!

 

20140209 4 .bmpただし、まだゼブラも東京暮らしがまだ2年。もう少し東京の水にも慣れてもらってから改めて削り直しをさせていただくことにしました。佐藤さんが、ゼブラのオーナーの資質である「寛容さ」と深い木への愛情と造詣を持ち合せられていて本当に感謝です。そこから先は、ご家族と一緒に奥様の手料理まで御馳走になり、メンテナンスの話もほどほどに木や建築、そして佐藤さんをゼブラの虜にさせた釣りなどの話に花が咲きました。こういうご縁こそが材木屋の財産なのです!




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