森のかけら | 大五木材


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20140131 1.bmpイベントやら消費税増税前の駆け込み需要などでしばらくご無沙汰していた久万造林が驚くばかりの変化を遂げていました!先日久々に久万高原町に足を伸ばしてみると、製材機を片付けた倉庫の中が大変身。空になったこの倉庫で何が出来るのか、何をしようかと盟友・井部健太郎君と散々妄想を語り合ってきましたが、その妄想が見事なまでに実現していたのです!久万造林㈱は創業明治6年で、今期100周年を迎えるという木材業界でも指折りの老舗企業です。

 

20140131 2.bmp数年前より、製材事業を縮小して文字通り造林事業に集約する一方で、創業100周年を機に、空いたスペースを使った新たな『山の活かし方』を模索していたのですが、こういう事ってある意味やったもの勝ち!高邁な理屈をダラダラ言ったり、デザインしてみたって実践できなければただの絵に描いた餅でしかありません。私も何らかの形で手伝いできないかと相談は受けていたのですが、すっかり自分の事で手一杯になっていましたが、ここまで出来ていたとは!

 

 

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まだまだ完成したわけではなく、これでも妄想の一部に過ぎませんが、そこはやっていくなかで軌道修正したり不足を補ったりしていけばいいだけで、ついつい最初から完成形を求めがちですが、こういう取組って答えがないので、反応を見ながら微調整していくしかありません。全国各地で似たような取り組みはあるものの、それぞれの地域によって山の形態も違うし、業態も違います。どこかで成功したスタイルをそのまま持ち込んだってうまくいくはずありません。

 

20140131 4.bmp既に地域の方を集めたミーティングや大学生たちとのワークショップなどをこの場で実践されていて、課題や成果も沢山出ていることだと思います。私は久万高原町の人間ではありませんので、直接的にこれからの久万高原町の自治に参加するというわけにはいきませんが、山の事を町の人に伝える仕組みやそのための商品開発として関わることが出来ればと考えています。しかしそれについても既に健太郎君が着実に、久万の木を活かした商品として現実化している様子。

 

 

20140131 5.bmpしかもこのスペースのほとんどが、何か新しいものを持ってきたというわけではなく、そこにあったものを再利用したり使い方を変えただけのもので、ほぼ自分たちの手による手作りというところにも感動するし、それでこそ意義もあるというもの。わずか数か月前まで何もなかった製材跡とは到底思えません。一角には以前購入してもらった『木の玉プール』コーナーもありました。顧みて、『誕生木商品』が1月で停滞している自分が恥ずかしい・・・。いや〜これは負けてはおられませんぞ!!

 




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