森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

さて撮影が始まったのですが、今回は自分が被写体となるという事で、残念ながら撮影風景の写真がほとんどありません。プロモーションビデオ完成前に撮影風景をあまり公開するというのもどうかとも思いますので、数少ないスナップショットのごく一部だけを公開。夕方とはいえ、まだまだ蒸し風呂状態のような倉庫の中で、脚立に登ったり大きな木を担いだりという危険な撮影を決行。午前中のスギウラ工房のほんわりした雰囲気とは随分と違うような・・・いや、きっと大丈夫。

 

サウナのような倉庫での撮影中でも、顔には汗ひとつかかない『白石さん』、さすが女優!今回は、白石さんがものづくりの現場を訪問するという設定でしたが、よく【森のかけら】の製作現場を動画で撮らせて欲しいというご依頼を受ける事があります。それで困るのは、ここで私が直接木を削って加工して磨いて『かけら』を作っているのではないという事と、ほとんどの作業が機械による工程のため伝統工芸の職人技のような絵になるような場面は望むべくもないという事。

 

どうしても『熟練の手技から生まれいづるものづくり』みたいなイメージで来られる方がほとんどなのですが、いい加減その杓子定規的なイメージは脱却されてはどうかと思うのです。私の場合は、「作る」という直接的な作業よりも、それを生み出す根源的なアイデアや、物語を付加していく、いわば絵になりにくい作業を担っているわけで、そういう説明を正直に話すとガッカリされるか、嘘でもいいから何か作っているような雰囲気のところを一枚なんてのたまう不届き者も・・・

 

その点、マイル氏白石さんは『木を語る材木屋』という視点でものづくりの現場を捉えていただきありがたい限り。絵になりにくい部分を、どう絵にしていただけるのか楽しみなところです。撮影はその後、会社の近くの土手で「モノ憂う白石さん(?)」の撮影へと移り、美しい夕焼けの中で中マイル氏のカメラは廻り続けたのです。予定時間をはるかにオーバーして、夕闇が近づいた頃撮影終了。この翌日も大洲と明浜町で更に撮影は続けられ、編集作業を経て秋頃完成の予定。

 

完成の暁にはおとなの部活動のサイトでも公開させていただきますが、恐らく他のお洒落な3社とはかなり温度差のある男くさい材木屋の場面がうまく収まるかどうか・・・一抹の不安も感じつつ、そこはマイル氏の手腕に委ねるところですが、今回の撮影を終えて本当に大五木材としても単独でプロモーションビデオを作ってみたくなりました。翌日の撮影のため恒例の懇親会はなかったのですが、このままのテンションでマイル氏と飲んでいたら間違いなく即決していたことでしょう・・・完結。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Scroll Up