森のかけら | 大五木材


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20151125 1最近飛行機を利用することが多くて松山空港に行くと目に飛び込んでくるのが、空港内のロビーに置かれた木のベンチ。『媛ひのき』と記されたように、愛媛県木材協会が愛媛県産材『媛ひのき』を使用して製作したものです。そこに座られている人のどれぐらいの人がそれが愛媛県産材のヒノキを使って作られたベンチなのかということを意識しているのか分かりませんが、木のモノが入るだけで無機質だった空港ロビーが随分と和らいだ雰囲気になっているように思えます。

 

20151125 2これも一般の方に直接PRするためのひとつの『森の出口』だと思いますが、公共施設などで木を使う場合にはいろいろと使用制限や仕上げ規制があったりするので、なんでもかんでも木で作れるというわけにはいかない事もあるでしょうが、頭で考えるばかりでは何も進みません。木だとすぐに経年変化や劣化してしまって汚くなったり、メンテナンス費用がかかるので公共の場などで木を使うのは止めたほうがいいという否定派の方もいますがとても空しい主張に聞こえます。

 

20151125 3時間が経っても何も変わらないようなモノに愛着が湧くでしょうか。このヒノキのベンチもやがて時が経てば、黒ずみ、傷がつき、汚れも目立つようになるでしょう。それとて、そのベンチでどれだけ多くの方が腰をかけたかという証拠。それが木を使う意味であり、木であることの喜びだとも思うのです。この場に木がある事でどれだけのPRが出来たのか、どれだけ啓蒙活動が出来たのかという無粋な事を言うお方もいらっしゃるでしょうが、今日蒔いた種を明日刈り取るつもり?

 

20151125 4偏屈材木屋としては、ヒノキ・スギといった『メジャー選手』ばかりにスポットライトが当たると嫉妬してしまうのですが、それはさて置いたとしても、暮らしの中に少しずつでも『木のモノ』が取り入れられ、復権されていくことは嬉しい限りです。若い世代にとっては郷愁としてではなく、新鮮に映る木のモノ。今ほど、木のモノが川下でウェルカムな時代はないのではないかとさえ思えるのです。急いで出口をこじあけていかねば・・・来年は新たな出口5本ぐらいは開通させたい。




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