森のかけら | 大五木材


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全国大会から一夜明け、北信越で迎える4日目の朝。もうこのままずっと北信越で暮らすことになるのではなかろうかと思えたほど濃密でディープな旅でした。とりあえずこれで、当初もくろんでいた仕事に関するミッション(行くべくところ、会うべきひと)はほぼ終了。残すは、趣味と実益を兼ねた日曜日の観光。最後の一日は移動も含めて開けておいたので、体調や時間の都合で行ける場所を3つぐらいに絞り込んでおりました。ですが、その前に行っておかねばならないところがあります。そう、あの金沢駅前の『鼓門』です!

金沢に到着した日はすっかり夜のとばりもおりた時間帯、土地勘も無く人影もまばらな中、宿泊するホテルに近い方に出てしまったため、この鼓門を見ることが出来ませんでした。さすがにこれだけは見ておかねばならないと、これだけを見るために金沢駅に。思えば、この鼓門を見る機会は8年前にもありました。それが前回、金沢で開催された木青連の全国大会。それまで全国大会には皆勤賞であった私でしたが、その年の5月に父親である前社長が亡くなり、全国大会への参加は取りやめました。

それから、いつか行きたいと思っていた金沢への思いが8年後に結実。しかし今考えれば、その当時は村本さんや四住さん、角永君たちとも今のような濃密な関係が出来ていなかったので、その時に金沢を訪れていたとしても今回のような充実した旅にはなっていなかったように思えます。その時にはその時なりに感じるもの、得るものもあったでしょうが、その8年という時間があったからこそ、今回の北信越の旅が非常に内容の濃い、思い出深いものになったのだと思うのです。長い時間かけて望んだものにはそれなりの味わいがある。

世界で最も美しい駅14選の6位に選出された(アメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」のWeb版)『鼓門』の異形に圧倒された後は、『ダグラスファー(米松)』で作られているとの事。さすがにここまでは『能登ヒバ』信仰は及んでいなかったかと思ったら、新しくなったコンコースの柱の包み板の集成材に能登ヒバは使われているとのことで、さすがです。それでこの後、帰り便は後輩たちの車に乗せてもらうことになったのですが、折角なので福井の観光地にでも行ってみようかということになって、福井といえば『永平寺』、『東尋坊』・・・




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