森のかけら | 大五木材

ビーバーハウスの土場に転がっていて、さあこれから製材しましょうとなっていた丸太がありました。それがこちらの『ナナミノキ』。モチノキ科の広葉樹ですが、今までほとんど耳にしたこともないはずの木なのに、なぜかその名前を最近聞いたような・・・そうだ、ここに来る前に酔った瀧原宮で柳田さんに教えていただいたばかりではないか!滝原宮で見たのは小さな若木だったので随分とイメージが違いますが、今までは見ていたはずなのに意識してなくて見えていなかったのが意識することで急に見えるようになった例。

私はこういうことを『目に前に大きな未確認飛行物体(UFO)がいたとしてもその事を認識してなければ見えていない(例えば鳥や飛行機として認識してしまう)のに、UFOに関する情報を得て、認識した途端にそれらが自分の周辺で沢山現れる、そういう事象に急に多く遭遇するようになる法則』だと考えています。自分で長いわ~!と突っ込みたくなりますが、実際そうやって目ではみていたはずなのに、見えていなかった(認識していなかった)木のなんと多いことかと自分でも驚いているところです。

この『ナナミノキ』なんてまさにその代表例。木って、そうやって身近で教えていただける人がいれば出会える機会は実は思っている以上に沢山あるものです。ところで、このナナミノキは以前も触れましたが、愛媛では『アオキ』と呼ぶ地域もあります。それはこの木が常緑樹で葉が表も裏も青い事に由来していて、アオというのは『日本における青と緑の混用』です。だから実際には緑の葉。実は赤くて、葉は緑、肌は白という典型的なモチノキの特徴。恐らく板に挽いてしまえば他のモチノキの仲間とたいして差はないように思えます。

にもかかわらず、『ナナミノキ』という名前から入ったために、この木は私の中では唯一無二の木のような存在になってしまったのです。しかしモチノキの仲間って板にしたり小さく加工してしまうと、特徴が似すぎていてほんとんど識別不可能なのではないかと思います。実や樹皮や葉のついている丸太の状態ならまだしも、完全に耳を断って板状になってしまえば、どれもこれも同じに見えます。なのでこういう風にモチノキの中でもその種類をしっかり特定できている木はありがたいのです。いずれ分けていただくことになりそう・・・




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