森のかけら | 大五木材


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材木屋だけに小枝がいっぱい転がっていて巣作りに適しているのか、差し掛けの屋根が雨よけに都合がいいからなのか、木の中から出来来た虫が食糧になるためのか、あるいは店の主の人徳なのか、理由は定かではないものの(個人的にはいちばん最後の理由だと信じていますが)、やたらといろいろな鳥が巣作りにやって着ます。ツバメやハトをはじめ、名前も分からぬ大小の鳥たち。作り始めた段階で気づいた場合は、可哀想ですが追い払って強制撤去させていただきます。

商品の上などに巣を作られたら、商品が糞でえらいことになってしまいますので。しかし我々の目をかいくぐって愛の巣を作ってしまって、その中に卵が見えたり、孵化してピヨピヨなんて小鳥の声でも聞こえた場合は、私とてひとの親。鬼ではありませんので、無事巣立っていくまでは家賃未納でも、そこには近寄らずそっと見守ることにしています。しかし問題なのは、その巣がある木材を動かさねばならない時。不安定に積んだ木材の隙間とかに巣を作られてしまうと大変。

うかつに動かしていて、もしも崩壊でもしてしまったら小鳥の命はありません。かといって、お客さんに「お求めの商品の前に鳥が巣を作っておりまして、無事に雛が巣立つまであと2週間ぐらいはかかりそうですので、納品はそれからでもよろしいでしょうか?」なんて事が通用しようはずもありません。そんな時は、鳥の話は私の小さな胸の中にしまっておいて、いろいろと大人の事情で納品が遅れている旨お伝えし、一日も早く雛が巣立っていくのを待つのです。

しかしそれでもどうにも納期が迫って来た場合は、超スローで極力巣に振動を伝えないようにソロリソロリト材を動かします。先日もそういう状況になってしまい、もうどうにも納期が伸ばせないので覚悟を決めて巣のある材をリフトで動かすことになりました。明日動かそうという日の夕方、鳴き声がしなくなったようなので確認してみると巣がもぬけの空。奇跡的なタイミングで巣立っていきました。それで安心して動かしていたら、桟が朽ちていて、リフトを上げた拍子に物凄い勢いで崩落!ガラガッシャーン!!

小鳥の命は救ったものの、代償は小さくない・・・。豪快に崩れてしまったのはケンパスのショートサイズのデッキ材。もともと間に入っていた桟も弱くて不安定だったのと、加工してあって板自体が滑りやすくなっていたこともあって、豪快にやらかしてしまいました。たまたま加工に来られていた大工さんからは、いくつになってもリフトの運転下手やの~の冷たい視線を浴びましたが、ここに小鳥の命を救った慈悲深い材木マンがいることを誰も知らない・・・




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