森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20120202 1本日は、愛媛県美術館講堂において、四国経済産業局のセミナーがあり、その場で私が事例発表をさせていただく事になりました。以前にもご紹介しましたが、テーマが『デザインセミナーIN愛媛 ものづくりXものがたり』という事で、平成20年度に「デザイン活用による売れるものづくり推進事業」の採択を受けた弊社にお声がかかりました。例えどんな分不相応な舞台であろうと、かけていただいたお声に応える事こそが採択を受け事業をさせていただいた者の使命。

 

20120202 2成功事例の発表という事のようですが、「成功」にもいろいろありまして、私の前で発表された『骨まで食べられる干物』を作り上げられた㈱キシモトさんなどは、誰がどう見ても明らかに「成功者」。その一方で、こんな活動をしたって大丈夫なんだよというのが私の立場。ええ、それはもう十分に己の立ち位置は心得ております。そのキシモトさんの『骨まで食べられる干物』は、文字通り骨ごと食べられる画期的な商品で、産官学の知恵の結晶!試作品を分けていただきましたのでいずれ詳しくご報告致します。

 

20120202 3ちなみに産官学の官の立場で関わられたのが、拙ブログで魂のコメントをいただくfujitaこと産業技術研究所の藤田雅彦さん。岸本専務との事例発表もその藤田さんとの掛け合いで、手厚い下準備が出来ていましたが、私は完全な放置プレイ・・・いいんです、それも分かっているんです。お前は自分でオリハルコンの剣を探して戦えという事も、「崖から我が子を突き落とすライオンの愛情」だという事も!人と人がうまくつながった事例として、私は胸を張って『森のかけら』は成功事例ですと言いたい。

 

20120202 4その立場でなら(でしか)お話は出来ませんが、ご依頼の趣旨もそこにある(はず)なので、一切の迷いも無く発表。さすがに今回はお堅そうな雰囲気だったので、持ち時間30分で初めてパソコンを使わせていただきました。しかし慣れぬ事をしてしまったために不慣れな操作でバタバタ・・・。予定調和には早々見切りをつけて、その場の流れトークに変更。しかし堅い空気に一太刀も浴びせることもできずに、盛り上がることなく終了、撃沈。

 

20120202 5笑いを取ろうとも考えたのですが、それは許されないような空気感が伝わってきて、不本意ながらまじめな話に終始・・・。いか~ん、こんな事では檀下の最前列で藤田さんの舌打ちが聞こええる・・・「チッ、何やってやがんだ!面白くねーじゃねえか!」上っ面の浅い話になってしまい申し訳ありません。この分は必ずきっと夜の懇親会で、喉から血が出るほど魂込めて熱く喋り捲って挽回いたしますので・・・そんな気持ちで、血が出るほど拳を握り締め寂しく壇上から降りる私であったのです。

 

20120202 6まあどうにか露払いも終わり、メインイベントのトム・ヴィンセント氏の講演。『愛媛の逸品を世界に届ける!-身の丈にあった商売戦略-』というテーマで、「インターネット」を使って明日からあなたも世界とつながりましょうという話を軽妙に語られました。トムの口から「アブダビ」とか「フランス」なんて言葉が出ると不思議な説得力があります。さすがは話し上手な変なイギリス人です!いつもトムの話には勇気づけられますが、この後それをどれだけの人が実践しているかどうか。

 

20120202 7初めてトムと出会ってから数年。あの時聞いた夢のステージは、当時メールもろくに扱えなかった私にとって雲の上の見果てぬ世界でした。それは素晴らしいけど、そんな所にいけるはずがないじゃないかと。それが日々こうしてブログを更新して、ネットからご注文をいただくようになり、『かけら』が世界を巡り、人間やれば出来るものなんだと強く実感しています。「やれたら素晴らしい」を「やったから素晴らしい」と言い切れるようになるまでやらねば!続きは懇親会で固まった口を滑らかにしてから!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
Scroll Up