森のかけら | 大五木材


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20140327 1昨日、倉庫の整理整頓が出来ていない話をしましたが、早速その天罰が・・・!弊社の場合基本的な在庫の考え方としては、人間独りの手で運べない(つまり私の肩で)モノは寝かす(積み重ねて保管)のが基準)。要するに重たいもの(ゼブラやウェンジ、ナラなど)、長いもの(4m以上)、広いもの(幅が1mを超えるような)、あるいは極端に小さいもの(まとめて梱包)です。倉庫に立て掛けてある板は、しっかり乾燥していて私が独りで担いで運べたモノという事

 

20140327 2その倉庫の中の板の並べ方が問題なのですが、材木屋的な視点で考えると『樹種別』に分けたくなります。クリならクリ、サクラならサクラ、トチならトチといった具合に。耳を断った平板の場合は、家具を作るために同材で木取りをしなけらばならないので、必ず揃えて保管しておかなければなりません。しかし、それぞれ独立した1枚でテーブルやカウンターになる、ある程度の幅のある耳付き板の場合は、複数枚使う事は滅多にないので1枚1枚が勝負になります。

 

20140327 3だとすれば、樹種で分けて保管するよりも、サイズで分けておいた方が効率的なんだとは思うのですが、市場で仕入れる時からして樹種別の配列で買う事に慣れていて、材木屋感覚ではどうしても樹種で分けたい(私だけかしら?)という観念が強く、ついついサクラコ―ナーとかトチコーナーとか作ってしまうのです。同業者同士の卸の場合は、「問い合わせの入口」がどれこれの樹種で何枚で、という事もあるのですが、一般の方相手だと基本はサイズになります。

 

20140327 4にもかかわらず、樹種基準で保管しているわが倉庫では、遭難が日常茶飯事!先日もクスノキが『遭難』しました。台帳では絶対残っているはずのクスがどうしても見当たりません。雑多に置いてあるように見えても(実際雑多に置いてあるのですが)私なりの法則に乗っといて置いてある(つもり)なので、おおよその目途は立つのですが、どうしてもあるべき所にないッ!それは必ず急いでいる時に限って起こる・・・。クスノキが無いッ!!お客さんが待っている~!

 

20140327 5人間痛い目に合うと学習するものですが、長年この仕事をしていると、痛みの耐え方と忘れ方に精通してしまい、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまいます。まあ自分でもなんと懲りないものかと感心するのですが、ご注文で探す場合、筋肉も引き締まって少々の重みにも耐えれる(これも金だ〜!と思って・・・)るものの、ただ並べ替えるだけの作業となると筋肉だけでなく気持ちも萎縮してしまいます・・・。うま年生まれだけに鼻先にはニンジンが必要という事で・・・お粗末。




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