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本日は恒例の松山市消防の出初式に参加。市町村合併で北条市や中島町と合併してからは、行進が終わるのだけで30分近くも要するほど巨大化して、今年は発表によると1908名の参加という事でした。今年は私の所属する分団は、待機組でしたが代表して2名のみ参加。カイロを支給していただいたものの、それも使わずに済むほど天候にも恵まれました。こういう大規模な団体行事に参加する機会も少なくなってきて、そうなった頃にその良さも分かったりするもの。
昨年から新たに入団されたジューサンケンチクセッケイの石村隆司君㊧をはじめ、建築関係の方の顔も多数拝見。とはいえ人数が多いうえに皆同じ格好をしておりますので、分団でも分かっていなければ見つけるのも出会うのもかなり低い確率。自営で建築業を営まれている方は、とりわけ地域との結びつきが深く、終の棲家を作っている身としては一瞬にして家を灰塵に帰してしまう火事はもっとも忌み嫌うものだけに消防活動への参加も熱心です。
昨年も地元では幸いなことに大きな火災や事故はありませんでしたが、忘れた頃にやってくるのが天災の怖さ。来賓挨拶でも昨年夏に起こった広島の豪雨による土砂災害や長野の御嶽山の噴火などの大規模災害のついて触れられていましたが、愛媛とて南海地震の不安を抱えた地域であり、油断は出来ません。とはいえ、消防団だからといって普段から何か特別な訓練をしているというわけではありませんので、実際そうなっても役に立てるかどうか・・・
少し前に北海道の積丹岳で起きた遭難事故で、救出に向かった救助隊の救出方法が適切でなかったから息子が死んだとして遺族から訴訟が起こされ、何と救助隊の過失が認められ警察に1200万円の支払い命令が下るというトンデモナイ判決がありましたが、命を顧みずに危険に飛び込む消防士や救助隊の姿を見て、そんな判決を出せる裁判官の人格を疑わざるを得ません。緊急災害現場におけるプロフェッショナルの判断を机上の論理で語る愚かさ。
式典の後の消防士の皆さんの統率の取れた消火活動の実演を見ていると、日頃の訓練や火に対する知識がいかに大切であるかを痛感します。あっという間に負傷者を運びだし絶妙のチームワーク、役割分担で消火にあたる姿は感動すら覚えます。無謀で向う見ずな行動がどれほど多くのひとの命を危険に晒し、迷惑をかける事になるのか、そういう事を考える契機になるというだけでも出初式に参加する意義や価値は充分にあると思うのです。
| 以前から何度も御紹介させていただいている愛媛県産の広葉樹ですが、長い乾燥期間を経て少しずつ光の当たる表舞台に立たせていただいております。広葉樹の場合、針葉樹に比べて乾燥に時間を要するのですが、念には念を入れて乾かせている(決してその存在を忘れていたとか、売る能力が無いという事では・・・)わけですが、同じ広葉樹の中でも乾きやすいものと乾きにくいものはあります。乾きにくい樹の典型が『ブナ』です。 |
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| そんなブナですが、しっかり乾燥させてやれば粘りや弾力がありとっても有用な木で、家具から小物まで用途の広い有用な木です。弊社では主にヨーロッパのブナである『ヨーロピアンビーチ』を取り扱ってきたものの、国産のしかも地元のブナに対する憧れが募り、少しずつですが集めているところです。テーブルサイズの大径木などは望むべくもありませんが、【森のかけら】に使えるような小さなブナであればいくらか集まってきました。 | ![]() |
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しかし森のダムとの異名を取るブナの保水力は、資材としては両刃の剣で、水分は腐朽菌を増殖させる器ともなってしまいます。 水分が多いためうまく乾燥させないと蒸せてしまい、赤やら青やらのカビが発生。小さな部材さえ取れない事もしばしば。また水分は虫たちにとっても命を繫ぐ得難いものとみえて、虫穴(ピンホール)もたっぷりといただいています。さて、こういう材をどう使うかというところが偏屈材木屋の腕の見せ所! |
今朝のテレビ番組『新・報道2001』で日本の文化について特集がありました。冒頭から観ていたわけではないのですが、『漆』という言葉が耳に入ってきたので、そこから番組を観始めました。どうやら外国の女性作家の方が、日本の漆に魅せられて、日本で暮らしながら漆器作りに励んでいるという内容。外部から自国の伝統の良さを気付かされるというのはいつもの事(というより、そういう形でないとメディアも取り上げたりしませんので自作自演的な部分が多いと思いますが・・・)。
まあ切り口はどうあれ、日本の伝統的なものに光が当たるのははありがたき事。つい歳を重ねると伝統的なものって、知っていて当然、ある程度の知識があって当然という意識になりがちですが、若い方の中には本当にその名前も存在も知らないというケースもあり(情報は氾濫しているとはいえ、自ら知ろうと思わないモノは耳に入っても通り過ぎて身につきません)、とりあえず知ってもらわねば次のステップはありません。番組では漆器作りにに欠かせない『漆』を採取する職人について。
現在、漆掻き職人と呼ばれる方は全国にわずか25人しかいないという事。更にその職人たちが使う専用の漆を掻き削る『漆鉋(うるしがんな)』を作れる鍛冶職人に至っては、全国にひとりだけ。しかもその方は70歳を越える高齢で病を患っていらっしゃっていて後継者もいないということ。かつては福井県に沢山の職人が居たがそこも後継者が絶え、今は青森に住むその職人さんの双肩にかかっている状況で、その技術が継承されないと漆掻きが潰えてやがて無くなってしまう。
そこで老鍛冶師は、漆鉋の製作工程を段階的に作った見本を残す取組みを始めました。自分の技術がなくなると漆文化が衰退すると、伝統を受け継ぐ鍛冶職人の使命感だけが自分をつき動かしているのだとサラリと言う彼の言葉には職人の矜持が感じられました。外国人の作家さんが、日本人に対して語った『値段ではなく価値を買え!や、道具を知れ!』などの言葉は言わずもがなな事ではありますが、実践できていないからこそ外国人の方に「なぜ気づかないのか」と思われてしまうのでしょう。
番組の後半では、日本の言葉に宿る美学などがテーマとして語られていました。雅楽や落語界からもゲストが招かれて、それぞれの立場から日本語の大切さが語られていましたが、私も学校などに出張授業させてもらって感じるのは、子どもたちが昔の名作などの本をほとんど読んでいない事と日本文化についてほとんど知識がない事。ある方が、英語の習達は母国のそれと比例する旨の発言をされていましたが同感。まずは自国の文化についてきちんと喋れることの方が優先されるべきだと思います。
ところでかのニューヨークタイムズが、2015年に『行くべき世界の25ヶ所』の中で、日本では京都や富士山を退けて唯一『四国』が選ばれました。『記念日に溢れる日本の最も小さな島』というタイトルで、四国が88ヶ所の寺を巡礼できる四国遍路の島であるという事、昨年が四国八十八ヶ所霊場開創1200年の記念の年であった事、更に特筆すべき場所として日本最古の歴史を誇る道後温泉があるという事が書かれ久万高原町の岩屋時の写真が使われていました。嗚呼やはり伝統は強し!
新年あけましておめでとうございます。毎度のことながら、年末年始は実家に帰省するため通信環境が悪くなるため、すっかりブログの更新が遅れてのアップになり恐縮ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年は、長女の通う高校のサッカー応援バスツアーのお迎えがあり、今年は元旦から松山に戻る事になったのですが、大晦日はぐっと気温が冷え込み、まだ周辺が薄暗い時間帯から雪がちらついており、ノーマルタイヤで帰省したため一抹の不安を抱えながら暗闇の中、一路松山へ戻る事になったのです・・・
この数年、大晦日と正月の三が日だけドッと大雪が降って、その後は嘘のようにすぐに溶けるという気象現象が続いています。私が子どもの頃はもっと雪が降る日が多かったように思いますが、最近は一定期間に異常なほどにドカっとまとめて降るので、怪我や事故の心配があって風情を楽しむどころではありません。朝日が出るころには周囲の雪もすっかり姿を消していましたが、娘を乗せてまた実家に戻る頃には松山周辺でもチラチラと小雪が・・・案の定、高速道路を降りたあたりからは路面に白いものが・・・!
更に実家に近づくにつれて、周囲は銀世界へと変貌していき、ノーマルタイヤでは危険な状態に。生家の近くにはダムがあり、幾つもの橋が架かっているのですが、橋の上は凍結しやすく、私の前を走っていた車は雪道に馴れていないのか、ブレーキを踏んだのがアダとなって車輪が滑り欄干に追突!道路も交通量が少ないと、踏みつけられた雪がシャーベット状になって凍りますので油断大敵。帰る途中にも道路の傍の竹林や細い木が雪の重さで道路にしなだれ倒れ交通の支障になってい現場を幾つも見ました。
水分を多く含んだ雪だと木や竹にとっても相当な荷重となり、手入れの行き届かない細い木などはひとたまりもありません。子どもたちにとってはまだまだ楽しみのひとつでもある雪ですが、森の木々にとっては死活問題。豪雪地帯の人達にすれば笑われるようなレベルなのでしょうが、「順応」するためには、それなりの時間や経験が必要です。ということで自然の摂理に逆らわぬように家でじっとしてのんびりとした正月を過ごして英気を養わせていただきました。それでは今年もよろしくお願いいたします。
我が家の年末年始は、兄弟妹家族が実家に集まって過ごすのが恒例で、それは今年も同じなのですが、いつもと違う点は長女の通う高校(松山北高)の男子サッカー部が第93回全国高校サッカー選手権大会に出場する事になり、長女も学校の応援バスツアーで試合の開催される千葉県のフクダ電子アリーナへ。30日の夕方に松山を出発して車中で2泊、1月1日の早朝に松山に戻って来るという0泊3日という強行軍。実家に帰省している私と家内は、年明け早朝から松山へ娘を迎えに戻って来ることに。
私はサッカーには詳しくないのですが、それでも高校サッカーの聖地と言えば国立競技場というぐらいの事は知っていました。それが、今年から国立競技場は19年のラグビーW杯や東京五輪に向けて7月に解体工事が始まり、8万人収容の新スタジアムが建設されるということで大改修工事のため、高校サッカーの会場としては使えません。それで関東周辺の幾つかの会場で分散開催され、準決勝と決勝のみ埼玉スタジアムで開催されるという変則的なスケジュールで行われるそうです。
応援ツアーへの参加申し込みがあった当初、長女はあまり興味を示してはいませんでしたが、違う部とはいえ、全国大会に出場する母校の応援に大会会場に行ける幸運をみすみす逃すなんてモッタイナイという親の説得に押される形で渋々申込み。それが出発時期が近づいてくると次第に気持ちも高ぶってきたようで、前日にはかなりハイテンションになって、応援の掛け声も口ずさむほどに。松山北の相手は、「関東の雄」と称される栃木県の矢板中央高校で、戦前予想は圧倒的に松山北不利!
まあ、勝てないまでも全国大会の雰囲気を味わう事で自分の部活(バドミントン部)のモチベーションでも上がれば、という程度の思いでこちらとしては送りだしたのですが、いざ試合が始まってみると、試合開始早々にラッキーな先制点が入る、続けざまにもう1点追加!圧倒的不利の予想を覆し、2-0で前半を折り返し。これはもしや?!という色気も出た後半急失速・・・後半は別チームに生まれ変わったような相手の動きに押し込まれ、アディショナルタイムでまさかの逆転ゴールを被弾。
あと一歩のところで惜しくも逆転負け。グラウンドに泣き崩れる松山北のイレブン。そしてスタンドで肩を震わせる応援団。嗚呼、なんと残酷なことか・・・しかしそれゆえにその姿のなんと清々しく爽やかなことか。ひたむきにグランドを駆ける彼らの姿に、娘もきっと何か感じるものがあったと思います。『振り向くな 君は美しい』のフレーズが今年はより深く響きました。「ただ一度めぐり来る青春に火と燃えて生きてきたのなら誰の心もうてるはずだろう」心燃える限り青春時代、初心に戻って、青臭く火と燃えていこうと誓った年の瀬。
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