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昨年秋頃から自宅の隣に建設中だった介護付有料老人ホーム(混合型特定施設)が、このたび完成して、先月開所式があり隣家の家主として出席させていただきました。四階建ての立派な建物です。建築中からその容貌は気になっていましたが、その名前もユニーク。施設の名前は『おはぎ』です。併設している の名前は『おだんご』。建設中からその看板が上がっていたので、子ども達が通学の行き帰りにその看板を目にしていて、「お父さん、隣におだんご屋さんが出来るよ!」と楽しみにしていましたが、期待が外れて残念でした。自宅とは目と鼻の先にある事務所&倉庫の西側に、以前は総菜屋さんの工場があったのですが、2,3年前に倒産して売地になっていました。どうやらそこに買い手がついたようで先日立会があったのですが、そこにも同じような施設が建てられるとの事。
隣近所に、風紀の乱れるようないかがわしい施設が出来るよりよっぽどいいのですが、車で少し走っただけでもその手の施設があちこちでたくさん建てられています。私自身は既に両親を亡くしていますので、あまり実感が湧きませんが、この地方都市にしてもそれだけ需要があるという事なのでしょう。開所式の前に施設をご案内していただきましたが、屋上からの眺めは抜群でした。この地に住み始めてもう20年以上が経ちましたが、彼方のミカン山から見下ろした事はあっても、こんなに傍から見下ろす経験は初めてです。
自宅のすぐ東隣に建てられてるので、三階からは自宅も丸見え。上から見るとこうなのかと不思議な気分。我が家が完成した頃は周辺はすべて田んぼで、自宅の隣の田んぼとは1mぐらいの段差があり、周辺の水路にはメダカなどの小魚や亀もいました。夕時になるとたまにキジの鳴き声も聞こえたりしたものです。松山市内といっても、中心からかなり離れた北部に位置していて、夜になると本当に真っ暗闇で、工場から自宅までのわずかな距離でさえ足元がおぼつかない暗さだったのが懐かしく思われます。
施設内部を案内していただいたのですが、自分に差し迫って必要が無いモノなので、折角の説明も上の空で、何か「木のモノ」はないかとそんな所ばかり見回していました。木の質感や肌触りの温もりなどは、小さな頃から皮膚感覚に染み付いているお年寄りの皆さんが入居されるわけですから、そこに郷愁も癒しもあるようにも思うのですが、「それを使い住む人」と「手入れし管理する人」が別の場合は、無垢は必ずしもベストの材として選択されないようです。
よく違った意味合いで『メンテナンスフリー』とされる無垢材(メンテナンスの必要が無いという事ではなく、比較的自由にメンテナンスが出来るという意味)ですが、その良さだけを享受して、面倒はご免となるとなると、やはりその選択には相応の処理や覚悟が必要になります。何が快適で、何がそうでないのか、その感じ方は立場で変わってきます。そんな中でも堂々たる「木のモノ」を発見、『桧風呂』です!サイズが小ぶりでしたが、それでも凛とした気品に満ちていて、贔屓目でしょうが、ホッとして心が落ち着きを覚えるのでした。
昨年末からずっと練習を繰り返してきて熟練の職人のようになった(?)木梯子の腕前を披露する晴れ舞台がやってまいりました。まさに『晴れのひのき舞台』であります。本年度の松山市消防団出初式。もしも当日雨で中止になれば、来年まで1年繰り越しという事でしたので、何としても開催していただきたいという選手の切実な思いが結実し無事に開催となりました。舞台は堀の内公園。関係者だけで1700名を越える方々が集まる一大イベントです。消防団に入る前には、こういうイベントがある事も知りませんでした。
こういう場面で、出場選手への激励に使っていただきたいのがこの【木言葉書】の『晴れのひのき舞台』!当日、団本部には多くの関係各所からお祝いの祝電が届いていたようですが、木の国を標榜する我が愛媛県としては、日本一の生産量を誇る愛媛県産の桧で作った【木言葉書】にお祝いの文章をしたため、慶事の際に他県の皆様へ送られてはいかがかと思ったりもするのですが。是非ご検討をお願いします。さて、10時開式の1時間半以上も前から会場に集結し、次第に足元から寒気が伝わってきます。学校を卒業して以来、こういう体育会系のノリで活動を行うこともありませんでしたので、何やら心地良い緊張感もあります。これが走ったり飛んだりですと、悲しいかな思いに体がついていきませんが、そこまでの体力を必要としない一種の様式美を追求した演技ですので、体力は大丈夫ですが否応にも気持ちは高揚します。
ああ、遠い昔中学や高校でバスケットボールをしていた頃の試合前にこういう気持ちになっていたなあと懐かしんでいる間もなく本番が慌しくスタート。訓練の賜物でしょう、無事に演技終了。さすがに本番中は撮影も出来ませんでしたが、周囲の方からは綺麗に揃っていたよとお褒めの言葉をいただきました。第一方面隊から4組が出場したのですが、地区が違うとなかなか話す機会も薄い方とも親密になることが出来ました。昨日の講義もそうですが、最近は独りでそういう場面に臨むことばかりで、チームプレーからは遠ざかっていましたが、ある目的に向かって皆が体を使って事を成すとうチームワークの連帯感を久々に体現して清々しい気分でした。さて、木梯子の演技の中では『木遣(や)り唄』が披露されました。選手は歌うことはありませんでしたが、文字通り木を遣り渡す(運ぶ)という山での仕事に最中に歌われた作業歌・労働歌が起源であり、何となく感慨深い気分になりました。
大木を人力で動かす時の合図や掛け声代わりに唄われたようですが、その後町の火消し達の間でも唄われるようになり、さまざまな機械化と共にその意味合いも変化し、作業歌から慶事などで披露される祝い歌へと姿を変えていったようです。現在の山仕事では『木遣り唄』の代わりにチェーンソーの音が響き渡り、牧歌的な雰囲気はなくなりましたが、さまざまにアレンジされながらも歌い継がれる『木遣り唄』には、巨きなるもの(仕事)・こと(祭事)に臨む際の心構えと心意気のようなものが詰まっています。
私が初めて『木遣り唄』を聴いたのは、テレビドラマ『前略、おふくろ様』の中で、室田日出男扮する鳶頭が萩原健一を『木遣り唄保存会』に誘う場面。座敷に座って保存会の皆さんが朗々と唄われる場面を観て、なんで板前さんが『木遣り唄』を唄うのか不思議に思っていたのを思い出します。消防出初式では石橋副団長が見事な『木遣り唄』を披露していただき気持ちも高揚しました。実際にこういう場面で聴くと確かに気持ちも引き締まります。若い頃はこういう伝統的な祭事を続ける事への疑問や違和感もありました。
自分が相応の年齢になって、理屈ではなく実践する立場になると、伝統を継承することの意味を身に持って感じます。受け継いでいくのは様式だけではなく、その準備や練習を通して培われる連帯感や責任感、その意義や思い。そういう事が決して窮屈でもない年齢になってきたのかもしれません。それにしても、わずかな訓練期間ではありましたが、同じ目的に向かう仲間がいるというのは本当に頼もしくありがたいものだと痛感しました。それを感じられるだけでも充分に意義あるイベントでした。
先日、夜も更けた頃に道後の街を歩くことがあったのですが、年末年始には結構な賑わいであったらしい道後の街も閑散としておりました。宿泊宿の浴衣に下駄を履いて街中をブラブラ散策するのは夏の夜の風景。宿泊客はそれなりにいらしたのかもしれませんが、さすがにこの寒さでは外に出ようという気にもなれないでしょう。県外、特に関東以東の方から来松された観光客の方は、松山が意外に寒いので驚かれた方も多かったのではないでしょうか。漠然と南国のイメージがあるのかもしれません。雪が降るのも驚かれるぐらいですから。
このブログでも何度も触れてきましたが、地元市民にしても『道後』はちょっと特別なエリアという感覚があります。観光地エリアという意識が高く、地元の方は忘・新年会や会合、パーティーなど特別な「晴れの日」に行くところです。数年前までは私もそういう市民の1人でしたが、いろいろと道後関連の仕事に携わらせていただくようになって、その回数は飛躍的に増えました。年間50回以上は道後に行っていると思います。勿論、お酒の席は含まずに、仕事関連だけでの回数です。
配達も含めて、道後の街中では駐車場に車を停めて歩く必要があるので、車で素通りしていた時に比べて、気づかなかったモノ、見えなかったモノがいろいろと見えてくるようになりました。誰に頼まれたわけでもないのに、道後と木のコラボ商品を勝手に想像していたりします。いずこの街でもキャラクターを創って観光のPRに励んでいますが、どこにでも独創的で物語性の強いエピソードや名産品があるわけではないので、かなりこじつけのキャラクターがあったりとかなりご苦労されている地域もあるようです。
その点、道後は「日本最古の温泉」、「聖徳太子ゆかりの温泉」、「坊ちゃん泳ぐべからず!」のエピソードなど歴史ある逸話や物語には事欠かないように思えるのですが、温泉同様に元の素材に恵まれているがゆえに、それがうまくPRに結びつけれていないのでしょう。しかし、私はそれが愛媛県民の(良く言えば・・・)奥ゆかしさ、控えめさであって、決して観光PRが下手だから駄目だなんては思いません。そもそも俳句や温泉の街ですから、グルメやテーマパークのような華やかさはありません。
どちらかというとシニア世代に好まれる観光地だと思いますが、最近は若いカップルや家族連れの方もたくさんお見かけします。私は人混みと行列が大嫌いなので、テーマパークなどは最も苦手な場所で、個人的には(少し寂びれて人の少ない)名刹や温泉の方が好みです。自分が観光で行く分にはそれでもいいのでしょうが、観光客向けの商品製作に携わらせていただく立場になると、敢えて人混みの中にも飛び込んでいかねばなりません。完成次第お披露目させていただきます。観光土産に是非どうぞ!
昨日の日曜日は『愛媛マラソン』で、今年も国道196号線が無人の野と化していました(レース前)。今年は5000人もの参加者があったという事で、昨年以上の盛り上がりだったようです。昨年は雨天の中、ボランティア参加という事で(決して進んで自ら参加した訳ではありません・・・)寒さに打ち震えておりましたが、今年は自宅周辺で一般ギャラリーとして観戦させていただきました。コースが自宅の少し前で折れ曲がっているので、そこまで子どもたちと一緒に歩いて移動。
昨年のような使命感が無い分、ゆるゆるの観戦でしたが、さすがに5000人の集団は迫力があります。延々と続くランナーの列。更にそれを取り囲むような沿道のギャラリー。当然走行側の道路は前面通行禁止です。自宅前の道路はコースからずれてるので車での出入りは出来ましたし、会社も休みですので何も問題もありませんでしたが、当日営業のお店はほぼ開店休業状態でしょう。お陰でいつもは混雑している回転すし屋屋さんがガラガラで、子どもたちのリクエストに従い、待つことも無くのんびりと食事が出来ました。いつもこんなに空いていればいいのにね、と満足そうな子どもたち。いやいや・・・無邪気です。競技時間が長い分、道路規制も最大で7時間近くに及び、年々規模も大きくなっていくようですが、周辺の理解がなければ開催は出来ません。ボランティアの人数も昨年とは比べ物にならないほどたくさんいらしたようです。
私の友人知人もたくさん疾走したようですが、到底探し出せるはずもありません。走っているランナーからは意外と目に付きやすいという事ですが、こちらからはさっぱり・・・。各給水スポットでは、ミネラルウォーターの他にも、愛媛の名産・いよかんや銘菓坊ちゃん団子なども振舞われていました。団子を食べながら走るマラソンって他には類がないのでは?ただの団子に新たなTPOを与えることで、別の輝きを放つという好例です。ああ、商売のヒントは街中に転がっています。それに気づくかどうか次第。
かつて、サッカーのJリーグを立ち上げる時に時期尚早だという周囲の反対の声を、川渕元チェアマンが「そんな事言う人間は100年経っても時期尚早だと言う!」と喝破して、Jリーグを実現させましたが、『マラソンに坊ちゃん団子』どころか、この規模の市民マラソンを実現させようと一歩を踏み出した時も相当の反対意見は出たことだと思います。昨日の木村秋則さんの講演の「不可能なんてない!」という言葉が蘇りました。多くの困難を前にひるむか、挑むか。信念を貫いていれば、やがて理解者が現われ、大きな壁をも動かします。当然綺麗事では済まない交渉ごとや根回しなども必要です。新しいことが動き出す時って理屈じゃないですね。無謀だといわれた既成概念に投じた誰かの一石が、これだけ多くのランナーを集め、市内を「頑張れ!」の声が埋め尽くしたのです。観ている時だけ、私ですらも「来年は我も!」と錯覚を起こさせるのですから、この勢い恐るまじ!
この時期恒例の、大切なお取引様であるミセスホーム㈱さんの総会+新年会に出席させていただきました。確か一昨年も昨年も総会+新年会の様子をアップさせていただきましたが、10数年来の慣行行事ですから、これを経ると新年の幕開けを感じ身が引き締まります。更に今年は、業者会であるミスター会の会長を私が拝命致しました。名簿順に1年交代で役員が回ってくるのですが、その中から会長を選出していますが、早くも2度目の会長職となりました。それだけ長くお取引させていただいている証でもあります。
頑張っておつとめさせていただこうと思います。奇しくも材木屋である私が会長職を拝命し、もう一人の材木屋である成瀬製材所の成瀬昭親さんが総務をするというこの年に、「国際森林年」が巡り合うのも何かのご縁を感じます。木造注文住宅に重きを置くミセスホームさんにとっては、追い風となる1年になると思いますが、ただ待っているだけでは決して波には乗り切れませんので、少しでも木の良さ、醍醐味をPR出来るようにお手伝いさせていただくつもりです。総勢80名近い新年会も賑やかなものとなりました。
翌日にも酒席を控えていましたので、本日は1次会で早々に引き上げさせていただいたのですが、タクシーを拾うまで道後の界隈を歩くのもこの会の密かな楽しみなのです。自宅から道後界隈までは車で10数分の距離で、納品など仕事で来ることはよくあるのですが、深夜の時間帯にここに来る事は滅多にありません。灯りが点った道後の町並みは、昼間に見る姿とは大きく印象が異なります。道後の入り口から途端に観光客の街の姿になります。寒空のもと、ホテルの浴衣姿で観光客の方が散策される姿は独特の風情があります。
地元にいても知らない光景や姿はたくさんあります。この街にもう20年以上も住んでいるのに、初めて松山に来られた方に教えていただく事もあります。そんな事もあり、通常地元にいても見ることのない時間帯のその場に行くと、全然違った空気を吸えることがあります。その中でも夜の道後は独特な雰囲気があって大好きです。子供の頃に何度か家族で道後に泊まった時の心のときめきが体に染み付いているのかもしれません。特別に何をするわけでなくとも、歩くだけでもちょっとした高揚感を味わえるのです。道後の駅まで歩いてくるとちょうど9時になり、道後の名物・からくり時計が動き出しました。連休とはいえ、さすがに正月明けの週末ですから道後の宿泊客も少なかったようです。今年はなるべく多くこの光景を目にしようと思っています。
この2年間で、道後に関わる機会もたくさん増えました。道後温泉本館で販売されている【湯玉はがき】もすっかり定着したようで、今までに数千枚もの受注をいただきました。思い返せば、これが自社のオリジナル木製クラフト商品を製作するきっかけになりました。道後にちなんだ新商品も幾つか企画しているところなのですが、そのためにも道後の街をよく把握しておかねばなりません。もっと道後をしっかりと味わっておかねばなりません。もっと道後、さらに道後!
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