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昨日に続いて『おとなの部活動』の話です。Sa-Rahの店内で手ぐすね引いて新たな仲間を待ち構えるおとなのメンバー。目的地の見えない泥船への乗船チケットを握り、この扉を勇敢に叩いたのは、砥部にアトリエを構えご夫婦で砥部焼き作りをされている杉浦史典さんと綾さん。綾さんとは、以前に道後温泉のものづくりでお会いして一度お酒を酌み交わしただけですっかり打ち解けていましたが、ご主人の「フミフミ」こと史典(ふみのり)さんとは初底面でした。
今回の取り組みは、公益財団法人えひめ産業振興財団のライフサポート産業支援事業研究部会のご支援を受けてのものなのですが、担当の明上さんが実は綾さんとは高校の同級生というサプライズがあり、数十年ぶりに運命の再会。Sa-Rahの帽子千秋さんはご夫婦とも当然面識はあったのですが、それぞれのメンバーも独自ルートで多かれ少なかれ繋がりがあったようで、ご夫婦はヒョイと結界を乗り越えて、ごくごく自然の流れの中『おとなの部活動会議』に着席。
新たなメンバーも加わり「おとな」たちの妄想はますますヒートアップ!職種を選んだメンバーを集めているわけではないのですが、木材、柑橘、被服、陶芸といずれも自然素材を扱う業種が集まったというのは、自然素材を扱う事の中で何か共通の「感じるも」があるのかもしれません。根っこが一緒なので話も早く、職種の幅が広がったことでいつも以上に前向きな意見が飛び交い、講師を招いての勉強会など今後の「おとなの部活動」の具体的な活動方針が決まりました。
熱い会議で盛り上がったあとは、おとなですから当然の流れで懇親会へ突入。大洲以内の素敵なバール&カフェ・Roy’sさんでの懇親会となったのですが、そこは帽子さんに信奉する仲間(信者?)が集まるお店。ちょうどその日も、大洲市内の有名なこだわりの酒屋『酒乃さわだ』の目利きの達人・沢田君もお酒の納品にやって来て、お店のオーナーや周辺からの証言から、改めて帽子千秋という『おとなの女性』の底知れぬパワーと人間力に恐れ入ったのです。
2月のギフトショーからすっかり時間が経過してしまいましたが、久しぶりの『おとなの部活動』の時間。今回は大洲の『Sa-Rah』のお店で開催です。少々時間が経過しようとも、みんなおとななので記憶はしっかりと心と体に刻み込んでおりますので、反省、いやいや思い出を紐解けば皆の脳裏にはあの時の光景が鮮明に浮かび上がってくるのです。むしろもうあれからもう4か月も経過していたことが嘘のよう・・・。みんなおとななのでこれからも年々時間は加速度を増していくことは間違いないでしょう。
さて、今回は部会にとっての学習発表会のような成果発表会(ギフトショー)を終えて、次へのステップについて真剣なおとな会議です。【森のかけら】ならびに当会のフィクサーのフィクサーこと藤田雅彦氏(愛媛県産業技術研究所技術開発部主任研究員)のご尽力により、イスカンダル星に向かう我々の使命は3年へと猶予期間が延びました。 それに伴い、ひと癖ふた癖ある(あくまでもいい意味で!)講師をお招きしての勉強会やら、他地域との交流戦などの更なる企みが喧々諤々と話し合われました。
春のギフトショーでは、愛媛に在住し、カフェショップで働く34歳の白石さんがセレクトした衣服や雑貨というコンセプトに基づき、それぞれの店から既存商品を持ちよってきましたが、今後は更にその白石さんのセレクトショップをより具現化させて、リアルショップの出店を目指そうという気運が高まりつつあります。そのためにもオリジナル商品の製作が必須課題。 ということで、無理矢理コラボでなく、必然性と説得力のある『意味と意義のあるコラボ商品』の開発を目指したいと思っています。
改めて自分たちの素材を見つめ直してみる3社。有機農法の柑橘栽培からスピンオフしたコスメブランドを作るyaetoco(ヤエトコ)(高瀬英明君)。リネンなどの素材を原料とした衣服を作るSa-Rah(帽子千秋さん)、そして変な材木屋と、暮らしの根源である『衣・食・住』という基幹産業は揃っているものの、このあたりで何かもう1つ潤滑剤として新たな企業の参加も欲しいよね〜なんて言っていた矢先、帽子千秋の罠とも知らずにSa-Rahの扉を不用意に開けてしまった一組の夫婦が・・・!!!
少し時間軸がずれますが、今年も小野中学校のキャリア教育「職業科」推進事業の「木の授業」でお声を掛けていただき、木の話をさせていただきました。今年で6年目の出張授業。子供たちはいろいろな職業の中から自分で好きなジャンルを選択し、1年かけて講師の『仕事の達人』から学びと実践を教えてもらうのです。木工の場合は、いつもウッドワークスかずとよの池内一豊君とスタジオモックの谷公彦さんが実技指導。私が途中1講座だけ木の話をするプログラム。
木工の授業については6年間ずっとこの流れでやらせいただきました。今年も、先行して池内君と谷さんから工具の使い方などの習った後で、私が【森のかけら】などを使って木の話をするのですが、体操服に着替えて作業する気満々の彼らにとって、2時間ずっと「聴くだけの授業」は退屈ではないだろうかと思い、なるべく実物の木を触らせたり、木の名前をクイズ形式で答えさせるようにはしているものの、そろそろこのやり方の路線変更の必要性も感じています。
受講する子供たちは中学2年で、毎年入れ替わっているのですが、実際に「ものを作るモノづくり」体験ではなく、「モノ語りを聴く」体験なので、ある程度聞く側に興味がないと2時間は苦痛に感じるのではと案じてしまいます。小野中学校では、どれぐらいの頻度で入れ替わっているのか分かりませんが、正門のところに格言が大きく掲げられていて、授業に来るときいつも目に留まります。その日掲げられていたのは、「才能とは自分自身を自分の力を信じる事だ」。
自分を信じて、何事にも迷わず屈せず信念を貫き通す力が、他者が「才能」と評価するだけの事なのかもしれません。授業に向かう道中、そろそろ路線変更の迷いもあったものの、この言葉を見て、やはり原点に戻り従来のやり方に徹しました。しかし今後の事も考えると、進行中の『今日のかけら』の速度を上げて、新しいネタを仕込んでおかねば語る己の口が寂しい・・・。いつもそいやって帰り道は強い反省タイムとなるのですが・・・中年(脳)老いやすく学成り難し・・・。
昨年は雨の心配もあったものの、8年目となる今年は天気にも恵まれて無事に開催された『第8回ほりえ港あおぞら市』。今年は同じ日に家内が別の場所でのイベントに出展していて、弊社は私一人での出展。こういうイベントでは子供たちに鉄板の人気を誇る『木の玉プール』は健在ですが、木のおもちゃについては私自身が取り扱いや説明に不安があるため少量のみの出展。子供でも購入しやすい廉価な『森のしるし』や『夢のかけら』などを中心に商品をセレクト。
あくまでも堀江町の活性化と地域企業としての恩返しというのがテーマですので、いかに売り上げを確保するかというよりもいかに楽しんでもらえるかというコンセプトで企画しております。その考えに同調していただく企業や団体も少しずつ増えてきてイベントそのものも地域にすっかり定着して年々賑やかになってきています。これは年に1回のイベントで、あくまでも地域の異業種交流と連携が目的ですが、定期的に見える目標があるという事で方向性が定まります。
昨年はマリンボートとの併催となったこともあって、階上から見下ろした光景は昨年に比べて少し寂しく感じられましたが、これも会場が目一杯使えることになったので、テントが点在する形になって人影が少なく見えるだけで、これでもテントは17張り建てられていて、タオルの詰め込み狙いのお客さんが集中した開会直後は会場内に人が溢れていました。正確に来場者のカウントはしていないものの、販売用の袋などの推計から1,500〜2,000人は来られた模様。
ブルーマーブルの藤山さんは今年も出展していただき、美味しい珈琲で煎れていただきましたが、昨年久万高原町の野菜や木工品を販売してもらった久万郷さんは、今回は都合がつかず参加していただけませんでした。藤山さんも仰っていましたが、この数年でさまざまなイベントが急増していて、開催日時が週末に集中する事から人が分散傾向にあるだけでなく、主催者が熱望する出展企業も日程がダブる事が多く、今や出展企業を集めるだけでもひと苦労となりつつあるようです。
年に一度の地域貢献のイベントとして、地元の小さな子供たちもそれなりに楽しみを定めて沢山集まってくれるようになりました。それも『堀江地区まちづくりコミュニティ会議』さんや松山福祉園さんなどの献身的なご協力あってこそ。会場のテントなどをお借りする小学校にもささやかながら売り上げの一部を寄付させていただいております。ただの祭り騒ぎではなく、地域に根ざす企業集団としてその存在意義を自らも考える契機になるのではと感じています。
この賑やかなイベントを通じて唯一寂しき感じることは、弊社が堀江町ではなく隣の平田町に籍がある会社なので、胸を張って『地元の企業』とは言い難い事。残念ながら平田町は圧倒的にミカン農家の町で、オレンジ会のように町内で地元の方が創業している企業が少なく(国道沿いに商業店舗は多いもののほとんどが大手チェーン)、更にその中で若手の経営者となるとほとんどいないというのが実情です。私にとっては、逆説的に『地元』のありがたみを思い知らされるイベントなのです。
松山市堀江地域にすっかり根づいた我らオレンジ会の『堀江みなと青空市』も今年で8回目を迎えます。という事は、つまりこのイベントが始まって既に8年も経ったということになるわけです。今年は、5月17日の土曜日(小雨決行・雨天の場合は翌日の18日の日曜日)。場所は勿論堀江港。時間は9:00〜17:00となっています。また開催日が近づきましたら、改めて告知させていただきますが、とりあえず日程が決定しましたので報告させていただきます。
弊社は昨年と同じく『うみてらす』の中にブースを構える予定です。オレンジ会が結成されてすぐにこの青空市を開催したわけではありませんので、オレンジ会そのものはもっと長い歴史があるわけです。そもそもオレンジ会というのは、松山市堀江町で商売を営む若手経営者の集まり、つまり経営者により異業種交流会が当会の原点です。弊社は堀江のお隣の町になるわけですが、取引先の伊予銀行堀江支店さんの絡みで、特別に会設立から関わらせていただいております。
若手経営者といっても全員が2代目、3代目であり、ただ異業種で交流しようという目的だけでなく、事業継承や後継者問題、経営や会計など共通する問題についても勉強し、情報を共有しようという理念がありました。実はそれまで意外にも同じ町内にいながらほとんどつきあいのない者もいて、お互いがそれぞれどういう仕事をしているのかすらも知らなかったという状況でした。それが会の設立以後は、互いの仕事を強く意識するようになり連帯も深まりました。
小さなことで言えば、会はメンバーの飲食店(みなと食堂さん)で開催しますし、移動のタクシーもメンバーの会社(前道後タクシー)を使います。そういう事でも長年続けていれば付き合いは深まるし意識も高まります。商売人が地域の事を考えるって、頭で考えるばかりではなく具体的にそこを利用してお金を落とすという実践も大切だと思うのです。理念だけで商売が継続できるほど地方経済の実情は甘くありません。だからこその『青空市』でもあるのです。
我々商売人(もはや若手とは呼べない歳にはなりつつありますが・・・)が、地域のために出来る事だけでなく、地域を活用して出来る事を考えた時、商売人らしくそれぞれの店をPRし、かつわずかでも利益を出して、地元の人にも喜んでいただき、継続できるイベントとしてこの青空市を企画してきました。「今年はいつやるの?」そういう声を聞く事が増えてきたのはまさに本懐。今年もたくさんの方で堀江の港が埋め尽くされることを期待しています!
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