森のかけら | 大五木材


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20141103 1昨日の『ペンシルシーダー』にちなんで本日も『鉛筆』にまつわる話。今年の夏に松山市木屋町に一軒の小さなカフェがひっそりとオープンしました。その店の名前は『Cafe Philly’s(フィリーズ』。店のオーナーは、10数年来の付き合いである『店舗屋さん・K′craft 』の川上陽介君(有限会社 すずかけ商会 代表取締役)。弊社の懐刀でもある善家雅智君(ZEN FURNITURE) とは高校の同級生で、卒業後二人が木工の道を目指してこの世界に飛び込んで来てからの長い付き合いです。
20141103 2店の名前の『Philly’s』というのは、川上君がアメリカに留学していた頃に住んでいた場所にちなんでいるという事ですが、そこはペンシルベニア。そしてペンシルベニアといえば、1883年設立以来球団名の呼称が変わることなく続いているメジャーリーグでも伝統のあるフィラデルフィア・フィリーズ。本拠地は、ペンシルベニア州フィラデルフィア。 ちょっと話が逸れますが、フィリーズといえば私がまだ子どもの頃、当時世界最高の三塁手と評された名選手マイク・シュミットが在籍していました。
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走攻守の三拍子が揃ったシュミットは、長身でスラッとし口髭を生やして逞しく格好良くてパワフルな打撃にも憧れたものです。そのキャリアをフィリーズで終えたシュミットは、3度のMVP,8度の本塁打王、4度の打点王に輝くなど文字通り「ミスター・フィリーズ」であり、今でも歴代ベストナインの企画があれば必ず三塁手にはその名が挙がる名プレイヤーですが、メジャーリーグの情報が乏しかった当時、親善試合で来日して動くシュミットの姿をテレビで観れた時は嬉しかったのも懐かしい思い出。
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メジャーリーグといえば、もうひとつ余談ですが、黒人初の大リーガー(厳密には間違いなのですが)として有名なジャッキー・ロビンソンという選手がいました。所属は名門ドジャース。昨年、そのジャッキー・ロビンソンの野球人生を描いた映画も公開されました『42~世界を変えた男』。残念ながら劇場で見損なったのでDVDを購入するつもりですが、1890年以降、有色人種排除の方針が確立されたメジャーリーグの中で、初のアフリカ系アメリカ人の黒人選手としてメジャーリーガーとなりました。明日に続く・・・



20140831 1 少し前に、うちの双子が夏休みの宿題で秋山兄弟の足跡を訪ねる宿題に付き合った話を書きましたが、思いのほか時間がかかり随分遅れて外で昼食をとる事になりました。双子といってのミックスツイン(異性双生児ですので、以心伝心などあろうわけもなく、話もまとまらず結局いろいろ迷って、トラットリア・ナトゥーレ・ナトゥーレさんへ。オープンする際テーブルを納品させていただいたご縁で何度かお邪魔させていただいているのですが、しばらくご無沙汰しておりました。

 

20140831 2以前は、テーブルクロスがかけてある事が多かったのですが(以前行った時は案内していただいた席が、たまたまテーブルクロスがかかってない席でしたが)、今回伺ってみるとすべての『ホワイトセラヤ』のテーブルがテーブルクロスから『解放』されておりましたので、ちょっと嬉しくなりました。いつ頃から解放されていたのか分からないのですが、表面はウレタン塗装していたものの経年変化で随分味わい深い表情に成長していました。

 

 

20140831 3個体差もありますので一概には比較できませんが、納品させていただいた当時からするとかなり色調も濃くなっていました。どれぐらいの数のお客さんがこのテーブルで食事をされたことでしょう。所詮お店のテーブルは、料理を盛り上げるための裏方であり、料理が運ばれてくる間に少しはお客さんの目が落ちることがあるかもしれませんが、ほぼスルーされる宿命にあります。この木目がいいねえ~、この色合いが~、この節が~、なんて思う人はまずその道の方だけでしょう。

 

20140831 4 充分お手入れは行き届いていましたが、お客さんと共に過ごした時間を知る痕跡(小さな傷や輪染み)がいくつか見受けられました。そういう痕跡を見るとなぜだかホッとするのです。いつまでいつまでもビニールシートやテーブルクロスを掛けられたままのテーブルは、いつまでも綺麗かもしれませんが、いつまでもお店に馴染ませてもらってないような気がして、元親としては不安な気持ちになります。キズや輪染みがついてようやく一人前に認知されたな、なんて気持ちになるのです。

 

20140831 5それは育ての親(お店)が、例えキズがつこうが輪染みがつこうが、このテーブルとはずっと付き合っていくのだ、という『覚悟』のような、『決心』のようなものが透けて見えてくるからかもしれません。勿論大切に使っていただけることはありがたく至上の喜びですが、いつまでも『お客さん』ではいるなよ、さっさと馴染んで立派に迎える側になれよという老婆心が頭をよぎったりしていると、気になって気になって美味しいピザの味を楽しむどころではなくなって・・・過保護からの解放、です。

 




20140302 1材木屋というのは日本の農林水産業の骨格をなす産業の重要な1つであり、長い伝統に裏打ちされたものでありますが、そいれゆえに変化に対して臆病で保守的。材木屋は木の仕事だけしておけばいいという考え方が長らく業界を支配していましたし、事実今まではそれでも生計が立てられてていました。しかし大きな時代の転換期に直面してもなお、変わることを拒むのならば、それは消えゆく運命。そんな中で山一木材さんは早々に舵を切り換えられております。

 

Exif_JPEG_PICTURE実は以前にも木材関係者の会で何度か見学に来させていただいたことがあるのですが、その時はまだ有記さんが戻られていない頃でしたので、従来の製材中心の経営をなさっていました。その当時から圧倒的な在庫量には興奮したものですが、久しぶりにお邪魔させていただき、その変貌ぶりにも感動しました。それもこれも、一人娘である有記さんが戻られてからの事というのも凄い事で、一瞬『夏子の酒』が脳裏をよぎりました。ひとは変えられる、会社は変えられる

 

Exif_JPEG_PICTUREもともと有記さんの父親である社長や会長もそのような素養をお持ちで、有記さんの新しい木へのアプローチによってスイッチが入ったという事だと思うのですが、その年代の方としてもの凄く頭が柔らかくて驚くばかり!広葉樹の森、木造のカフェ、雰囲気のあるギャラリー、木製玩具にある庭、きのこの家、池に眺める長いベンチ、なんといってもすべての敷地合わせて3町歩という膨大な場所に、その思いを実践されている、その事実は揺るぎません!

 

 

Exif_JPEG_PICTUREデザインの勉強をされていた有記さんのセンスが溢れた何とも居心地のいい空間。しかもそのどれもこれもが、『木が好き、木は面白い』というベクトルに向いていて、知らず知らず木のファンになっていく仕組み作りも無理な気負いや押しつけがなくて素晴らしい。まさに弊社とは対極・・・。女性や子供の心にすっと入っていける『さり気ない木育、柔らかい木育、日常的な木育』がここにはあって、そういうお客さんたちが沢山集まっていらっしゃいました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE男の視点ではなかなかこうは出来ないもの。男の仕事と決めつけられがちな木材業ですが、女性の視点が入るとこうも優しく柔らかくなるのかと感心しきりです。そして改めて、木は万人の心に届く無敵の素材であるという事にも気づかされます。しかしだからといって自分の路線を変更するつもりはありませんし、そういう才能もありません。不器用な材木屋のまま、洗脳型木育(!)なんてアプローチがあってもいいと思うのです。個性という多様性こそ森の活力なのですから。

 




Exif_JPEG_PICTUREここしばらく、イベントやら出張やら会議講座など続いておりますが、こういう事って重なるときは重なるもの。2月、3月はどうやらそういう巡り合わせになっているようです。以前であれば仕事最優先で考えていましたが、声がかかる時が実は最高のタイミングという言葉もあります。ご縁が向こうからわざわざやって来ているのにそれを断るなんてモッタイナイ!時間の許せる限り、出会えるご縁、出会える人にはにはなるべく積極的に関わらせていただきたいと思うのです。

 

Exif_JPEG_PICTUREそれで今回のご縁というのは、盟友・井部健太郎率いる『久万の地域づくりの団体』の研修会で香川県の山一木材さんを見学。訪問先が材木店と聞くと、同業の材木屋さんの工場視察と思われるかもしれませんが決してそうではありません。地域の材木店が新しい切り口で木のファンを広げようという目的で取組まれているカフェ事業などを勉強させていただこうというのが狙い。現在久万高原町でも、地域資源を活かした町づくり・ひとづくりを考えている真っ最中なのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE私は久万の人間ではありませんが、久万の最大の地域資源である木を町に出す、届ける際の切り口の一端として関わらせていただいております。このプロジェクトに関わらせていただいているお陰で、普段木材とは無縁とも思われる多くの業種の方と関わらせていただき、実はそれが無縁などではなかったことに気が付いているところです。今更ながらの話しではありますが、私の場合は今この歳になったからこそ対応、反応できるベストタイミングなのだと思っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE業種間で話せば話すほど、木こそは全産業でウェルカムの大変ありがたく、アドバンテージの強い素材であるという事を痛感します。ならばそれをもっと分りやすく面白いものとして、通常木とはご縁の無い方にもお伝え、お届けできないものか。業界の中に居ては堂々巡りを繰り返すだけのこの命題に1つの答えを示されているのが、こちらの山一木材さんの三代目・熊谷有記さんであり、その取り組み『KITOKURASU』!それが可能かどうかではなく、ここにはその『実践』があります。

 




20140225 1店舗のカウンターやテーブルなどの仕事をいただいた場合、松山市内周辺であれば完成後になるべく客としてお邪魔させていただいています。店舗工事の場合、短時間で多くの業者が出入りして、日々の工事の進捗も速いので完成後の姿が想像できないなんてことは当たり前。そんなお店が完成して、お祝いの花束でも並んで初々しい空気の中、客として伺い、工事中の苦労話などを酒の肴として語り合う時の充実感は店舗の仕事に携わらせている者の特権です。

 

 

20140225 2そんな中、もう3年も前にカウンターや造作材から内装までほぼ全般的に木材を納入させていただき、カウンターを選ぶ際には弊社にまで足を運んでいただいた若いオーナーにも「オープンしたら必ず行きますから」などと言っておき、いまだに伺えていなかったお店があって、ずっと気になっていたのです。そんな私に気を遣った友人たちが、そのお店での飲み会をセッティング。それも前々から私が言い出していたのですがなかなか実現せず、友人達がしびれを切らして実現。

 

20140225 3いや〜友とは何ともありがたいものです。そういう経緯で先週ようやく念願だったそのお店に行く事が出来ました。お店というのは、愛媛県松山市平井町にある『海鮮もりかわ寿司』さん。もともとその場所にあった古い民家を改造して作られたお店で、小屋組は以前の姿を活かしているのでなので、外観からは一見すると店舗らしい雰囲気には無いのですが、中に入ると、あれから3年も経ったとは思えないほど手入れの行き届いた清潔感に溢れた空間が広がります。

 

20140225 4こちらが店主の森川龍明さん。ご無沙汰していたことをお詫びして撮影をさせていただきました。かなり繁盛しているという噂は聞いておりましたが、噂にたがわぬ盛況ぶりでした。酔っぱらってしまう前に何とか撮影だけはさせていただきました。こちらのお店では、カウンターに青森ヒバ、造作材に100年生の木曽桧の生節など筆頭にいろいろと木材をお使いいただきました。お料理もとっても美味しく閉店までお邪魔してしまいました。次回はぜひ青森ヒバのカウンターに座らせていただきます。

 

海鮮もりかわ寿司 TEL 089-970-5490 営業時間は11:30〜14:00  17:00〜22:00 定休日/水曜日




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