森のかけら | 大五木材


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CA343845今日は、このブログでもよく登場する小松町の『辻総合電機』さんに伺いました。納品とレーザー彫刻の仕事で行ったのですが、この秋のお祭りでは辻義文社長も大忙しだったようです。お祭りの時の木札ストラップを製造・販売されたのですが、これが大ヒット!辻社長自らレーザー機を持参して、その場で名前や紋を彫る実演をするのですから、目を引かないはずがありません。データをパソコンに入力すると、レーザーがジッジッ・・・と木に文字を刻んでいくのですから、初めて見る方はちょっと感動的かもしれません。祭りでは、連の紋が入った木札を首からぶら下げた男達が、勇壮に神輿を担いだということで、さぞかし辻社長もご満悦だったのではないでしょうか。東予、中予でこの木札が何百枚も宙に舞い、かなりお酒も吸い込んだことでしょう。汗と酒で更に光沢に磨きがかかっている事でしょう。素材は【】です。均質な材なので、緻密な紋も精巧に再現出来、彫り映えがします。

091117_1627~0001辻総合電機さんは、その社名からも分かる通り電機類が本業なのですが、エンジニアである辻社長は多才な方で、鉄やアルミで簡単にいろいろな物を作り出します。このレーザーもご自分で改良してコンパクトな物を作り出されたのですが、理数系が全く駄目な私にとってはマジシャンのように映ります。そもそもは、このレーザーを使ってガラスやアクリルに名前や画を彫っていたのですが、偶然の出会いから媒体が『木』になっていきました。木とレーザーの相性が良いように、辻社長との相性も良かったようです。

20091117 辻義文社長当初は、『木のストラップ』といっても、梁や柱などの建築材や大きな一枚板のテーブルなどをしていた感覚からいうと、ほんのお付き合いという感じでしたが、一端火がつくとその量は半端ではありませんでした!素材としての1枚単価は決して高価なものではありませんが、1,000枚単位となると馬鹿にはなりません。しかも、サイズがサイズですから、大きな板を割ることなく、小さな板が有効に活用できます。以前は、販路が建築関係に限定されていたので、小さな板材の有効な活用方法がなく、もっぱら【森のかけら】に加工していましたが、それも同じ材ばかりあっても仕方がないので、結構行き詰まり感もありました。辻さんとの出会いから、【森のかけら】以外での端材の活用方法に指針が見つかりました。それは、辻さんの所でどう使ってもらうかということだけではなく、他の業種に対してもどうやって提案していくのかというヒントをいただいきました。

091117_1742~0001仕事は早々に終わったものの、雑談(次の仕事のヒントもあるのですが)などで盛り上がっているうちに、すっかり日が落ちて、あたりは闇に包まれていました。辻さんに御礼を言って事務所を出ると、事務所の外にディスプレイとして展示してある、見本のウェルカムボードLEDが鮮やかに七色の光り輝いていました。今後も辻社長は実演に大忙しのようです。近々では11月14日、15日、21日、22日、23日と、 タオル美術館 にてレーザー彫刻名前入りストラップの実演販売をされるようです。辻社長、LEDがなくとも充分に輝かれていますぞ!




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