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どこの集団旅行かと見まがう軍団が、今回の踏破チームです!家内の両親と、私の家族(5人)、兄家族(2人)、弟家族(4人)、妹家族(3人)、家内の弟家族(6人)の計20人!車もワゴン車3台の一大旅行団です。これでまだ、私の兄家族(3人)、家内の弟家族(5人)が欠席でしたから、全て揃うと大型バスが必要な規模になります。両親は亡くしましたが、兄弟はもとより家内の両親・家族とも仲の良い付き合いをさせていただいているのはとてもありがたいです。ちょうど子供たちも同じ世代なので、皆とても仲良しで、小さな田舎の小学校並みの大所帯です。この大野ヶ原は、日露戦争後に香川の善通寺師団の演習場になり、その後も軍馬の放牧地や砲兵演習場となっていたため、この地の入植が始まったのは昭和の時代になってからという事のようですが、最初に入植された方々もこういう大家族が助け合いながらかの地を切り開いていかれたのではないでしょうか。
入植前後には営林署がカラマツの植林を勧め、一時はカラマツの森に覆われていたという記録もあるようです。この環境ですから、寒さに強いカラマツも根付いたのではないかと思うのですが、利用価値が低いことから断念されたのでしょうか。まあそれも無理がない話です。当時であれば、杭や矢板の原料に想定されたのでしょうか。日本一の桧の生産地において、カラマツはさぞ冷遇されたのかもしれません。入植された方は語りつくせないほどの苦労をされたようですが、ファーストランナーはいつも風の抵抗を誰よりも強く受けるものです。でも、もしもこの地がカラマツ林に覆われていたら、秋にはさぞ美しい紅葉が拝めたことでしょう。もしかしたら、愛媛産のカラマツ・フローリングが作れていたかも?いかん、いかん、失くした物に特別な感情を抱くのは人間の性(さが)です。
ちなみに、今取り扱わせていただいているカラマツは、信州の木材杜氏こと(有)ナチュラルウッドの南波健一さんの作る長野県産の『南波(ななみ)カラマツ・フローリング』ですが、この風合いは私の大のお気に入りです。自宅のリビングにも使わせていただいておりまが、経年変化で飴色に染まっていくその様子は、秋のカラマツ林の美しい錦秋の風景に似て、家の中のもうひとつの絶景です!カラマツは油脂分が多く、しかもねじれて成長する特性があり、非常に手の掛かる素材ですが、だからこそ尚更に愛着を感じずにはいられなくなるのです。
最後に、絶景で息子を抱えて、サンマルチのならぬ「人間飛行機」に挑んだのですが、息子が頭上でジタバタして不完全飛行?まあ、この後方は標高数100m下の高知県の町を望む急斜面ですから無理もありませんが・・・。3日の久万高原町の竹森ガーデンのオーナーズフェスティバルと合わせて、『森と山いっぱいの連休』となりました!両親の法事もありましたが、高橋家は人混みよりもこういう場所が似合っているようで、家族それぞれに喧騒とは無縁の大自然の恵みを満喫しました。心の底からリラックスできた、負荷のかからない連休となりました。
そもそも『四国カルスト』というのは、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並ぶ石灰岩大地が奇怪な風景を作る日本三大カルストのひとつです。石灰岩などの岩石が雨水などに侵食・溶食されて出来たといわれていますが、荒涼たる風景が果てしなく続いています。奥の山とか木が映っていなかったら、本当にSF映画に出てくる惑星のセットのような風景です。『砂の惑星デューン』ならぬ『岩の惑星カルスト』のような造形美。舞台装置としても素晴らしいのですが、とにかく歩きにくい!ここに来ると人間、生きていくのに『水平』がどれほど大切かを実感します。
この辺りは酪農が盛んで、牛が放牧されていて牧歌的な風景が目を楽しませてくれますが、もっと暖かくなると新芽を芽吹いて一面が緑のじゅうたんに囲われます。今回は、この四国カルストの中でもひときわ眺望の素晴らしい『源氏ヶ駄馬(げんじがだば)』を目指しました。この一風変わった名前は、かつてこの地に、源平合戦の壇ノ浦で雌雄を決した平家の残党が逃げ延びたが、源氏の騎馬軍団にここまで追討され、平家の民はさらに奥地まで逃げ延びたという伝承に由来しているとされています。そのためこの地には幾つかの平家の落人伝説もあるようです。
私が小学生の頃は、少年自然の家の研修などで来ていましたし、皆何度も来ているのですが、誰もが数年(数十年ぶり)という昔話で、どこまで車で行けたのかうる覚えで、他の観光客に混じって遥か上部に見える頂上を目指して、駐車場から徒歩にて踏破することになりました。私の体力と脚が持つのか、相当不安!画像ではなだらかそうに見えますが、これでかなりの急勾配、しかも足元が凸凹しているので更に膝に負担が・・・!しかし最年少である弟の息子(5歳)と家内の弟の娘(5歳)が歩く姿を見ては、こちらも弱音を吐くわけにはいきません。ダイエットなんだと言い聞かせながら頑張りました・・・。そうです、ここには古くから弘法大師伝説が残り、実際に山伏達が篭り厳しい荒行に耐えた修験場でもあったのです。その時代の事を考えれば、たかがこれしき・・・心は夢うつつに歴史浪漫紀行を楽しんでいるのですが、現世の体は残酷なほどに煩悩に正直です。脂肪が・・・膝が・・・!
この斜面をやっと登りきると・・・はからずもそこには道路が!まあ、久々にいい運動になりました。こういう事でもないとここを歩く機会もありませんから。この時点で既に標高は1400m!そこから更に数10m登ると頂上に到着。雲ひとつない青空の下、高知県と愛媛県を左右の眼眼下に望む絶景です!ちょうどこの尾根が県境であり、分水嶺となっていることから贅沢なまでの眺望が大パノラマとなって楽しめます。芽吹きの時期の春山のパッチワークを眺めるのも面白いものです。お金では買えない爽快感があります。
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ポニー牧場の隣のペンション『もみの木』というお店の傍には、文字通り【樅/モミ】の木が幾つもそびえ立っています。枝を大きく広げて立派な樹形で佇んでいます。樅は高地を好みますので、松山市内でその立派な姿を見かけることはほとんどありませんが、この辺りでは道路沿いにもたくさんその姿を見かけます。杉、桧、松の中に樅が混ざってくると、かなり登ってきたことが実感できます。上に向かって枝を伸ばす杉や桧に比べて、両腕を広げたように枝を伸ばす樅は華やかな雰囲気があります。 |
| 以前にも『クリスマスツリーの木』として、樅の事を取り上げましたが、樅は〔マツ科モミ属〕の針葉樹です。建築材としても癖のない淡い乳白色が人気で、壁材などに使われています。床材としてはやや柔らかいものの、張り合わせてア圧縮加工してフローリングにも利用されています。マツ科の木らしく、触った時に松独特のシットリ感はありますが、松そのもののような脂っぽさはありません。樅は葉の先端が二股に分かれて鋭く尖っているので、葉先を握るとやや痛みを感じます。もっと痛いのが【カヤ】ですが、こちらは二股ではなく葉の先端が鋭く尖っています。 | ![]() |
地元に住んでいた時よりも、地元を離れてから出かけることが多くなったのが、野村町の大野ヶ原。冬場はさすがに(積雪やら凍結で)行くのは控えますが、お盆や3連休などがあると、最近よく出かけています。地元に居た時には正直それほど関心もありませんでしたが、故郷を離れこういう仕事をするようになって異常なほど関心が湧いてくるようになりました。このゴールデン・ウイークでも家族・親族一同でお出かけです。大野ヶ原は標高1100mを越えていますので、肌寒いのではないかと予想していましたが、風がなければ汗ばむほどの陽気です!下界では真夏日を記録していたとか!
いつもは実家から、楯山親方(元玉春日関)の実家のある惣川を経由して行くのですが、道がかなり曲がりくねっているので、今回は小さな子供が多い事を考慮して別ルートを選択。高知県の梼原町側から大野ヶ原を目指しました。こちらには文字通りの大規模林道が通っているので、快適に進めるのですが、道中倒木の多さが目につきました。しかも道路のすぐ傍らの結構な大きさの木がバタバタと倒れています。大きな木の倒壊に巻き込まれた形で周辺の低木達もなぎ倒されたのでしょう。かなり無残な光景が次々と!
この画像の木は、確か「保安林」の一部だったと思いますが、森林整備云々というレベルではない「疲弊した森林」の現実があります。行政の問題をどうこう言うつもりはありませんが、昨今の異常気象から、山間部では崩落事故が相次いでおり、材の利用というレベルを超えて危険性を実感しています。日本の森を構成しているのは、立派な杉や桧の大木ばかりではなく、建築や家具としての利用性の薄い「未利用材」がその下支えになっているのです。彼らは伐採、いや整備されても市場に出材することはありません。この倒木たちを横目に見ながら、ああっ【森のかけら】が何百個取れるのに・・・!
そんな事を考えながら大野ヶ原に到着。まずは定番のポニー牧場で、子供達が山羊やポニーとふれあいました。恥ずかしながら、動物の苦手な私は遠巻きに見守ります・・・。何度来ても抜群のロケーションです!こちらにはたくさんの木々がバランスよく配置されていて、美しい風景を演出していますが、先程の倒木とはえらい違いです。同じ木に生まれながら、生える環境ひとつでその後の「人(木)生」には大きな違いが生じます。自らの意思で移動する事の出来ない木だけに、切実なものがあります。見事な青空とは裏腹に複雑な心境です・・・。
一昨日から下の娘(小3)が、嘔吐下痢症にかかり、楽しみにしていた遠足も休んで床に臥せっていましたが、なかなか具合が良くならないので病院に連れて行ってみると、どうやら最近流行っているようで、同じような症状の親子連れがたくさんいて、かなり待たねばなりませんでした。その後、娘は点滴をしてもらい薬をもらい、症状は少し落ち着きました。以前にも何度か子供達がかかっていましたが、1、2日寝ていれば治まっていたのであまり心配もしていませんでしたが、お腹の中に空っぽなのに黄色い胃液が出るまで嘔吐するのは、見ていて辛いものがあります。この病気、突然発症するから厄介です。以前は、深夜に一人嘔吐すると、次の子が続けざまに・・・家族感染しやすい病気のようです。
と言っていたら、私が貰い受けたようで、昨日から症状が出始めて、この数日苦しんでおりました。点滴をしてもらうほどひどい症状ではなかったのですが、お腹に力が入らないということは何事にも集中が出来ません。とにかく寝て、体力を温存し、治癒に回そうと動きを抑えていました。しかし、これもめぐり合わせか、本日はお袋の13回忌と親父の1回忌の法事です。お腹をさすりながら田舎に帰り、何とか無事に法事を済ませましたが、その後お付き合いでお酒を少々入れたものですから、再び症状が悪化!そのまま床に就く事となりました。しかし、物は考えようです。この機会に一気にダイエットも!などと甘いことを考えていましたが、胃の中の物が無くなったからといって、決して脂肪が減るわけではないのですね・・・。
そういう訳で、少しブログの更新が遅れておりますことをお詫びいたします。気を取り直して、『しまはく』の続きですが、今回のイベントは、大五木材としてではなく、家内が木の玉プールなどで幼稚園などを訪問している活動『木でつながる仲間・円い森』の立場での参加でした。なので、『絵本の読み聞かせ・えっちゃん』の他にも、『おもちゃ病院の先生・伊藤さん』や『イラストレーターのせだゆりかさん』も応援に駆けつけていただきました。伊藤さんの木のおもちゃに子供達大喜びで、用意したキットがあっという間になくなり、伊藤さん慌ててその場で追加のキットを作っていただきました。
せだゆりかさんは、『銘木まつり』に引き続いて駆けつけてもらいましたが、今回も休む暇なく筆を走らせていました!順番待ちが出来るほどで、本人はほとんど休憩を取る間もなかった様子。すぐ傍らで描いていたので、初めてじっくり見させていただきましたが、特徴をよく捉えていて見事なものです。一人、わずか7~8分ぐらいで描き上げていたのではないでしょうか。こういのは画の技術力は当然ながら、観察力、洞察力が物を言うのでしょう。ものづくりのも相通じるものがあります。ひたすらに対象物を見つめる。そう、見つめることも芸術なのだ。
ゆりかさんには、今後も弊社のイベントにも時間が合う範囲で参加してもらえそうなので、似顔絵を描いてもらいたい方は是非、そちらの楽しみも兼ねて今後ご参加下さい。わが子たちも描いてもらいましたが、まあよく似てます!これはなかなか楽しそうなので、よければ木に描いてもらないかな?木だと色調が正確に表現できなかったり、にじんだりするから難しそうではあるけれど・・・。木のイベントに、木の板に似顔絵だと物凄く合いそうな予感も致します。まずは適した材料の準備からですな。筆の乗りそうな材をしつらえてみようかな。紙も木も同根ですから!
早速5月3日にも、久万郷のメンバー・竹森洋輔君の竹森ガーデンのオーナーズ・フェスティバルにも、弊社コーナー内で参加してもらいます。その後の5月8、9日のえひめイズムの『森のかけら物語』にも参加を御願いしております。ただ、今回はオーナーズ・フェスティバルという事なので残念ながら一般の方対象ではありませんが、世の中何が縁になるやら分かりません。オーナーズ・フェスティバルは5月3日のみですが、ゴールデンウイーク中に、是非りんごのおいしい久万高原町・竹森ガーデンさんに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。愛媛の絶景も楽しめます。さあ、体調も回復したことだし、これから5月はイベント目白押しです。まずは3日のオーナーズフェスティバルを皮切りに、健康万全で乗り切ります!
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