森のかけら | 大五木材


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あなたたちの存在意義は何なのだ?我々はラガーの味を変えてお客さんの信頼を裏切った。信頼を取り戻すことが我々の使命なのだ。その信頼を取り戻すために自分でやると決めたことができないのなら会社にとって必要がない。辞めていただいて結構だ。合意とはそういうこと、仕事とはそういうことだ!」この言葉で社員たちは支店長の本気度に気づき変化が起こります。鉄矢氏はラジオではこの場面を、「それは自分たちで決めたことではないかっ!」という台詞で語られえいましたが、私の琴線はその言葉に震えたのです。

そう、その目標は自分が決めたことではないかっ!出来なかったと諦めるのは簡単だけどそれは、目標を立てた時の自分の気持ちを裏切る行為。私の場合、自分で決めた目標が到達できなくとも、自分が納得すれば済む話ではあるものの、それを是とする弱い自分に負けたことになる。夜遅くまで加工作業をしていて心が折れそうになるとき、いつもその言葉を支えとして自分を叱咤するのです、「自分が決めたことではないかっ」。大学を卒業して大五木材に就職した時から、実質的にはすべて自分で決断してきたためどうしても自分に甘い。

そんな中で、周囲の逆風をはねのけて【森のかけら】や『モザイクボード』などオリジナル商品を作ってきました。そんな時もきっと売れるという信念はあったものの、結果についての責任については甘々で、『まだ売り終わっていないから結果はまだ先のこと』と詭弁を弄してきました。そういう事もあったので、この「自分できめたではないかっ!」という言葉は、いろいろ意味もこめて自分に突き刺さったのです。決めたことは必ずやり抜くと!そう感じたのは高知支店の社員たちも同じであったようでここから劇的な変化が起きます。

入社2年目の営業マンが、「1ヶ月に飲食店を200軒訪問する」と宣言したのです。人口およそ80万人が東西240キロに住む高知において、これはかなり無謀な数字。ところが火がついた彼らの情熱はこれを軽く達成してしまうのです。本ではそのことについて以下のように触れられています。「スポーツの練習と同じで、しんどさを超えると、それが普通だと思える状態になってくるのです。」もともと高知県は、酒飲みの多い四国四県の中でもとりわけ酒好きが多く、人口ひとりあたりのラガー瓶の消費量が年30本で全国1位という土地柄でした。




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