森のかけら | 大五木材

南海放送テレビの『えひめ情熱人』に取り上げていただいたのですが、あちこちで「番組観たよ」と声をかけていただき、反響の大きさに驚いています。正直、21時54分から放送という遅い時間の5分足らずの番組で、どれだけの人が観ていただけるのかと思っていたのですが、テレビメディアの影響力の大きさを実感しました。放送が4回予定されているのと、再放送もあったりするので、予告も含めて近所や取引先、友人、知人から「テレビ出てたね」と、拙い話っぷりで本当に恐縮ですが、何らかの爪痕は残せたようです。


こんな私にスポットを当てていただいた伊藤英朗ディレクターに感謝するばかりですが、木を扱う人がメディアで取り上げられる場合、林業家とか木工作家がほとんどで、その中間に位置する木材人に注目が集まることってほとんどないと思います。自分で何かを生み出すという生産的な仕事ではないのと、消費者から遠いためメディアとしてもインパクトが弱いということもありますが、自分のお客さんが工務店やハウスメーカーだと割り切っていて、一般の方に発信する気概も言葉も少ないというのが大きな原因でしょう。

私の場合も、従来の流通を担う材木屋としてではなく、そんな本業から逸脱して変わった「木のモノ屋」という立ち位置での取材だったと思っています。それは私も望んだところで、そういう方向に会社の舵取りもしてきたつもりなので、我が意を得たりという心境なのですが、逆に考えれば本来の材木屋という仕事では、こうしてメディアに取り上げられる機会も無いのではないかと思うのです。テレビやラジオに出ることだけがいいわけではありませんが、人が興味を抱くような情報を発信する力があればメディアも放ってはおかないでしょう。


世間で注目されるだけが仕事の評価ではないことは勿論ですが、一般消費者に近い方向に舵をきった以上は目立つことは重要で、まずはその存在を知っていただくことが肝心。本来の材木屋という仕事だって十分に魅力的な部分はあるのに、うまく表現できていないのは材木屋の殿様商売的な体質?いや、慎み深さ?職種は違えど、さかなクンの登場で魚や漁業についてのイメージが随分変わったように、発信力のある人の存在は重要。その責を負うのはもの言わぬゆるキャラではなく、血の通った生身の人間の言葉力だと思うのです




三重県大台原のビーバーハウスこと武田製材をめぐる冒険譚ブログのまとめ

 遅ればせながら少しずつ更新しています。もし読んでやろうなんて奇特な方がいましたら、こちらからどうぞ!!

ビーバーハウス遥かなり・・・・・①  2017年5月2日5月18日分まで

ビーバーハウスに溢れる思い・・・②  2017年5月22日2017年5月29日


 

 




この歳で何を今さら青臭いことをと思われるかもしれませんが、先日のB家のパーティーに集まったさまざまな分野の方々とお話をして、それぞれの商品の後ろにしっかりと作り手の顔が見えていることを改めて痛感しました。特に近しい『おとなの部活動』の面々ですが、こうして異分野の方々の中に紛れても、その個性はやはり強烈。杉浦綾の作った器、杉浦史典の作った人形、帽子千秋の手がける服、大塚加奈子の薦める台所用品、玉井大蔵の作るパン豆などなど、いずれも商品と一緒に作り手の顔がしっかり見えている。

材木屋という仕事は、素材を大工さんや工務店さんに届けて加工して使ってもらう中間の流通業であるため、なかなか消費者に自分の商品を届けるという感覚が持ちにくく、『作り手の顔の見える商品』というものに漠然としてあこがれを抱いていました。それがやがて消費者にまで直接届く最終商品を作りたいという欲求を生み、遂に【森のかけら】によってその願いは成就することになるのです。販売を始めて約10年、今では県外からの注文が圧倒的に多くなったのですが、その多くがこのホームページを通じてというものです。

最近では、教材・標本として学校関係者の方からのご注文も増えていますが、一般の方はどういう感覚で購入されているのか多少気になっています。木工愛好家や木の仕事に携わる方が樹種サンプルとして、またはインテリアとして購入してくださっていると思うのですが、それは純粋に商品に対する評価としての事。あまたある木工商品の中でたまたま巡り合ったワン・オブ・ゼロであって、大五木材や森のかけらという看板で売れているものではありません。まあ自社商品といっても弊社の場合は直接的なものづくりとは少しスタンスが違います。

材こそ自社のものを使っていますが、それからどういうものを作るか企画・検討し、実際に加工してむらうのはそれぞれの工場ということなので、ものづくりといってもプロデュース的役割が強いので、顔の見える商品というにはちょっと違和感があるかもしれません。自分の中に作家や職人に対するあこがれが強く、自分の手で何かを生み出す行為への執着が強いのですが、その才能が無いのは早々に気づいていたので、今の形に移行してものの、やはりその思い断ち切りがたく、やっぱり私流の『顔の見える商品』に着手してみます。




新B家の移転パーティーであるにも関わらず、委細構わずメインルームの隣の小部屋で雑談を繰り返していた我々でしたが、その間にも参加者はどんどん増えて、賑やかさにひかれて覗いてみれば溢れんばかりの人。あのひとは誰か、この人は誰かと、周囲に聞けば業界も立場もさまざまで、県内に蜘蛛の巣のごとく張り巡らされた杉浦夫妻のネットワークには驚かされるばかりです。史典さんは大学で非常勤講師を、綾さんは『いよココロザシ大学』の理事を務めるなど、それぞれに活動の幅がとにかく広い!

さて、そろそろ少し回ってご挨拶でもしようかしらと思っていたら、いいタイミングで主催の杉浦綾さんからお声がかかりました。改めて皆さんにご挨拶をということだったのですが、いきなりの綾さんからのご指名でなぜだか私が急きょその役を務めることになりました。何の打ち合わせもありませんでしたが、どんな状況であろうと挑まれた勝負から逃げるわけにはいきません。好都合にも主催者は『』の名をお持ち。いかにして『木の話』につなげていけるかどうかで材木屋の真価が問われる!

少し飲みが足りずに舌の滑りが悪かったもののどうにかこうにか『木の話』に着地させて挨拶終了。こういう状況も踏まえて、もっと木の話のストックを増やしておかねばなりません。『おとなの部活動』では喋り倒すメンバーばかりの中、「店員さん、お絞りください~」ぐらいのテンションで常に挨拶の役が回ってくるため、仕込みネタがもうすぐ底を尽きそうです。『おとな』以外でもいろいろなシーンで挨拶の役を負うことが多くなったのですが、前に使ったネタかどうかがよく分からなくなって不安。

こういうネタって場数をこなしてもまれていくものなので、何度も話して収斂させたいのですがどの会でどの話をしたのか整理がつかなくなってきているので、『シンゴジラ』ならぬ新ネタも仕込んでおかねば。ところで会の後半は、『おとな』のメンバーである和田美砂さんのご主人、漫画家の和田ラヂヲさんと、お酒の勢いもあり濃密なお話をさせていただきました。数多い出席者の中でも妙に体格のいいふたりですが、まるで兄弟のようとのお声もかかるほど。ラジオ兄さん、またいつか一杯やりましょう~♪




 『えひめのあるくらし』でお馴染みの砥部焼業界の異端児・杉浦史典夫妻が松山市内に居を移されました。以前から『B家』として親しまれている夫妻の住居&アトリエ&みんなの集合場所&パーティ会場ですが、移転を記念して盛大にパーティーが開催されました。きっと何らかの趣旨が記されていたはずですが、そんな事はすっかり忘れてしまったものの、一杯飲めるということで日本酒持参で参加させていただいたのは5月も半ばの頃でした。そんな話を今頃書くなという批判には耳を貸さず、盛大な新B家パーティーの話。

一体どういう関係の人たちがどれぐらい呼ばれているのか、まったく考えもせずに行った私は玄関を開けてビックリ!そこには見たことも会ったこともないような方々が所狭しと集まっておられました。いかん、これは主以外に知り合いがいないという危険な状況になると一瞬不安が走り、持参した日本酒を一人寂しく手酌する光景が頭に浮かんだののも束の間、見覚えのある顔を発見!『えひめのあるくらし』のメンバーもちゃっかり出席しておりました。宴の時間が近づくにつれ更に集まっている参加者たち。

奥ゆかしくて人見知りの多い『えひめのあるくらし』メンバーはやがてメインルームに隣接する部屋に自然と集まってきたのです。私の隣では、ガンダムプレゼンで一時代を築いた高瀬英明君(無茶々園)が熱く『シンゴジラ』への愛を熱弁。周囲の女子の冷たい視線を無視して議論は白熱。巨大生物&ロボに萌えない男子などいないのです。お互いの持てる知識と熱情で熱く激論を交わすものの、残念ながら私は『シンゴジラ』未見・・・。それでも旧ゴジラや『パシフィイク・リム』など、B家とはまったく無関係の話で盛り上がる二人。

やがて話は『シンゴジラ』から、『持たざる者』の話へ。ネガティブシンキングの中から斬新な企画を生み出す独特の高瀬式思考。なぜに世界はこうも不平等なのかという話から、お互い持たざる者がいかにして持たざる者と戦うかについて、いい歳したおっさん二人の与太話を呆れ顔で聞きながらも決して突き放すことない優しい『おとな』メンバー。こちらは、『イチョウの丸いまな板』でお馴染みの大塚加奈子さん(道後の日用雑貨のお店・BRIDGE)。『おとな』のメンバー、みな売っているのはモノだけでなく、ライフスタイルそのもの。




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