森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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いつ頃のことだったかなと自分のブログを見返してみると、それは2009年7月の事でした。松山市駅の北側の三番町に『the blue marble』がオープンしたのは、もう今から9年ほども前のことになります。思えば、【森のかけら】にデザインの息吹を吹き込んでいただいた、『森のかけらの育ての親・佐野勝久さん(エスデザイン・スタジオ)』に、友人が新たにカフェを出すので、そこのテーブルを見積もってもらえないかと相談があったのがすべての始まりでした。それからもう9年・・・あっという間でした。

このホームページを開設したのが2008年の年末の事でしたので、まだ日々何を綴っていいのか、ネタになる現場はないかとカメラを片手に走り回っていた頃でした。佐野さんに、店のオーナーである藤山健さんをご紹介いただき、いろいろと相談した結果、『秋田杉』の長さ4m幅600㎜、厚み80㎜の大きな節ありの耳付板を、カウンターに1枚とテーブルに2枚使っていただくことになりました。その当時、たまたま秋田杉の大黒柱や耳付き板をまとめて仕入れしており、その中の一部を使っていただいたのです。

尺角を越える4mの秋田杉の大黒柱15、16本と、長さ4mで幅広の耳付きの秋田杉の一枚板が10数枚ありましたが、このthe blue marbleをはじめ数多くの店舗や住宅に使われ今ではすべて売り切れました。それらの中でも、ここの秋田杉がもっとも多くの人の目に触れ、沢山の掌でさすられた幸福な一枚だったと思います。そんなthe blue marbleが、諸般の事情で惜しまれつつ閉店され、その後業態を変えながら別々の方がオーナーとなり営業を続けられるなど紆余曲折を経て、このたび新たなお店として生まれ変わることに。

秋田杉のテーブルやカウンターはそのまま使っていただくことになったのですが、長年の勤続で少し疲れがみえていたので、この機会にリフレッシュさせたいということになり弊社にお声をかけていただいたのですが、声の主は新しいお店のオーナーであり、以前にthe blue marbleでも勤められていた河端里香さん。the blue marbleを辞められて、 オーガニックスウィーツのお店『羽歩』をオープンさせた時にも、お店の看板を求めて弊社にやって来ていただいたのですが、ありがたいことにご縁は巡りつながっております。




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