森のかけら | 大五木材


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20100320 現場で女将1先日とある現場にて打ち合わせがあり、中にはいってみると・・・!新築の分譲住宅の現場かと思いきや、そこには艶やかな着物を身にまとわれた女将が!しまった、現場かと思いきやここは『割烹 分田上(※)』ならぬ『割烹石や』であったか!暖簾を間違えたと引き下がろうとする私の後ろから、「ちょっと、そこの旦那さん」とか細く上品な声が・・・「いや女将、申し訳ありません。ちょいと入る暖簾を間違えてしまいやした。失礼いたしやす。」と一声掛けた拍子にお見かけしたそのお顔は・・・あら?イモコさん、いや失礼設計士のイシムラトモコさんではないですか!ナニナニ、ご子息の卒園式の帰りでありましたか、なるほど。あっしはてっきりお店と時間を間違えたのかと思いやした。折角の着物姿に、奥に防火バケツが写りこんでしまい申し訳ないので数枚撮らせていただきました。

 

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着物の事はよく分かりませんが、それでも十分にイシムラトモコ・カラーが十分ににじみ出ています、さすがです!さすがに着物だといつもの過激さ(?)は影を潜め、おしとやかでござりました。何やら現場にも雅なムードが。どうしても高い緊張感を強いられる新築現場において、こういう華やかなサプライズがあると心が和みます。いつもこういう感じだと現場でのトラブルはまず出ないでしょう。という事で、これからは毎回着物でお越し下さい。

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ご自慢の帯止めに白ウサギが1羽。わかりにく~いところが粋なのでしょう。ウサギが横たわっています・・・。う~む、いと雅!何から何まで完璧にイシムラトモコの世界です。

20100320 現場で女将3実はこちらの現場は、松山市東垣生町にある『さくら不動産』さんの分譲地です。そちらをイシムラトモコ建築設計さんが設計されて、またまた弊社も関わらせていただきました。それで本日は、玄関に取り付けるカウンターの打ち合わせに参った次第です。こちらの現場を任されているのは、㈱もみじ建築の若き窪田法秀棟梁㊧。そのご活躍ぶりは、ブログ『はたらく石』をご覧下さい。乗松社長の指導が行き届いているのでしょう、ドラゴンハウス越智棟梁といい窪田棟梁といい実に丁寧に気持ちよく対応していただきます。ものづくりを『真剣に楽しむ』思いが伝わります。

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さて、カウンターですがいつものごとくご希望は擬音でおっしゃられます。ドバーッととかビシーッとか・・・大丈夫、翻訳できます。どちらにしても普通の物を提案したのでは軽蔑(!)されるので、考えました。『さくら不動産』さんが桜の季節に立てる家ですから、それはやはり桜しかないでしょう!かといってあまりに高価な幅広の桜を使っては芸がない。という事で、味わいのある『おフランスの桜』をご提案させていただきました。いわゆる『フレンチ・チェリー』は、北米産の『ブラックチェリー』よりむしろ日本の山桜に近い印象です。

20100303 桜の木言葉書3上の画像の手前はオイルを塗った部分で、濡れ色になって桜独特の色気のある艶やかな色合いになっています。まだ全貌はお見せしませんが、ただの耳付板とは違う粋な1枚です。玄関でかなりインパクトがあると思います。【木言葉書】の時にも触れましたが、パッと咲いてパッと散る桜の潔さは日本人の心象風景でもあり、新たな人生のスタートを踏み出す『さくら.house東垣生』にもっともふさわしい木だと思います。その滑らかな桜に触れるたびにこの季節を思い出されるのではないでしょうか。女将のお眼鏡にもかなったようでひと安心。窪田棟梁、後は任せしました!

20100320 現場で女将6そのイシムラトモコ建築設計さんの渾身の『ドラゴンハウス』が遂に完成しました!明日から2日間、現場にて展示会を開催されます。松山市久米窪田町で、㈱成武建設さんの事務所のすぐ北です。自由に見学できますので、お気軽にお越し下さい。当日はイシムラトモコさんも着物でお待ちしています(嘘)。私も21日の日曜日のみお邪魔して、木のご説明でもさせていただく予定です。門外不出であった内部の画像については、展示会の後でゆっくりと時間を掛けてご説明させていただきます。ネタが多過ぎて1週間ぐらい掛かりそうですが・・・ま、いいか!

20100320 前略おふくろ様※ 割烹 分田上(わけたがみ)・・・・無粋ですが、後で必ず尋ねる方がいらっしゃいますのであえてご説明しますと、倉本聰(脚本)と萩原健一が組んだ奇跡の大傑作『前略、おふくろ様』(1976)の舞台となった東京は深川の割烹。書き出すと説明にとどまらなくなりそうなので止めときますが、こういうのを『観ずに死んではいけない作品』と呼ぶのでしょう。いまだこれを超えるテレビドラマなし!このドラマの影響で、この名前を持つ割烹全国に多いというのもうなづける。




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