森のかけら | 大五木材


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20110629 「森の出口」への架け橋①早速「杉のトンネル」に入ってみましたが、さすがに大工さんが組み上げたものだけあって、大人が何人乗ってもびくともしません。皆さんが到着する前に、愛媛木材青年協議会の会員の岡慎治君と大成郁生君のご子息をモデルに撮影。少し前まではこういうイベントがあると、我が家の娘や息子も必ず参加していたのですが、部活やクラブ活動が始まり、日曜日といえども時間の調整がつかなくなってきました。独りの方がフットワークは軽いものの、やっぱり独りはちょっぴり寂しい・・・。

 

20110629 「森の出口」への架け橋②この日から遡る事1週間前、何も無かったこの傾斜地に足場丸太が組まれ、突如この不思議な物体が姿を現しました。かつて、メジャーリーガーで2mを越える長身の大投手ランディ・ジョンソンに対して、その人間離れした豪腕に敵意と敬意とユーモアを込めて「ビッグユニット」という愛称で呼んでいましたが、まさに久万の山に突如として現われたビッグユニットです。少し離れて見ると、Rに曲げられた杉板が骨格のようにも見えます。トンネルと言うよりは、空に突き出した発射台のような趣きが・・・!

 

20110629 「森の出口」への架け橋③自社が、端材をベースにした【森のかけら】などの小物の製作に力を入れている事もあって、余計にそう思うのかも知れないのですが、やはり木の素材感が前面に出た構造物、ビッグ・ユニットはそこに在るだけで心を惹きつけますな~。それでは、残りの板を参加者にはめ込んでいただきます。薄い板といえども、乾燥してしまうと硬くなって曲がらなくなります。瑞々しいオガ粉のついた杉板を親子で曲げて取り付けていただきます。普段馴染みの少ない、「木を曲げて使う」という感覚が新鮮です。

 

20110629 「森の出口」への架け橋④無事完成した後は、子ども達に中に入ってもらい。外からは保護者やスタッフ、報道関係者が一斉にカメラを向けます。最近の子ども達は、こうしてカメラを向けられて被写体になる事にも慣れっこなんでしょう。地元のケーブルテレ日ビも取材に来られていましたが、生まれた頃から周辺にはデジカメや携帯があり、「撮られる事」が日常化しているせいでしょうか。物怖じする事はありません。何事も慣れですね~。当日はこの作業中は雨に見舞われることも無く無事組み立てが終了。

 

20110629 「森の出口」への架け橋⑤これからこのビッグユニットをどう活かすが我々の腕の見せ所であります。 刻んだり、建てたりのハード面は「分かりやすさ」もあって、脚光を集めやすいのですが、それの利活用こそが重要であって、器が完成したことで満足してしまっていては、無用の長物になりかねません。これで何をするか?なんて事をあまり直線的に考えても仕方が無いと思います。イタリアの至宝・フェデリコ・フェリー二の映画に登場するような、意味のあるのかないのか分からないような巨大なセットや大道具のようにも見えるこのビッグユニット。どう使いこなすか次第で、森に迷い込む誘惑の入り口(!)にもなれば、新しい森の出口へと続く希望の架け橋ともなるのです。もはや私には後者にしか見えないのですが。この先に続く森の道が私の目にははっきりと見えております。「森の出口」に向かって加速度が増しております。やらねば!




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