森のかけら | 大五木材


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20110729 えひめの新しい森林物語・黎明篇①今年の夏は大方の予想に反して、猛暑も早やうちに終わるとか・・・。まあ最近の世界的な異常気象は慢性化していて、何が起こっても驚きませんが、熱帯夜が少なくて済むというのはありがたい事です。しかし一方で、夏はしっかり暑くないと困る業種の方もいらっしゃいますので、全てが円く納まるというのは難しい話です。まあ、どこにとっても「ほどほど」というのが一番良い事なのでしょうが、自然の摂理がかなり崩壊していて、バランス感覚が保てなくなってきているようです。何事もバランスが重要、木工もきちんと計ってまっすぐ釘を打たないと後々困った事になります。幼き頃より木工に親しんできた我が娘と息子達は、それなりに釘も打てるようになってきました。何事も自分でやってみる事が肝心ですね。もう飽きただろうと思うくらい木工していますが、これがどうも飽きない様子。

 

20110729 えひめの新しい森林物語・黎明篇②先日開催された愛媛木材青年協議会の「第32回児童木工広場」への参加は息子だけでしたが、今回彼が作ったのがこちらの「とんぼ」。いつも訳の分からないオブジェか、中世の巨大な剣を作って来るので、家の中でアートもどきが溢れかえっておりますが、今年もそうなりそうだったので、作りはじめに少しヒントを出してやるとオブジェがとんぼに変身しました。胴体は「」、目玉には「ラミン」の丸棒を使いました。尻尾の切り込みと、口を付けたのが私のアドバイス。まあ何とかとんぼに見えるのでは?

 

20110729 えひめの新しい森林物語・黎明篇③今の間だけでしょうが、何でも「お父さんの分」という事で、自分と私の分を2つをセットで作ってくれます。先程のが「親」で、こちらが「子」という事です。造型のシンプルさから家内や娘達にも「とんぼ」と認知され、家の外部の板塀に飾っていただく事が決定!親子で楽しく飛んでいる構図に収まりました。「木育」というと、つい大所高所に構えがちですが、基本に「楽しい」がなければ子どもたちの心には響きません。「楽しく学ぶ」ための仕掛け作りが大切なんだと思います。

 

20110729 えひめの新しい森林物語・黎明篇④そういう意味では、自分で考えて好きなモノを作る木工は最適だと思いますが、学校関係の方に聴くとそういう授業を組みたくても、指導する人、場所、材料、予算等の問題があって簡単ではないようです。そういう反動から、こういうイベントにたくさんの子供達が集まり(むしろ親も!)、その「モノ作り」の欲求をぶつけられるのかもしれません。そんな「木のファン」の皆様にお知らせ。木工体験とはちょっと違いますが、えひめイズムにおいて、明日7月30日(土)より8月25日(金)までの1週間、えひめの森林物語~森林からの愛顔あふれる贈り物~が開催されます。主催は愛媛県森林組合連合会さん。2回目の開催となりますが、今回のテーマは、「木のおもちゃ・知育玩具特集」という事で、愛媛発の木製玩具が勢揃いするようです。他にも愛媛の林産品の展示販売が行われます。

 

 

20110729 えひめの新しい森林物語・黎明篇⑤で作ったクライミング・ウォールもあるようなので、是非親子でお出掛け下さい。愛媛県森林組合連合会には、今年愛媛木青協に入会してくれた宮浦英樹君が居ます。『もりのちから』という事で、従来の枠組に捉われない新しい森の魅力・楽しさを模索されています。同会の菊池直子さんが女性の視点で日々更新されているブログの方も是非ご覧下さい。愛媛の森も大きく変わろうとしています。その切り口は、それぞれの立ち位置でいろいろあっても、最終的な出口は『木のファン』作りという点で合致していれば、きっと愛媛の森林の新しい出口が見えてくると信じているのです。




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