森のかけら | 大五木材


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20110913 1 松山市にちなんだ5かけら森のかけら240種の中から、1つテーマに絞って5つの樹種をセレクトした『森の5かけら』シリーズですが、ドンドン増えていっているのですが個別の紹介が間に合っていないのが現状です。よく、「どうやって(そんな馬鹿な事を)思いつくのですか?」と訊かれますが、突然降りてくるのです!5つのうち、大体2,3の組み合わせが出来ている物はたくさんあるのですが、あと1つ2つのパズルを埋めていくのがなかなか・・・楽しい作業なんですね~!最後の1種がパシッと決まった時の快感!

 

20110913 2 松山市にちなんだ5かけら少しずつ個別にご紹介していくつもりですが、とりあえず最新作が出来たのでこちらからご紹介。完成したモノの中には、後から時間をおいて改めて見てみると、正直自分でももう少し何とかなったのではと思うモノもありますが、その時点でのベスト・パフォーマンスとご了承下さい。一度考え始めると不思議に芋づる式に4つも5つも構想が浮かんでくるのですが、最後まで完結するのは1つか2つ。考えてる時は仕事も手につかなくなるので、しばらく間を空けてから考えるようにしています。

 

20110913 3 松山市にちなんだ5かけらさて、前置きが長くなりましたが今回作ったのが、こちらの『松山市にちなんだ5かけら』。構想が浮かんだ時には、もう嬉しくてたまらず、それをどこで売るかなんて考えずに作ってしまいます。悩みに悩んで組み合わせたのは、「椿」、「赤松」、「一位」、「」、「」の5種。最後の1つがどうしても埋まらなかったのですが、突然閃きました。いつも高いアンテナ上げて磨いておかねばなりません。それではネタばらしにもなりますが解説に移ります。松山と深い関わりのある5種類の木です。

 

20110913 4 松山市にちなんだ5かけらまずは、「椿」。松山市の市花でありますが、姉妹都市でもあるフライブルク市、サクラメント市共にこの木が市花です。松山市内の案内板や看板、マンホールなど多くの場所で椿のデザインを見る事が出来ます。続いて「赤松」は、松山市の市名の由来となった木でもあり、長寿でとても縁起の良い木です。また「マツ」は愛媛県木でもありますが、愛媛県の場合は「赤松」か「黒松」のどちらかに特定はしていません。他県では特定している県が多いのですが。とりあえず内陸に多い「アカマツ」を選択。

 

20110913 5 松山市にちなんだ5かけら一位」は、この木で作ったシャクを手に持つ聖徳太子が、道後温泉とゆかりがある事からです。596年にこの地を訪れた聖徳太子が病気療養のために道後の湯に浸かったという話が、伊予国風土記逸文に記されています。そして、松山といえば外せないのが「」。言わずと知れた郷土の俳人・正岡子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」より。最後は「」。昔、松山市役所付近には榎の木がたくさん植えられていて、その辺りを「榎町」と呼んでいました。神通力をもつ狸が、ここの榎の大木に棲みつき、やがて祠が祀られるようになったとか。

20110913 6 松山市にちなんだ5かけらその伝説の榎は明治44年に伐採されましたが、現在は八股榎大明神が祀られています。この5種で『松山市にちなんだ5かけら』です。自分なりには結構気に入っています。当然異論もおありでしょうが、人それぞれにスタンスが違います。こういう事を考える事で、木と人との関わり方や、木の逸話や秘められた物語の紐を解く契機になるのではなれば幸せです。この5かけらですが、本日より販売を開始いたします。松山観光のお土産などにいかがでしょうか。

 

¥2,625(¥2,500+消費税)/1セット

配送につきましては、『エクスパック500』を使いますので全国一律¥500です。
一度に5セットまでは同封出来ますので、5セットまでは¥500とお考え下さい。6セット~10セットまでは送料¥1000。以後、5セット単位でプラス¥500とお考え下さい。

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