森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20110914①天の海に月の舟浮けかつら酔い先週末に、ミセスホーム㈱さんの業者会・ミスター会の恒例の観月祭&いもたき会が開催されました。いつもの砥部の河原で行われますが、数週間前は台風のため重信川が増水し、この河原全体が水没していました。あれからすっかり水は引いたとはいえ、観月祭の時期にこれほど増水していたのは初めて。私たちのすぐ横を勢いよく水が流れていました。日が沈むと河原の電燈に灯が点り、いい雰囲気を演出してくれます。生憎風がなくてやや汗ばむスタートとなりましたが、こういうものは「気分」です。

 

20110914②天の海に月の舟浮けかつら酔い本年度当ミスター会の会長を拝命しておりますが、年末が総会ですので残すところあと3ケ月と少し。早いものです、あっという間に今年も終盤が見えてきました。この観月祭、主役はどちらかというとお月様よりもいもたき&お酒の方ですが、やはり綺麗なお月様がないと風情が出ません。満月に一番近い週の週末に開催されるので、今年は月の巡り会わせで例年より少し早めの開催となりました。いずれにせよ、これで本年度の予定の行事は無事終了です。

 

20110914③天の海に月の舟浮けかつら酔いこのあたりではこの時期普通に各所で「いもたき会」が開催されていますが、他の県では珍しいとか。いもを炊くとう表現も独特なのかもしれません。木の名前同様に、所変われば品変わるです。若い頃は食べても食べても食べ足りませんでしたが、最近はすっかり小食になってしまったようで、酒量もすっかり減ってしまったよう・・・。家ではほとんど飲みませんので、耐性が弱くなって酔いやすいた体質になってしまったのでしょうか。すっかりお腹も膨らんだ頃、北の夜空に花が咲き始めました。

 

 

20110914④天の海に月の舟浮けかつら酔い観月祭という事で花火も打ち上げられます。約1時間夜空にひと時の賑わいを演出。ようやくそよ風も出てきた頃に会も粛々と終了。次第に朝晩が涼しくなってきて、ようやく夏の終わりが始まったようです。主役の座をすっかり花火に奪われてしまったお月様ですが、月と木の話を少し。以前にも『今日のかけら』でアップしましたが、月と深い関係があるのが『』の木です。中国の古い言い伝えによると、月には三百丈(約900m)とも五百丈(約1500m)とも言われる超巨大な桂の木があって、この木が茂ったり枯れたりするたびに、月が満ちたり欠けたりするとか。それどころか月そのモノが桂の木で出来ているという説もあるほど、月と桂の関係は深いのです。日本においても『源氏物語』で、桂は月の代名詞にも使われています。万葉集においても「天の海に月の舟浮けかつら梶」という歌があります。月の風情もすっかり酔いの中。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Scroll Up